秋水長天

 遊子帰客 夢断故郷雲水之間    西風古道 回首一片秋水長天

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侠女闖天関 第11集

20集ヴァージョン、重要な情報が、バッサリ、バッサリ切られているせいで何で、この人はこのことを知ってるの? とか、なんで、この人がここで出て来るの? と、なることも多いんですが、場面によっては逆にテンポが良くなったり、緊迫感が出たり。
(10集終盤の、水若寒が陸剣萍を殺そうとするところがそれですな)
一長一短ですな(^▽^;)

というところで、10集(30集ヴァージョンでは15集)で抜けていたエピソードを追加。

若寒が剣萍を殺せなかったことを聞いた師匠の近藤忠治、武原一族(というらしい?)の面目を潰したとして、若寒に自裁を命じます。

剣萍が無事であれば、自分は罰を逃れる気持ちはない。
命に従おうとする若寒。必死で止める雪子。

そこへ現れた曹佑祥、現段階では、まだまだ若寒に利用価値があると考えてもいるんでしょう、剣萍を生かしておけば、いずれ若寒は彼女に籠絡された形になり、曹公公に刃を向けることになるという近藤の言を懸念と退けた上で、剣萍は底なしの深淵に落ちて死んだと告げます。
思いがけない事態に、打ちひしがれる若寒。
――という事で、彼が一番最後に剣萍の死(って、死んでませんケド)を知ったことになるんで、なんか、余計に可哀想ですよね。

(しかし、底無しと云う割には、白黒の爺サマたち、蕭十一郎の谷底の家みたいに、自在に外界と行き来してますが(^▽^;)

さて。

11-4_20130928203123a55.jpg



崖から落ちた登場人物は死なない、というのが、武侠ドラマのお約束ですが、
もう一つ、ほとんど、と言っていいほどのお約束になっているのが、主人公に、そしてドラマに取って重要な人物との出会い。
おかげで剣萍が、どこまでこの手の縁がくっついてくるんだと、ブチ切れたりしてましたが(^▽^;)
(例外は今のところ『蕭十一郎』ぐらいか?)

というわけで、小福、小龍、剣萍の3人が連れてこられた崖下には、それぞれを『老書虫』『老毒物』と呼び合う、『白老怪』『黒老怪』の2老人が住んでおりました。
(白老怪の方が老書虫ね。しかし、百度の資料で名前を見た時は、悪役かと思ったよ)

この2人、小福の診断によりますと、怪我か何かが原因で、どちらも脳の経脈の一部がふさがっていて、それが時々起る発作の原因らしいんですが、それが寸前でおさまって、小福、食べられずに済んだわけなんですね(^▽^;)
11-2_20130928203120d94.jpg
で、こういうところに隠棲してる人と云うのは、ほぼ例外なく武芸の達人で、しかも、この2人の場合、どうも、医学、薬学の方にも優れている――のかな? 結構、薬も揃ってるようだし。
ここで小福、念願の(?)十虫十草湯を作り、小龍に飲ませます。が、ちょっと、このあたり台詞がよくわからんのですが、ほかの薬も飲ませたんだったかしら。とにかく、良かれと思ってやったことが逆効果で、小龍が泡を吹いて倒れてしまって大慌て。
(んで、黒老怪に怒られて泣き出しちゃいましたが)
やってきた白老怪に、黒老怪、お前これからは『老蠢魚(間抜けな魚)』と名乗れ、なんだとこの『老廃物』、何ぞと、2人がやりあっているうちに、小龍、息を吹き返しましたけど。
ただ、体内の毒のせいかな、白老怪に余命七日と診断されてしまいます。

「生死命あり。阿弥陀仏。阿弥陀仏」
と、悟った様子で、逆に小福を慰めたりもする小龍。
話は前後しますが、東廠の走狗(若寒のことでしょうね)には、血で償いをさせてやるという剣萍にも、
「あなたを殺そうとしたのは、白瑞雪だよ」
悶葫芦は可哀想だと言い、
「彼を傷つける方法じゃなく、彼を助ける方法を考えようよ」
深く愛していたから、同じくらいに憎い。でも、彼を忘れられないんでしょと、剣萍の心を言い当てたり、そうして剣萍を気遣ったり。
……出家とはいえ、出来過ぎたお子さんです(^_^;)

そうして剣萍は――
小福によると
「死んだ泥鰍になっちゃった」
って、ええっ!? と、小龍を驚かせるんですが、
ここで正気付いてから、食べず眠らず、笑わず喋らずの、魂の抜けたゾンビ状態。
で、林の中を彷徨していて、頭の中には、ただ若寒の言葉が――愛した男が自分を騙していたという事実だけが駆け巡って――と云うところで、偶然落とした玉璧を見た白老怪が、
「お前さん、姓は陸。そうじゃな?」
自分は林吉利の旧知で云々と云ったことから、どこまでこの林家の話が自分を追いかけて来るんだとブチ切れ――考えたらそうだよねぇ。この話=若寒に騙されていたこと、に直結するんだもんねぇ。
それより、父上が毒に中って命が危ないのよ。即刻、ここから出てゆきます!!
と、やみくもに飛び出して行こうとしたところを点穴され、取り敢えず、ちょっと冷静になってからも、林家の話はしないでくださいねと、白老怪に向かって宣言――宣言って言うのかなぁ、兎に角、します。
(即刻出て行くと言っていたのは、小龍の容態もあって、取りやめになったようですが)

んで、
「わしゃ、あれが、林吉利の倅の許婚者だとは、思いもせんかったよ」
黒老怪を相手に話す白老怪。
んで、黒老怪、
「あの発育不良の男女がぁ!?」
って、こら、こら、こら、こら、こら、こら、 ヾ(~O~;)
「林吉利と儂は、盗墓派の同門。林吉利の倅が死んで、林吉利も十年前に殺された以上、盗墓派の伝承者は、嫁になるはずだったあの娘意外にはないと思うんじゃが、あの娘、林家の話をすると怒るんよ」
「そりゃ、困ったな」
という事で、2人が相談して、考えついた方法は、

「水―、若寒―」

剣萍の耳に入るところで、白老怪が「水若寒」の名前を連呼することでした。

そうして、なんで彼の名前をと怒る剣萍に、
「内功の鍛錬のための発声練習よ」
しゃらっとして、この言葉を選んだもっともらしい理由を並べ立て、
「止めさせたいんなら、武芸で儂を打ち負かしてみ? そうじゃの。老毒物のところへ行けば、何か教えてくれるかもしれんぞ。それ。水―、若寒―」

というわけで訪ねて来た剣萍に、そういうことならと黒老怪、手渡したのが盗墓派の秘伝書らしいんですが、

『化物神功』

なんか、すごい名前ですが、素直に『ばけものしんこう』と読んじゃ、いかんのでしょうね(^▽^;)
ともあれ、秘伝書を読み始めた剣萍――勉強は嫌いだったようですが、両親の遺伝で頭は良いんですよね。んで、目の輝きが、以前の剣萍に戻ってきているようです。

というころの地上では――
剣萍を失った痛手を酒で紛らわす朱玉龍の前に、こちらも、あらかた魂が抜けたような若寒が――なんで都合よく、と思ったら、玉龍に呼び出されたようですな。

その若寒を、
自分は涙を呑んで剣萍を諦め、2人を祝福しさえしたのに。まさか若寒が生死同許を誓った相手を傷つけるなど、思いもしなかった。
想う女性を、狼の歯、虎の口の前に差し出してしまった。
こんな事なら、二皇子の権力を使って、彼女を手に入れてしまえばよかった。
非難し、後悔し、

「お前は林小龍じゃなかった。彼女を愛してもいない。情も魂も持ち合わせない、人殺しの化物だ!」
「十分に罵ったか?」
「罵られるのが怖いか」
言った玉龍に返されたのが、凄惨としか言いようのない笑み。
(と云うのは、結構小説では自分も書いてきましたが、実際に目にしたのは初めてかなぁ)
「わたしは罵られるために来たわけじゃない」
という答えを聞いた玉龍、
「貴様の心臓を抉り出し、どんな色をしているか、この目で見てやる」
短剣を突き立てようとします。

と、それを弾き飛ばしたのは、雪子の放った暗器。

「なぜ、わたしを助けた」
「お前が死ぬのを見過ごせるか」
「………………」
「何も食べずに。食を断って死ぬつもりか?」
――の後に続く雪子の台詞、中文の方で「一口、一口」英文の方でも「マウス トゥ マウス」になってたかな? のと、何集だったっけ、少林寺編でのあのキスシーンが頭にこびりついてるせいで、どうにも、口移しと云う考えが離れてゆかんのですが(^▽^;)
(なんせ、中国武侠で、薬を呑ませるための口移しとは言え、キスですからねぇ。もっとも、最近の作品では、普通にキスシーンが出て来るようになった――かな? 『新・白髪魔女伝』か何かで見たのよ)

ともあれここは、
「お前が倒れたら、その口をこじ開けてでも食べさせてやる」
くらいに意訳すべきでしょうねぇ。

そんな雪子を点穴で動けなくした若寒、
次のシーンでは、小龍と一緒に酒を呑んでいて、ああ、これは、普段酒を呑まない人の飲み方だなあと思ったら、中間にカットされた部分によりますと、初めて飲んだんですな、酒。
(こういうところの演技の細かさとか、見てれば見てるほどハマりますわ)

で、実は、雪子を点穴して立ち去ろうとしたところで倒れて、玉龍に、彼の棲家らしいところへ担ぎ込まれた様子なんですが、忍者修業してきたはずの人が倒れるほどって、どれだけの絶食? と思ったら、剣萍が崖から落ちたと聞いてから、食べられないし眠れないし――って、そりゃ、倒れるというか落ちるわ (--;)

胸が――心が苦しくてどうしようもないと言い、酒でその痛みが消せるかと訊いた若寒、死を想いもしたが、剣萍の死体を見るまでは、わずかながら望みを捨てることが出来ない、と言います。
そうでなかったら―-本当に、約束した通りに後を追うだろうねぇ。

さらに、自分には地獄の十八層が相応しいという若寒。

そんな彼を、玉龍、剣萍を愛した者同士として、友と認めます。
11-3_201309282031228e3.jpg

んで、本当はここに、小龍が生きているかもと云われた宋隠娘が、武媽と一緒に占い師のところへ行って、なんか、別のことを占われて激怒したり、武媽と一緒にお寺を回ったりという、ドタバタなシーンが挟まっていて――
(無くても差しさわりはないケド、あると笑えて和める、というシーンですよね)

話しは崖下へ戻って、何やら企みごとが好きというか、深謀遠慮(?)な黒白両老怪、小龍を治す方法はあるんですが、あっさり教えてしまっては為にならないと思ったのか、面白くないと思ったのか、少年たちの様子を見ながら、「教えないよ~」 ヾ(~O~;) コレ

そういうことならと一計を案じた少年たち、精進料理なんですが、匂いを嗅げば食べたくてたまらなくなるお粥を作ったり(で、教えてくれなければ、上げないよ~と、自分たちだけで食べちゃったり)豆腐を使って、めちゃ美味しい料理を作ったりと、洪七公を料理で籠絡した阿蓉のごとく、料理でもって黒老怪を籠絡し、小龍に武芸を伝授させます。
(これで毒素を体外へ出すのね)

そのうえ、何やら詩句をひねっている白老怪には剣萍が相手をし――要するに、試験向きの暗記問題が苦手なだけで、応用は利くんだね――こちらの武芸も小龍に伝授させることに成功。
11-1_20130928203118a38.jpg

そうして剣萍は、化物神功の習得。その秘伝書の一頁めに描かれていた花の絵が、ほどなく重要な意味を持ってくるのですが――と云うところで、12集へ。

しかし、やっぱり武侠ドラマのジイ様たちは、これくらい実力派で味のある人たちでないとね!




侠女闖天関 第11集



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| 侠女闖天関 | 2013-09-28 | comments:0 | TOP↑















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