侠女闖天関 第5集

陸鼎文宅を訪れた曹佑祥。いったい何の企みが――と思ったら、つつきに来ただけだったようですね。まだ、この段階では^^;

さて。

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全く女の自覚のない陸剣萍も、さすがにトイレと風呂は、男たちと一緒というわけにはゆかず――
と思ったら、武媽に言い含められて、それで行動してるんですね。
何か、風呂入ってるところ、絶対に見られるなよと武媽に言われて、
「なんで? ――ああ、見られたらお腹が大きくなるんだ」
という会話をやってるようで……嫁に行く行かないは別として、ちゃんとそっちの教育もやっとかないと――やりにくいですかね、男性には(^▽^;)

ともあれ、そういうことで、夜中に用を足しに外へ出た剣萍、何者かに暗器を投げつけられるという事件が起きますが……武媽が守っていて、本人は気づかず。
んで、剣萍が女と気付いているのかいないのか、本当に心配してるのか、何かを疑ってるのか、後を尾けていた水若寒が、普段は無口なくせに、何かと突っ込みを入れてたのが笑えます。
気付いて……るよね、女だって。
いや。やっぱり気づいてないかなぁ?
入浴時間になると、こそこそと姿を消すって、不思議に思って後を尾けてるものねぇ。
(んで、武媽に追い払われて、実は鍵は剣萍が持っているのかと思うあたり――こういう真面目な勘違いも、喜劇には必要な要素ですかね)

というわけで、お風呂時間になると姿を消す剣萍、実は武媽のところへのお風呂に入りに来ています。
で、いつもは外で見張りを務めている武媽ですが、隣家の宋隠娘が、重たそうな肥瓶を苦労して運んでいるのを見て、手伝ってやろうと申し出ます。
昼間、盛大な口喧嘩をしてたのに、こういうあたりは良い男ですよねぇ。
(だから剣萍が、ああいういい娘に育ったわけね)

と、その間に、入浴中の剣萍、黒装束の何者かに襲われますが、武媽に追い払われながらも、密かに様子を見ていたらしい若寒に救われます。
そうして、曲者と手を交える若寒でしたが、騒ぎに気付いた武媽(そもそも剣萍が悲鳴を上げてるし)が戻ってくる気配に、敢えて掌打を受け、負傷を装います。
(多分内功を使って、実際のダメージは軽減させたんだろうね)

現場に残った臭いから、襲撃者の検討をつける武媽。

そうして、若寒は命の恩人だと感激した剣萍は、勢い余って、彼を寝台の上に押し倒す――って、お嬢さん、お嬢さん。怪我人、怪我人 ヾ(~O~;)
で、「わぁ、ごめ~ん」と、手を取って引き起こして、
「あれ? 手がこんなに冷たいよ」
お母さんが小さい子供にするように、はぁ、と息を吹きかけて、
「そうだ。いい方法がある」
自分の懐に、若寒の手を突っ込み(これは、見ていたこちらが、おもわず「わぁ!」と(@@;)
以前に武媽がこうしてくれたんだよと、普段武媽にしているように、ぴったりと抱き付いて――これじゃ、どちらが暖められてるんだかわかりませんが(苦笑)

くっつかれた若寒、そういえば陸家には女は居なかったし、男ばあやの武媽に育てられたせいで、男女の区別がついていない――と云うか、無頓着と云うべきなんでしょうね。
無邪気で夢見がちで、少しの隠し事もない――と、さらに剣萍に好意を持った様子……かな? よし、よし、って感じで、肩をポンポンと叩いてたし。
(これで、微笑でも浮かべると可愛げがあるんですが、ま~だ、目がちょっとねぇ。あとになると、もっと優しい目になるんですが)

一方、現場に残った臭いから、襲撃者は宋隠娘だと気付いた武媽、実は非常な使い手で逢った彼女と一戦に及びますが――
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途中で遊ぶかい、こういうコトをやって?
んで、双方、ハタと気付いて「おえ~っ」となったりしてて(笑)

少林之狐――と、度々起きた事件の犯人を小福たち、呼ぶことに決めた様子ですが――は、お前だったようだが、なんだって何度もウチの若さまを狙った? 問う武媽に、陸という姓が気に喰わないからだと答える宋隠娘。
ですが、それ以外にも色々と、深い事情を抱えている人でもありますが……
何やかやと云いつつ、二人激しく手を交えるうち――
アングルが変わったら、2人ともすっぽりと、お尻から瓶にはまり込んでおりまして、武媽に至ってはヤドカリ状態。
達人2人でこれって――と思うより以前に、喜劇と云うのはこのように作るものなのだよと、某Pあたりに言ってやりたいなぁ、という気がいたしました。

という頃の京城では――
即刻剣萍を参内させよという容妃の命令を伝えに来た曹公公に、娘の家出を隠しきれなくなった陸鼎文おとーさん、これは帝室を欺いた罪ということになるのかな――で投獄されてしまいます。

で、そこは父娘。深夜、悪夢にうなされて飛び起きる剣萍。
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で、どうしたとすぐ寄ってきて、こういう構図になるあたり、若寒もだいぶん“こなれて”来たというか、慣れて来たというか……

様子を悟って飛んできた武媽に宥められ、寝かしつけらた剣萍ですが――やっぱり気になるんだよね。
「父上は、いつもわたしを罵ったり打ったりするけど、私のことが嫌いなのかなぁ」
などと云って、父が亡くなった剣萍の母をどれほど深く愛していたかを聞かされ、慰められたりしています。

というところへ、京城へ行っていた小龍と小福が、剣萍の父が投獄されたという情報を持ち帰ります。
助ける方法を考えるから、今は動くなという武媽。
情報を集めにと、京城へ向かう玉龍。
そして、笛で剣萍を慰めようとする若寒。
それぞれが剣萍のために心を尽くす中、

東廠の牢に繋がれたら、生きて出ることは難しい。たとえ命は助かっても、五体満足で出られたものは無いと聞く――と、父の身を案じる剣萍、
「武媽。私は今後悔してる。父上の言うように武術の修業に励んでいれば、すぐにでも父上を助けに行けるのに」

そんな剣萍に、方法がない訳ではないという武媽。

で――
やっぱ、これも一種のインストール方式なんでしょうなぁ。
促成式の内功伝授と武術の修業が始まります。
(でも、なかなか地金を鋼に替えるのは難しいようで、まじめにやれと武媽に怒られたりしてますが)

こんな風に、武媽が救出を焦らなかったのは、陸鼎文おとーさんが痩せても枯れても兵部尚書の職にあるからで、それなら牢でも、そんなにひどい扱いは受けないだろうと楽観していたからですが、相手は悪名高い東廠廠公。で、おとーさん、嵌められましたねぇ。
屋敷から扶桑文字の書簡が見つかり、扶桑人との結託の疑いをかけられたおとーさん、拷問にかけられた上で、聞かれたのは『太公天書』のあと2つの鍵の在処。
(って、一つは誠王が持って逃げたんじゃなかった?)

一方、少林寺では。
写経中を雪子の琵琶に呼び出された若寒、彼女と協力して事に当たれという曹佑祥からの命令を伝えられます。
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鍵の在処はわかったのかと問われ、心湖大師の手に渡っているため、すぐに取り戻すのは難しいと答える若寒。
お前の毒傷を治し、二人が手を携えれば、難しいことではないという雪子。
で――何度も書いてますが、この雪子の態度が若寒には煩わしいんでしょうなぁ。

そうして雪子の方は、もともと女の感で、若寒の心が剣萍に向き始めていたのに気付いていたようで、
武媽との練功に向かう剣萍を害しようとし、それを若寒が妨げたことから激しく嫉妬、
(で、剣萍の方は、自分の武功が上がったためと思い込む――という能天気さが、やっぱり喜劇(^^)
琵琶の音を使って『走火入魔』――というのは、内功を乱して暴走させるというようなことですかね、この場合は――彼女を害しようとします。
笛の音で、それを妨げる若寒。
内功が十倍になるか廃人と化すか、ここが切所と命がけで内力を注ぎ込む武媽。
ぶつかり合う『気』の力に、木々が激しく揺らぎ、大気さえも歪み――
ここの緊迫感、力のせめぎ合い、ぶつかり合い、演じる人の力量は無論ですが、演出に工夫が凝らしてあって、見応えがありました。
(内力のせいで、水瓶の水が弾けだすあたり、なるほど~と思わせられますものね)

しかし……こういう見応えのある作品が山ほどあるのに、なんだってNEC0さんは――まあ、あと1回だからやめとこう(^▽^;)

突然切れた琵琶の糸に、敗北を悟る雪子。
立ち去ろうとする若寒を呼び止め、なぜ自分を妨げたのかと詰問します。
逆に、なぜ剣萍を殺そうとしたのかと問われ、
「毎日、朝夕お前と同じ部屋に暮らしている。それだけで死に値する」

鍵を取り戻さねばならない時に、他の余計な問題をさしはさむなと、冷ややかに言い捨てる若寒に、中原に戻って、なぜお前は変わってしまったのかと、雪子はその変貌を責めます。
身も心も、身裡を流れる血までも冷たく凍らせたのか。
本当は、剣萍を愛してしまったのではないのか。
人は変わるものだ。言う若寒に、ともに扶桑にあった修行時代を語り、自分はあの時のまま、生涯互いを守りあって行く相手と、若寒を想い続けていたのにと、自身の想いを縷々と語り、かき口説く雪子。
それを聞きながら、なお、冷ややかな態度を崩さず、立ち去ろうとする若寒に向かい、叫ぶ雪子。

「私は誓う。彼女を、死んだ方がましだという目に遇わせてやる!」

という頃、剣萍を救って倒れた武媽は、自分が傍に要れば彼女を害することになると、密かに姿を消す決意をしておりました。





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