侠客行 第15週 第16週

先週は、どうにもこうにも書く気になれなくて、1週分、すっ飛ばしてしまったわけですが……

さて。


凌霄城へ行けば殺されるかも~。
石中玉(せき・ちゅうぎょく)に泣き付かれた叮叮璫璫(てぃんてぃん・たんたん)、石破天(せき・はてん)こと狗雑種(のらいぬ)クンに身代わりを依頼。
元々、観音様と慕う閔柔(びん・じゅう)のためにもと、一度は身代わりを申し出た狗雑種クンのことですから、それに否やはありません。もう一度石夫妻に申し出て――と云うのを、そんなことをしても、また断られるだけという叮叮璫璫の言葉で、こっそり入れ替わることになります。

が、ここでの叮叮璫璫、原作と違って本当に一緒にいるうちに、狗雑種クンに情が移ってしまったようで、何やらしおらしい(でもまあ、人間である以上、それが普通でしょうね)。
その分、中玉の、入れ替わりがバレないようにと、喉が腫れて声が出せなくなる薬を用意するとかの、妙なところだけ小知恵の回る周到さと身勝手さが、本当に憎ったらしい。
(しかし、その薬、原作では叮叮璫璫が用意したので、まったく不思議に思わなかったけど、中玉はどうやって手に入れたんだろう?)

と、こうして、まんまと狗雑種クンと入れ替わった中玉ですが、長楽幇からの脱出は、貝海石(ばい・かいせき)に阻止されて失敗。
でもって、あれは入れ替わりがバレたか、ばれないまでも疑われたな、きっと。

一方、狗雑種クンが息子になっていることに気付かない石夫妻(少しは違和感を感じろよ~と思うんですが、感じないのね(~_~;)
雪山派の面々とともに、狗雑種クンを伴い凌霄城へ。

ところが、その凌霄城では異変が起きていて、何やらかやらで武芸の天狗になったはずの掌門の白自在(はく・じざい)、儂は天下一だなと確認しつつも、些細なことで癇癪を起こし、おかげで犠牲となった弟子は――一応、数は把握されているようですが、相当数に上り、ついに堪りかねた兄弟弟子たちが反乱を起こし、策を持って白自在を幽閉、で、誰が代わって掌門になるかと、醜い争いを繰り広げています。

と、いうところへやって来た石夫妻たち、何やら異変の匂いを感じ、中玉のこともあって用心を――って、『シルクロード英雄伝』でもそうだったんですが、向うでは髪に挿していた簪、そのまま酒や食べ物の中に突っ込むんですね。
日本だったら多分、懐紙か手拭いで拭いてから、毒の有無を調べるんだろうなぁと、このあたりも習慣の違いのようなものを感じてしまいました。
が、こうして用心をしていても、相手をしたのが石清(せき・せい)の義兄弟で、清廉で生真面目な人柄の封万里(ふう・ばんり)とあって、油断したんでしょう。3人ともが薬を盛られ、気がつけば狗雑種クンは枷をかけられて、牢というか、カギのかかった部屋の中。

ですが、赤ん坊も3年経てば3つになる。5歳児も3年経てば8歳になる(なんのこっちゃ?)
ので、いつの間にやら知恵付いたのか、石夫妻を助けたい一心で、火事場の馬鹿力風に知恵が働いたのか、食事を運んできた牢番を捕え、しかも騙されないように、先に自分の枷を外し、逃げられないように相手を確保しておく賢さまで見せて、牢を脱出。
ですが結局何やったかというと、ほとんど何もやっとりませんな(^▽^;)

石夫妻が捕らわれている――と思って入った部屋には、自分は好きでここにいるんだ! という妙な爺さま――これが鎖につながれた白自在なんですが、狗雑種クンがそうとわからないのは当然ですが、雪山派の掌門、自分の孫弟子で、孫娘の仇でもある石中玉の顔、知らなかったんですかね。(弟子や孫弟子の数が多いと、そういうこともあるのか?)
ともあれ、、首をかしげつつも、出て行くことになるし。

で、そのまま屋外へ出て――なんと、誰かと戦っている最中の史婆婆と阿秀に再会。
(で、2人がどういう理由で、どこをどう通って凌霄城へ戻って来たかというのは、多分どこかの棚に放り上げられたまま、永久に忘れられるんですな)

手柄を立てれば阿秀を娶らせてやるぞと言われ、大喜びで承諾する狗雑種クン。
(だから、叮叮璫璫への気持ちは何だったんだ!? って、突っ込まれるわけですね。というか、良くも悪くも一人の女性にひたすら一途な古龍モノの男性陣を見ていると、本当に、なんなんだ、この子は~~というか、この子の辞書に誠意とか一途とか――あー。字が読めないんだったか(^▽^;)

ですが、まずは助ける相手を石夫妻と勘違い(人の話は、最後まで聞こうね)。
さらに――と云うか、何やかやで結局は阿秀と一緒に静観してたんだよねぇ、白自在の兄弟弟子たちの醜い掌門争いを。
で、結局その争いに収集を付けたのは、またしても侠客島の善悪二使。
というか、腕の立つものが掌門になればいいという2人の言葉を利用した上、雪山派の掌門の座には、もれなく侠客島への片道切符(噂によればあの世への特別優待券付き)がついてて来るが、それでもいいかと脅した上に、内功ではおそらく天下無双の狗雑種クンを対抗馬としてあてた史婆婆。
で、結果、掌門となった狗雑種クンに、掌門の座を譲れと迫ったのは、原作によれば孫娘の婿殿を、侠客島へやるまい――老い先短い自分が身代わりになろう、という情けだったそうですが、

更には石中玉の裁き――罰として腕を落とされそうになった狗雑種クンが、正体を明かしたうえ、身代わりになった理由と経過を事細かに話して、結局幕――と云うか、考えたら雪山派の皆さん、またまた中玉を探しに行かなきゃならないことになりませんかね?
それとも、阿秀が無事に戻ったからいいのか?
これも何やら、史婆婆の言葉でおさまったようだし、

閉じこもっちゃった白自在には、内功で勝る狗雑種クンを当てることで天狗の鼻をへし折り、まあ、阿秀が無事だったことと、史婆婆が戻って来たことも大きいんですが、おかげで白自在もかなり普通の状態に戻って来たようですし、

これならいっそ、名目じゃなく、本当に史婆婆が掌門になって雪山派を取り仕切った方がいいんじゃないですかね(笑)

ともあれ、それやこれやで、こちらは一旦は落ち着いたようですが、落ち着かないのは狗雑種と入れ替わった石中玉。
このままでは、折角入れ替わったものの、長楽幇の幇主として侠客島へ送られてしまいますからね。
何とかしなきゃ~~と、侍剣を口説き落として脱出の手引き――でもさせるのかと思ったら、押し倒してどうする、押し倒して。しかも白昼に! ヾ(~O~;)

そのせいで――ほら見ろ、貝海石にまで入れ替わりがバレただろーが。

しかも、性懲りもなく、今度は女装して侍剣の部屋までやってくるって、まったく何を考えて生きてるんだか。
(しかし、あの派では女ものの服は、どうやって手に入れたんだか(^▽^;)

一方、長楽幇のことを思っている、ちょっといろいろありそうだったけど、それなりの善人に思えた貝海石、実は何やら恐ろしげな本性を隠していたようで、何を思ってか下っ端AB(ん? 甲乙だったかな?)に、賞善罰悪令を50(だったかな)集めて来いと命じるやら、前幇主を案じてやって来た展飛(てん・ひ)を、どこぞのダンジョンのようなところに閉じ込めるやら。
――って、このあたりは水増しのオリジナル部分なので、もう、何が何やら(^▽^;)

そうして、おそらくは叮叮璫璫が石中玉を助けだしに来るだろうからと、貝海石が強化させておいた見張りの網に、まともに叮叮璫璫が引っ掛かって――と云うところで、次週に続きます。

――って、4集分のレビュー、3ページちょいで済んじまったぃ(^▽^;)




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コメント

先週の解説をお待ちしていましたが残念です
何度も今日まで訪問してました(>_<)
でも今回の解説で私もなんとかあらすじに
ついていってる感じになってきたようです
なんで貝さんは50個も鬼のあれを木っ端に
命じたのでしょうか?
あと木っ端の異様な動きをする片割れはキモイですね
漢の時代とか昔の中国にいたカンガンみたいな
役どころでしょうか? 貝の夜のお供とかするのかな?
^_^;

大仏 さんへ

> 先週の解説をお待ちしていましたが残念です
> 何度も今日まで訪問してました(>_<)

わぁ。それは、申し訳ありませんでした。
15週のあたり、原作では好きな部分なんですが、少し、そちらと内容が違ってきているせいもあって、
さて、どうまとめたものか~~と迷っているうちに、こうなってしまいました。

> なんで貝さんは50個も鬼のあれを木っ端に
> 命じたのでしょうか?

ここは、ドラマオリジナル部分なので謎です。
が、いずれは解き明かされる、と思います。

> あと木っ端の異様な動きをする片割れはキモイですね

ですね~。
彼らもオリキャラなんですが、どういう路線を狙ってああいうキャラにしたのか、
製作者の意図も謎です(~_~;)

> 漢の時代とか昔の中国にいたカンガンみたいな
> 役どころでしょうか? 貝の夜のお供とかするのかな?
> ^_^;

あはは……。
だとしたら貝大夫、相当趣味が悪いですね。
(宦官もピンキリで、若い美貌の宦官は、男装の麗人を思わせるそうですから)

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