秋水長天

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侠女闖天関 第2集

この第2集、ひょんなことから剣萍と若寒が子育てをする羽目になる17集と並んで、大好きな回です。
何故かというと、

2-1_20130908164436442.jpg
こういうシーンがあるから――ばかりではありません(笑)
しかし若寒、ここまで接近してて、剣萍が女だって気が付かないのか? と思ったら、ちゃんと代名詞が她(彼女)になっておりました。


さて。



陸剣萍にどこへ行くのかと問われた水若寒、京城を出て、どこかに住み着けそうな土地を探しに行くのだと答えます。
この京城には全く寄る辺がないんだねと、少し悲しそうな剣萍、一人きりで京城で暮らしてゆくのは容易なことじゃないからという武媽の言葉に、

「そういうことなら、家へ来ればいい。一人くらい食い扶持が増えたって、どうってことは無いんだから」

それは――とためらう若寒でしたが、そうさせてもらえばいいという朱玉龍の言葉もあって、好意に甘えることにします。
(で、「大好了」と喜んだ剣萍が、ガッツポーズで突き上げた拳が、後ろにいた武媽の顎にゴンー☆ とか、随所にこういうギャグが入っています(^m^)

と、ここで、
「それでは施主。お元気で」
小龍たちが別れを告げたのに、施主、施主って、なんかヤだよねと言った剣萍、この際だからみんな綽号(あだな)で呼び合わないかと提案。

何かとお説教めいたことを言う小龍は、頭の古い人を意味する老古董をもじって『小古董』。
小福は見た目のふくよかさから『小肥球』って、結構ひどい綽名だな(^▽^;)
朱玉龍の『大買六』の買は商人の意味があるそうですが、全体の意味ではどうなるんでしょうね。
そうして水若寒は、無口な人を意味する『悶葫芦もんふーる』となりましたが、これって他に、謎とか不可解なことという意味があるそうで、実に巧みなネーミングですね。
(これがまた、この綽名で気が付いて、気を付けてみたら、燕逍遥以上に無口だったという(^▽^;)

で、最後に残った陸剣萍、
「陸大侠、陸英雄、陸帥哥――何にしようかなぁ」
というところを、小龍、小福、朱玉龍までが揃って、

『泥鰍!』

「えーっ!? ちょー宇宙級美少年の、この陸剣萍が泥鰍―!?」
とか、剣萍、文句を言っていましたが、ともかく、そういうことに決まりました。
(で、さすがに若寒は口を挟まなかったけど、ちょっと笑ってた。というあたりも、それぞれの性格が出てて面白いです)

そうして若寒を伴って陸家へ戻って来た剣萍と武媽でしたが、老爺がお戻りですよと使用人に告げられ、
「ちょっと父上に怒られてくるから。あなたのことは、それから話をするから」
「怒られるって、どうして?」
「習慣、習慣。気にしないで」

というわけで、お父上、陸鼎文さんのお説教。
男姿を許しているのは、お前に男並みの教養を身につけてほしいからだ。
亡くなったお前のお母さんは、江湖の出身とはいえ、文武を兼ね備えた、それは見事な女侠だった。なのに、お前ときたら、遊びほうけてばかりで。
これでは私は、あの世のお母さんに顔向けができないではないか!!
と、お説教されている間、おとーさんの顔がこちらを向いている間は、神妙な顔つきを作ってますが、おとーさんがあちらを向いた途端に、お説教の口調に合わせてポーズをとってみたりする剣萍。てコトで、いかにこれが習慣化しているかがわかりますな(^▽^;)

で、いつものように頭を下げてやり過ごせば――と思っていた剣萍に、だから――と、おとーさんが言いつけたのは、7日間の外出禁止と、その間の『八百篇大字』の書写。論語の暗記(だと思う)。更には、武芸の修練と、琴の稽古も怠ってはならんぞ。7日が過ぎたら、私が直々に試験をする。
ということになりましたが剣萍ちゃん、懲りた様子もこたえた様子もありませんな(^▽^;)

んで、若寒のことについては、剣萍の家庭教師的扱い――と云っても、師匠じゃなくて、昔でいうと、住み込みの書生が坊ちゃん嬢ちゃんの勉強を見るとか、現代なら、大学生のバイトとか、そんな感じで、逗留を許されることとなりまして、
成功したでしょと、若寒の肩をポンと扇子で叩いた剣萍、

「お母さんのいない可哀想な剣萍には、この世で頼れるのは武媽一人」
ぴとっ、と武媽に抱き付きまして、
「『八百篇大字』の書写なんて、やったら憔悴して死んじゃうよ。武媽、助けて」
「駄目」
「助けてよ~」
「駄~目」

てコトで、次のシーンで剣萍が筆を持ってたので、諦めて書写をやってるのかなと思ったら、文字の方は武媽に書かせて、自分はその筆で、たれ・・を塗りながら焼肉を焼いてたりとか、
(字を書く方は、途中で若寒に交代してましたが、筆跡の方は大丈夫なのかな?)

剣戟の音が聞こえて、おお、娘は武芸を頑張っているとおとーさんが喜んだら、二階で3人で鍋物をつついてるとか(剣戟の音は、武媽が包丁で何かを切ってる音だったりとか)万事この調子。

で、私的に特にウケちゃったのが、この後の2つで、まずは剣萍が飛鏢というか、わかりやすく言うと短剣投げですが、その練習をおとーさんに見せるところ。
先ず下準備として、板を立てたところに若寒を連れてやって来た武媽。見ての通り、ところどころにこうやって穴があけてあるから、お前さんは板の後ろに隠れて、合図があったら、その穴から剣を突き出せと。そうすると、投げた剣が刺さったように見えるというんですが。
まずは練習と云うんで、言われたとおりに後ろに隠れた若寒、合図と同時に剣を突き出したんですが、ちょっと出て来いと言われまして、
(これが、「こら、こら、こら、こら」と聞こえるから面白い)
「剣がこういう風に柄の方からこっちを向いて飛んでくるか? 逆だろうが?」
(いや。多分言われたら私でもやると思うんですがね、穴から剣を突き出せと言われた若寒、素直に刃の方を穴に突き刺したわけで)
もう一回、やり直しと言われて、今度は成功。
ですが、考えたら、合図に合わせてあけた穴から短剣の柄を突き出す、それも投げて刺さったように見せかけるって、これができるということは、大した武功なんじゃないのかな(笑)

ともあれ、準備完了と武媽に呼ばれて出て来た剣萍、さあ、やりますよと目隠しをします。
で、この目隠しがまた、めっちゃ笑えるんですが――と云うか、このあたりの話は、言葉がわからなくても見ればわかりますので、文末にリンク張っときますので、見られる環境の方は、ぜひぜひご覧になってください。
(BGMだけでも絶対にウケるから)

で、目隠しなんて危険じゃないかと、向うで眺めて云うおとーさんに、気が散るから黙ってと言った剣萍、武媽の鳥の鳴きまねで、位置を探る振りをして――上記の種と仕掛けですからね、これが百発百中――のハズだったんですが。
最後の、烏の鳴き真似の語尾が妙に跳ね上がったかと思うと……
「百発百中」と、自慢げに剣萍が目隠しを取り、
「少爺の飛鏢の腕はお見事ですねえ」「うん、うん」と、おとーさんと家令が立ち去り、
誰もいなくなったところで、出て来いと武媽が若寒を呼びつけ、
「何処に向けて突き刺してる!?」
「? 剣は?」
「剣はぁ? 剣はここだ!!」
くるりと後ろを向くと、お尻の真ん中に、まともに突き刺さっておりまして――これだけ、刃の方を先にして突き刺したんだな、若寒(^▽^;)
そうして、短剣を抜こうとした手を払いのけて、向うへ行っちゃう武媽を見送る若寒なんですが――終始淡々としてるというか、戸惑ったままというか――な若寒の反応が一番笑えました。
(普通、自分の突き出した剣が相手に刺さってたら、もうちょっと慌てるもんね)

それと、二階の部屋で、おとーさんに見えるようにして、見事な琴を奏でている剣萍に、武媽が差し入れを持ってやってくるんですが、話していると、後ろからもう一本手が出て来て、武媽の頭を撫でる。
で、驚いてみてみると、剣萍の後ろに隠れた若寒が、両手だけを出して琴を弾いてた――って、考えたら相当器用ですが(笑)
これが、カメラアングルが代わったら、ひょこ・・・、という感じで“いた”のと、なんだか楽しそうな表情をしてるんで、可愛い~、というか、瞬間、小動物を連想してしまいました(^▽^;)
この回が大好きなのって、多分このシーンのせいでしょうな。
2-2_20130908164438e9a.jpg
(しかし、我ながら、妙なところがツボだ(^▽^;)

で、厳しくはしても本心は娘が可愛い鼎文おとーさん、そんな娘の様子にコロッと騙され、墓陵の鍵の一つを取り出して、剣萍もお前のような女侠になる日も遠くない。『大公天書』を手に入れて皇帝に奉ってくれる日も遠くないだろう。そうしたら、私は安心してお前の傍へ行けると、亡き妻の霊に話しかけておりました。
が、その様子を窓外から密かに窺う影は――水若寒だってはっきりわかる。あの髪型は、そのためだったんですな(^▽^;)

……と、そんな日々の中、ふとしたきっかけから若寒に笛を習い、ともに街へ出かけ、郊外で若寒の奏でる琴を聞き――次第に、彼への恋心を募らせる剣萍。
対する若寒の方も、本当にさりげなく、相手にさえわからないように人助けをする剣萍の優しさに、好意を抱いた様子――だよねぇ。
と云いますか、裏側に東廠の殺手という顔を隠していても、剣萍に向けた笑顔は偽りであってほしくないと、これは願望ですな(笑)
2-3.jpg

ですが、7日目が到来し、父の出した問題にまったく答えることのできなかった剣萍、さらに、これを写せと言われた紙に書いた文字は、韋小宝(鹿鼎記)の例の絵とどっちがましかというシロモノで、必然的に――これまでのあれこれが、武媽に助けられてのイカサマだったことがバレてしまいます。
そうして、そのうえ、
「武媽は琴が弾けんな。あの琴は誰だ?」
問い詰めるおとーさんに武媽、
「水若寒。…水若寒です」
言わないでと剣萍が止めたにもかかわらず、話してしまいます。

で、剣萍の手助けをしたことをおとーさんにとがめられた若寒、そのことについては自分が誤っていましたがと、言葉を返します。
「老爺の言われるように7日間で論語を全て暗唱し、『八百篇大字』を書写し、武芸に琴の修練など、全部が出来たら常人ではありません」(ちょっと意訳)
そうして、剣萍の頼みで陸鼎文が再度の逗留を許したにもかかわらず、彼女にこれまでの好意を謝して去ってゆく若寒。

二人で描いた――若寒の描いていた梅の絵に、剣萍が赤い色を付け、二人の拇印を落款の代わりに押した絵を持って、後を追う剣萍。
ですが、途中で転んでその絵を川に落としてしまい――
「あなたの落款をまだ書いてもらっていない」
慌てて拾い上げたそれを手に、追いついた若寒に声をかけますが、はっと気づいて広げてみれば、水に浸った絵は、墨がにじんで無残な有り様。
それを悲しみながら、
「気にしないで。あなたの絵は、私の心の中に掛けてあるから」
言う剣萍。
「では、わたしの落款は、あなたの心の中に」
言って去ってゆく若寒。
背を向けたまま絵を抱きしめる剣萍の目から、大粒の涙がこぼれます。

一方、少林寺(別院だそうです)へ戻った小龍と小福ですが、この子たちの大師兄にあたる無極という坊さんが、これが別口の無極君とは違って狭量で意地が悪くて――う~ん。喩えて言うなら鹿清篤か趙志敬ですかな(って、神鵰侠侶を知らん人には、さっぱりわからんん喩えだな(^▽^;)
兎に角ある時点までは、この大師兄が憎ったらしくてしようがなかったんですけどね。

で、経験のために托鉢に出したので、喜捨をもらえなかったとしても、それは構わんよと方丈に言われた幼い2人が、なんと金子で三百両という大金を持ち帰って面目を施したのが、面白くありません。
(しかし、この三百両の金子って……。何か、ワンエピソード割愛されてる気がする(^▽^;)
何やら問答を仕掛けた上で、それは違うと2人を打擲。
度が過ぎて、反撃されてひっくり返った所へ方丈たちが来合せたので、これこの通りと言いつけ、おかげで2人、食事抜きの上で、規定量の水汲みと薪運びという罰則を受けてしまいます。

が、密かにこの様子を見ていたのが、お寺の屎尿の処理を請け負っている、宋隐娘と云う、どこか冷たげ――と云うか、とげとげしい印象の女の人。
お腹を空かせている2人のために、こっそり食べ物を運び、一旦は断った2人が、やっぱりと食べている様子を影から窺って、にっこり。
案外、いい人だったりします。

一方、船で川を渡った水若寒は――と云うところで3集へ。




  侠女闖天関 第2集

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| 侠女闖天関 | 2013-09-08 | comments:2 | TOP↑

第二集を見させて頂きました(^-^)

いやぁ~かなり面白かったです(笑)

永楽~みたいに悪乗り風の喜劇じゃなくて、イタズラっぽさを含んだお茶目な乗りの喜劇で楽しかったです。
それに、笑いと萌が上手い具合に融合して正に私好みです!!

それと短剣を投げるシーンのBGMにはウケました(笑)
あの音楽をここで使うなんて…
軽快だったけど、あれは笑いのシーンで使う様な曲じゃないですよね(^^;
あっちの方々はあの音楽が喜劇っぽい感じの曲に思えるのかな?

でも、色んな面で面白い作品です。(゜∇^d)!!
レビュー楽しみにしますね。(^^)(げど無理なさらなで下さいね)

| 矢神由香 | 2013/09/08 19:47 | URL |

由香 さんへ

早速見られましたか。
ね。ね。お勧めするだけのことはあるでしょ (^^)

で、やっぱり『永楽英雄伝』と比べられましたか。
実は私もなんですが、喜劇とはいえ、この差はなんなんでしょうね~と思ってしまいます。

> それと短剣を投げるシーンのBGMにはウケました(笑)
> あの音楽をここで使うなんて…

でしょ。
あの音楽が耳に飛び込んできた時には、思わず、え~っ!?(@@;)))

>軽快だったけど、あれは笑いのシーンで使う様な曲じゃないですよね(^^;

いや、いや。あれもテンポを変えれば、結構コミカルに聞こえますからねぇ。

> あっちの方々はあの音楽が喜劇っぽい感じの曲に思えるのかな?

日本人のように先入観がなくて、純粋に曲だけで聞くと、そうなのかもしれませんよ。

> でも、色んな面で面白い作品です。(゜∇^d)!!
> レビュー楽しみにしますね。(^^)(げど無理なさらなで下さいね)

はい。ありがとうございます。
蕭十一郎の時のように一気呵成じゃなく、のんびり、楽しみながらやってゆきたいと思っています。
(と言いながら、やり出すと、これがね~(^▽^;)

| rei★azumi | 2013/09/09 06:11 | URL |















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