秋水長天

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侠女闖天関 第3集

POが終わって本編が始まったら、いきなりこんなシーンで驚かせてくれた第3集(~_~;)
3-1_2013091120323695b.jpg
ここもワンエピソードというか、数カット抜かれてますな、多分。

で、勝手に話を作ってみますと――





船が岸に着いたところで、

 玉笛を腰に納め、水若寒は岸に降り立とうとする。
 刹那――
 背後から殺気をはらんだ疾風が――
 否。疾風の速度の刃そのものが、襲い掛かった。
 ふわり。その風に、体のこなしに遅れて舞った数本の頭髪を与えておいて、若寒は身を躱す。とん――と岸に降り立った時には、その右手には秋霜を思わせる細身の刀が握られている。
 この中原では苗刀と呼ばれる武器の手本となった、東洋の太刀である。
 間髪入れず襲い掛かってくる敵の、刃を躱し、受け止め――その何合目かに、若寒の刃がくるりと翻り、相手の笠を撥ね飛ばす。
 ばさり。
 笠の後を追うように、長い黒髪が翻り、そうして、顔を隠した布の下から現れた顔は、
師姐あねうえ
 言った若寒の口調にも表情にも、一切と言っていいほどに、感情と云うものが欠けていた。
 東廠の殺手、玉笛公子の、これが本来の貌である。
「やはり、お前には敵わない。武功でも、心の面でも」
 船頭の装束を脱ぎ捨て、本来の扶桑人の姿に戻ると、女――雪子は若寒に寄り添った。

という感じですかね(笑)

というわけで、若寒にくっついているのは、扶桑での修業時代の姉弟子の雪子さん。
修業時代はずっと一緒にいて仲が良かったようで、雪子の方はその感情を引きずって、なおかつ、成長した師弟に対して恋情も抱いているようですが、若寒の方はねぇ、くっついてくるのには任せてるんですが、結構鬱陶しがってないか?
陸剣萍に対しては、色々と人間らしい表情を見せるのに、雪子に対しては、ほぼ終始冷淡。この差が、なかなか面白いです。
(んで、修行時代に比べてお前は変わったと雪子は言うんですが、そりゃぁねぇ。わずか10歳で、たった一人で異国へやられて、過酷な修行の日々で、身近に年齢の近い女の子がいて面倒を見てくれたら、そりゃ懐きますよね。かといって、それがそのまま恋に移行するかと云うと、これは人様々だから~)

というところへ、若寒の義父である東廠(とうしょう)廠公の曹佑祥が現れ、若寒が陸家の『太公天書』の鍵の所在を調べてきたことを確認。今夜、奪ってくるようにと命じます。
んで、この曹佑祥というのが、いかにも宦官らしく声を少し高く作っていて、陰険そうな、いかにも悪役ですってキャラで、若寒に対しても鷹揚に振舞ってはいるんですが、義理の父子とはいえ情が通ってる感じがしないんでね~~若寒が任務失敗するたびに、処罰されるじゃないかとハラハラさせられます。
(してるのよ。結構。失敗 (^_^;)
で、若寒の方も、救われて育てられた義理と恩義、あと、この人は忠臣だと信じているから従ってるわけですが、情――はともかく、普通の部下と上司の間の親しみさえ感じられないですねぇ。

というのは兎も角も、その夜となりまして――

こちらは自室の陸剣萍。何やら勉強させられている(そういえば中国語の勉強って、無理に強いるって意味でしたっけ?)ようですが、身が入っておりません。
というところへ聞こえて来た琴に音に、
「もしかして、若寒が戻って来た!?」
窓から身を乗り出すようにして覗き込んだ目に飛び込んできたのは、なぜか床で寝ている武媽の姿――って、倒れているわけですが。
と、不意に飛び出したくしゃみで剣萍、何か薬物が使われたことと、曲者の侵入を悟ります。

その曲者――覆面で顔を隠した若寒なんですが、武媽を薬で動けなくし、鼎文おとーさんを縛り上げたうえで、ここン家の鍵の隠し場所は、琴の音で開くようになってるんですね。んで、この間の調査で(というか、江湖の作法の立ち聞きで(笑)それを確かめてあり、あっさりと鍵を奪い取ります。
(実は、最初に見た時は、おとーさんを殺しちゃうんじゃないかとドキドキしましたが、そうじゃなくて、なんか心底安心しました(笑)

という一部始終を物陰から見ていた剣萍、当然曲者が若寒とは知らないし、気づきもしないわけで――何をするかと思ったら、山のようにネズミ取りを持ってきて仕掛けます。
(蕭十一郎の方の泥鰍も同じことをやっていたので、思わず笑っちゃいましたよ。しかし、これだけ大量のネズミ取りがあったということは、過去にネズミの大量発生があったかな? 書物に取ってもネズミは天敵だと言うしなー)

が、二枚目は大抵こういう仕掛けには引っ掛からないことになっていて(笑)
軽功を使ってその場から逃れようとする若寒に向け、目潰しらしい矢弾が放たれ、
「弾指神功?」
いえ、いえ。パチンコです(^▽^;)
が、そう錯覚させる剣萍って、なかなかの腕前ですが、
それを二指で挟み止めて打ち返す若寒の武功ときたら(笑)
しかもネズミ取りの真ん中に落っこちかけて、指二本で倒立って(^▽^;)
(これ、実際はワイヤーで吊ってるんでしょうが、『侠客行』の時の封万里大師兄の、吊られていることまるわかりの不自然きわまる片腕倒立に比べて、実に自然でバランスの取れた倒立でした。って、比べる方が失礼ですな)

んで、打ち返された弾に驚いた剣萍が、逆にネズミ取りに引っかかっちゃったあたりはお約束。
で、剣萍のお尻に軽くけりを見舞っておいて、逃走しようとした若寒を、
「武媽ぁ」
剣萍の声で、自力で毒を抜いて駆け付けた武媽が阻止しようとします。
(ここの若寒の刀の構え方、同じ人が演じているから当然とはいえ、蕭十一郎の最終回の、あの大立ち回りを思い浮かべてしまいました。『シルクロード英雄』の時はそうじゃなかったのに、なんでだろ?)

でもって、指2本で白刃を挟み止めると云うのも、そのまま折っちゃうというのも、もはや武侠ではお約束ですが、
(思わず「やると思った」って、口から出たもん(笑)
刀を折られ、武媽の放った手裏剣を胸に受けながら、かろうじてその場を逃れた若寒でしたが、その手裏剣には東洋の劇毒が塗られており、血道を塞いで毒が回るのを止めた若寒、入り込んだどこかの小屋で、気を失うように眠りに落ちます。

が、そこへやって来たのは、小龍小福の2人の少年僧。
実は2人、知らないうちに誰か(って、宋隠娘以外に誰がいるかってんですが(笑)が、言いつけられた薪割と水汲みをやってくれており、部屋へ戻って寝ようという小福を、どうせ大師兄が何か言うんだから、ちょっと羽を伸ばそうよと小龍が誘って、ここへやって来た、ということのようです。

そうして、悶葫芦だ、怪我をしてる、毒に中ってると騒ぎ出したのは当然として、なまじ武芸と、小福の方は医学の心得があるものだから、こういう場合の反応はと点穴の要領で胸のあたりをつつきまわされるやら、穴道が閉じていると内力を注がれるやら、毒を以て毒を制すと、小福の作った訳の分からない薬(八虫八草と云ってたっけか)を無理やり飲まされるやら――という間、口をきくと閉じた穴堂が開いちゃうのか、口を利く気力もないのかは不明ですが、終始、心の声が、かまうなとか、あっちへ行けとか、自分で穴道を塞いだんだよとか、やめてくれとか言ってるらしい――のが、なんか、笑っていいのか悪いのか。
というか、この二枚目でここまで遊ぶかい? という、ヾ(~O~;) おいおい、な気分で見ておりました。
でも、ホント、少年僧たちには全く悪意はないんだけど、若寒には災難だったよな~。

で、少年僧たちの手当てのせいで、逆に気を失ってしまった若寒、この時に懐から鍵が零れ落ち、これが六芒星のかたちをしていたので、暗器と勘違いした少年僧たちに、師父に見せて聞いてみようと持って行かれてしまいます。

そうして夜が明けて、意識を取り戻した若寒、逃れる様に――と云うか、実際い逃げ出したわけですが、東廠に戻り、曹佑祥に任務の失敗を復命。罰を乞います。

3-2_2013091120323854c.jpg
傻孩子ばかなこだ
若寒の顎に手をかけて顔を上げさせた曹公公、鍵の入手は急を要するものではない。それよりお前の命の方が大事だ。医者に見せて養生するように、と命じます。
が~~情が感じられない――と云うより、何か思い切り含みがあるようで、不気味なんだよね。

この曹公公、実は亡き誠王の縁者で、誠王の遺児を盛り立てて、帝位を手に入れさせることを望みとしているのでありました。

一方――
自分に使われた毒も手裏剣も扶桑独自のものであるのに、それを使ったのが兵部尚書の家人(老玩童と評してたな)であることを不思議に思う若寒。
そうして、姉弟子の雪子によれば、現在彼の体内では、十数種類の毒物が双生相克の状態にあり、緊急には命の危険はないが、いつ発作が起きるかわからない状態。で、毒蠍仙子の異名を持つ彼女にも、すぐに解毒することは無理だということです。
必ず治癒させるから、少し時間をくれという雪子。
「それにしても、なぜお前には、七歳以前の記憶がないのだろうな」
記憶を、そして心を閉ざしてしまっている。それを自分の手で解いてみたいものだという雪子ですが――
3-3_2013091120323923b.jpg
雪子といるときの若寒、投げやりというか昏いをしてるんだよね~
本当に、雪子の想いと云うのは、若寒にとっては煩わしいものでしかないみたい。

という頃、大切な妻との思い出にもつながる鍵を奪われ、悲嘆にくれていた鼎文おとーさん、
突然娘をおかーさんの位牌の前に引きずって行って、何を怒っているのかと思ったら、鍵を奪われて、犯人を追いかけて取り戻すことが出来なかった。武芸も学問も、武媽の助けで出来るふりをして自分を騙していた、一代の女侠であった母も似ない不肖の子。いっそ打ち殺してやると家伝の罰棒を――って、そういうものがあるのが凄いですが、持ってこさせます。
思わず飛び込み、剣萍を庇う武媽。

というところへ、皇宮からの使者が訪れ、少年英雄陸剣萍の噂を聞いた皇帝が、一度会って見たいと剣萍を宮中へお召であると告げます。

そして宮中。

3-4.jpg

皇帝と、二皇子の生母である容妃の前で、皇帝の出した問いに小才の聞いた答えを返し、面目を施したかに思えた剣萍でしたが、三公主を降嫁させると言われ、それはちょっと――
「なんじゃ? すでに妻がおるのか?」
「いえ。いません。いません」
「それじゃ、あれか。断袖ホモだとか」
「違いますぅ~」
(皇帝、さばけすぎかも(^_^;)

困り果てた剣萍、この絵に理由を書いておきますので、どーぞ当ててくださいと、絵を残して退出しますが、その絵と云うのが……上手いのか下手なのか、よう判らん(~_~;)
(籠の中にメスの鳥と木蓮らしい花が入ってて、外にも小さい鳥がいるのね)

で、答えもわからない皇帝と容妃、二皇子にこの絵を見せて、どういうことだろうと問います。
見せられた二皇子、これはここに描かれているものの名前と同じ音の言葉が答えになっているのだと気付き、
「これは――『私は花木蘭です』ということですね」
「ああ! 男装の女性!!」
これがまた、剣萍たちの運命を大きく変えることになってゆくのですが、それはまた4集以降のこと。

屋敷に戻った剣萍、そういえば――と、これまで聞いたことのなかった、自分の出産のときに話を、父から聞いておりました。
それによると、『大公天書』を奪おうとして、陸鼎文を殺そうとした誠王から彼を救ったのは、同じく陵墓に納められた八百万両の黄金を狙ってやって来た、盗帥の林吉利――と云う名をおかーさんが知っていたということは、多分侠盗なんでしょな。
で、3つある鍵の一つは誠王が持ち去り、俺に任せろと、林吉利が2つの鍵を金庫のダイヤルよろしく回したところ、陵墓が地震のように揺れ始め、3人は命からがら逃げだす羽目となり、林吉利と別れた夫妻は、武媽の助けで出産をすることになるのですが、そこで夫人は亡くなってしまいます。

陵墓を開けるには、鍵をはめ込むだけでなく、おそらくは音律によることが必要。母の残した遺言に従い、必ず陵墓の謎を解き、天書を手に入れてくれ。
父に言われ、学問と武芸に励むことを誓う剣萍でした。が、努力できるのかな?

というところで話は戻って少林寺。
暗器――と思いこんでいるっている鍵を方丈に見せ、その時の状況を話す小龍と小福でしたが、書生が暗器を持ってただとぉ? と大師兄には頭からバカにされた上、罰則として言いつかった水汲みを薪割と、代わってやってくれたのが菩薩様かもなどと小福が言ったため、菩薩様が罰を代わってくれたのなら、罰を与えた師父が間違っていたということになるじゃないかと大師兄から突っ込まれ、結果、20の罰棒を食らうこととなってしまいました。

で、また、嬉しそうに力任せに2人を叩く大師兄の憎ったらしいこと。

というところを目にした宋隠娘、どいてどいてと坊さんたちをかき分けてやって来るや、引いてきた瓶から、肥を柄杓ですくって大師兄に、ざば!
でもって、何をするんだ~と怒って追いかけるところを、逃げ回りながら、さらに、ざば、ざば。
(や~い、いい気味~♪ と、これは誰もが思うでしょうね(^_-)-☆

んで、方丈たちがやって来たので宋隠娘、「阿弥陀仏。善哉、善哉」つって逃げちゃいましたが(笑)

で、大師兄からこれこの通りと言われた方丈、自分たちは無関係ですという小龍小福に向かって、
「もう一度、水汲み桶30杯と、柴30斤!」
師父ぅ。それはないでしょ~ ヾ(--;)

ということで、お月さまに照らされ、まき割りをしている2人に、突如水中から現れた雪子が襲い掛かります。
というところで4集へ。
(うわぁ。長くなったな~)



  侠女闖天関 第3集


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| 侠女闖天関 | 2013-09-11 | comments:0 | TOP↑















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