侠女闖天関 第4集

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さて。


突如、雪子に襲われた小龍小福の2人の少年僧、果敢な抵抗を見せますが、ついに小龍が押さえつけられ、刀を突きつけられて『太公天書』の鍵を出すようにと要求されます。
「士は死すとも辱めを受けず」
幼いながら気概を見せる小龍――って、あなた、士じゃなくて坊さんでしょうが、と、思わず突っ込んじゃいましたがヾ(^▽^;)
ならば死ねと、刃を突き立てようとする雪子。
思わず目を塞ぐ小福。

と、その刃を撥ね退け、雪子を追い払った黒装の影は――
宋隠娘以外にはいないと思うんですが、一瞬、傘を撥ね飛ばされた時に見えた髪型からすると、水若寒のようでも有り――雪子と互角に戦ってもいたしねぇ。本当に、少年たちの言うように謎の人物です。

それでここ、宙に舞い上がった雪子の姿が、満月に溶けるように消えるところとか、火遁なのか、炎に包まれた雪子がそのまま姿を消すところとか、短いけれど、なかなかの見せ場です。

という頃、京城の陸家には、またまた勅使が訪れて、あの口上ってのは要するに、陸鼎文の娘陸剣萍は人柄教養ともに申し分のない婦人の鏡である。よって、二皇子の妃として迎えることにした。ありがたくお受けせよ。ということなんでしょうねぇ。
それにしても、つくづくと身内を作るのが好きな皇帝――って言ってる場合じゃありませんな。

それにしても皇帝も、昨日までの少年英侠を、一夜明けたら婦人のカガミって、何をどう勘違いしたら、そういうことになるのやら。
こんなわたしが宮中に入ってお妃なんて務まると思います? すぐに憔悴して死んじゃいます。父上、断って、という剣萍に、皇帝からの命令は絶対。覆すことはできないという鼎文おとーさん、
「即刻女装に戻り、良妻賢母としての勉学に入れ」
おとーさん、おとーさん。杜慧心おかーさんの遺言は? あなたたちの望みは?
それよりも、皇帝の命令の方が大事?
……らしいですな。

で、当然のことながら剣萍は猛反発。
結婚相手の二皇子が大買六こと朱玉龍とは知らないから当然ですが、頭からっぽの皇族の嫁になるなどとんでもない。宮中に仕える役人なんて、父上を除けば皆貪官汚吏。というここで曹佑祥の名前が出て来たところを見ると、東廠廠公、相当に悪名が高いようですな(^_^;)
ともあれ、そんな連中を身近に置いている皇帝の息子の嫁なるなんて、まっぴらごめんと、剣萍、ハンスト抗議に入ります。

が、鼎文おとーさん、そういうことならと兵糧攻めで対抗。

これではもたないし、こんな事をいつまでも続けているわけにはゆかないしと、苦労して食べ物を持ち込んでくれた武媽と相談した剣萍――って、こういう活発なお嬢さんなら、やることは決まってますわな。
おとーさんが朝議に出ている留守に、武媽と2人で家出。
あたりを伺いながら京城を出ようとしていたところで、ばったり会ってしまったのが朱玉龍。
んで、この剣萍が女とわかった途端、いきなり嫁にという玉龍も、なかなかに短絡だと思うんですが、その結婚が厭で逃げ出すところだと言われて大ショック。
ですが、立ち直りも早いのね~。
少林寺の別院へ、小龍小福訪ねて行くのだと聞いて、立ち去りかけた2人に、
「ちょっと待った!!」

で、キキーッと、車のブレーキ音がして、2人がそのままの形で止まってるのに、お~い、古装だろ、これ、と突っ込んじゃいましたが、急停止=ブレーキ音って、現代人の私たちには自然ですもんねぇ。

というのはともあれ、2人を止めた玉龍、
「わたしも行く」ヾ(~O~;) おいおい……

ということで同行三人となった一行、途中、休憩中に、向うからやってくる水若寒を見かけ、
「何処へ行くの?」
「いや。四海が家だから」
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つまりは居場所を定めず放浪しているという若寒を、そういうことならと少林寺へ誘います。
で、その時に若寒の手を取った武媽、偶然脈に触れて、彼が毒に中っていることに気付きますが、これが小福の作った八虫八草とやらも入ってますからねえ。はて? と眉をひそめただけで終わってしまいます。

そうして少林寺へ到着した一行、武媽は寺近くの家に――と云うことは、宋隠娘のお隣さんですな――若者3人は在家の弟子として、それぞれ玉龍は「無卜」若寒は「無結」剣萍は「無忌」の法号を授かり、寺への逗留を許されます。
が、この若寒の「無結」という法号、心を開き、結んだ眉を解け――と云うのは、愁いを解けということかしらね。とにかく、若寒の本質を見抜いているようで、あとの2人の法号にしてもね、一目でそれぞれを見抜いた方丈の心湖大師、只者ではないなと思わせられます。
(なので無極大師兄の言葉を鵜呑みににして、小龍小福に罰を与えているように見えるのも、実はもっと深い考えがあるのかなと、思ってしまうわけですが)

その大師兄、再会を喜び合う一同に対して、早速兄弟子風を吹かせ、
(んで、武媽にからかわれてやり込められてましたが)
剣萍と若寒を同室、さらに玉龍には小龍小福と同室を命じます。が、そこへ来合せた心湖大師に、大師兄は皆の模範にならねばと、玉龍との同室を命じられてしまいます。
(本来坊さんたち、一人一室のようですな)
どちらにしても、誰かと同室かと、がっかりした様子の玉龍。
(まさか、剣萍との同室を望んでいたわけじゃないでしょうが)

ということで、部屋へ入った剣萍と若寒でしたが、中を見て剣萍、
「ねえ。寝台が一つしかないよ」
「問題ない。あなたは寝台で。わたしは床で」
「そんなの駄目だって。あなたが寝台。私が床」
「いや。わたしは野宿で慣れているから」
「そんなー。じゃ、この寝台で一緒に寝よ。2人で。ね。で、お話しよ」
……って、まったく女の自覚がありませんな、この娘さんわ ヾ(--;)

というところへ、玉龍が坊さんたちに頼んで、寝台を運び込ませます。んで、ありがとうねーとかって、お金を渡してるあたり、世故に長けすぎじゃ、この皇子さまも(^▽^;)
んで、その寝台の方が、今でいうとスプリングが良かったみたいで、じゃあ、悶葫芦がこっちで寝なよと剣萍が言い、剣萍のために寝台を運び込ませ玉龍は、口には出さないけれど不満顔。
それを悟ってか、わたしはあちらでと若寒は元の寝台の方へ行ってしまい、剣萍も不満顔。
若寒一人が終始淡々。

で、開けて翌朝――
(夜の間も、若寒が剣萍に、服着たまま寝るのかと突っ込み入れたり、万が一を心配した武媽が扉の外で張り番をやっていて寝ちゃったりという、くすり、と笑わせるシーンがありましたが)
大師兄の「起床」の声に叩き起こされた一同、武術の修業へと向かうわけですが、若寒一人は、お前は書生だったよなと、写経を命じられます。
……大師兄、自分が師父に命じられてたのを押し付けたんだ (--;)

実はこれは、小龍たちに持って行かれてしまった『太公天書』の鍵を取り戻しに行くいい機会なのではないかと気付いた若寒、修行中の2人の部屋を家探しに行きますが、見つかるのは托鉢でもらったらしいお菓子や、子供らしい玩具ばかり。
(これが、年齢よりは大人びている2人が、本当はまだ子供なんだなあと、ちょっと愛しい気分にさせられます)
もしや、鍵は小龍が身につけているのかと考える若寒でしたが、
ブー(はずれ~)
鍵は心湖大師に渡っちゃってます。

一方、修行中の一同は――皇子様なくせに処世にも長けている玉龍は、結構無難にやっていますが、剣萍の方はねぇ(笑)
ということで、兄弟子風を吹かせて威張りたい大師兄と、それをやり込めたい武媽と剣萍、なんて図式も入って(ドリフ的ギャグも随所に入って)笑わせてくれます。
(ここも、実際に見ていただきたいなぁ)
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ちなみにこれは、小福が開けた穴。実際は飛び越えるはずだったんですが(^▽^;)

そんな中、武媽と剣萍が大師兄に怪我をさせてしまったことから――って、これはそもそも大師兄が悪いんだよ。武媽がいなかったら、怪我をしたの、剣萍の方なんだから――来合せた心湖大師に、剣萍が武媽の助けで武芸が出来るように見せかけていたのが、バレてしまいます。

で、このあたりは大師、人を良く見ていますね。小龍の指導で、修行をやり直しを命じられる剣萍。
ですが、あだ名が小古董なだけあって、この小さい師兄はなかなかに厳しく、まき割り水汲みの基礎からやらされた剣萍は、早速筋肉痛。

んで、ここは若寒の反応がねぇ、
武媽の代わりにマッサージをやってと言われ、汗をかきながら律儀に続けていたり、
薬を持って飛んできた玉龍が交代するんですが、
(ここも「疲れた」くらいしか喋らないんですよね、若寒)
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寝台が“ぎしぎし”いってたんで、あらぬ誤解をしたらしいですよ、玉龍(笑)


そこは皇子サマですから、加減がわからなくて、
「くすぐったい! もっと力を入れなきゃダメだろ」
とか、
「わたしを殺す気か!? 強すぎ!!」
盛大な悲鳴付きでダメ出しされるのを、横で向うで窺ってて、チラっと笑ったり、笑いそうになったり。そっちの方がウケました。
本当に、剣萍たちといると、表情が人間らしくなるんだよねえ、若寒。
(それでまた、交代、と言われて、マッサージをしてやるわけで――考えたら、剣萍にかかったら、東廠の玉笛公子も形無しですな(^▽^;)

そんな具合で、さらに修業が続く中、剣萍が運んでいた水桶を、わたしが代わりに持ってやるよと玉龍が取り上げ(それじゃ修行にならないんだってヾ(~O~;)
おそらくは剣萍のために仕掛けられた罠にかかり、重傷を負うという事件が起きます。

これ、瞬間、大師兄の仕業か? と思ったんですが、大師兄もそこまで悪辣ではなかったようで(^^ゞ
いったい誰の仕業だろう? そういえば、私たちも扶桑の女人に襲われたし――と、首をかしげる小龍小福に剣萍と大師兄。
(んで、小福が何かを言っては、大師兄に“ばちこーん”と頭をはたかれるという――細かいギャグが満載ですわ、このドラマ)

という頃、京城の陸家を、
「令嬢が入宮されるとのこと。これで尚書も帝室と縁戚。目出度いことですな」
東廠廠公・曹佑祥が、祝いの品々を持って訪れておりました。
というところで、5集に続きます。



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