新・笑傲江湖 第11集~第12集

気がつけば、もうコタツが恋しい季節。
で、この『新・笑傲江湖』も10回越え。岳不羣(がく・ふぐん)たち、些か若すぎる主要キャラにも、そろそろ慣れて――まあ、顔を見るたびに、どうにも違和感を感じちゃう人も、一人二人はいますけどね。
(この辺は、個人の感性の問題だから仕方がない(^▽^;)

ところで、あの、岩壁に名前を刻んでいた風清揚(ふう・せいよう)太師叔が、早くも顔を見せられました。
で、この人については、于爺は、この世に一人しかいませんからねぇ。まあ、演者、この人でいいんじゃない? といった感じ。
というか、李亜鵬版の、于爺の風太師叔を見てなかったら、そんなに悪くないんじゃないかと思えます。
ただ、演じれおられる俳優さん、実際の年齢は、役よりかなりお若いのでは?
(と思って確認したら、1949年だそうです。微妙だ……(^^;)
風清揚


さて。

六猿くん・陸大有(りく・だいゆう)に心変わりを責められた岳霊珊(がく・れいさん)、
――違う。違うわ。私が好きなのは大師兄一人。

林平之(りん・へいし)を心にかけるのは、自分が姉弟子だからだと自分に言い聞かせ、それ以降、徹底して平之を避ける方針を取り、彼から贈られた簪も、侍女(と云うか、小間使いと云うのかな)の小言に与えてしまいます。

そんな霊珊に、なおも強引に迫る平之。その胸中、というか腹の中には、霊珊を娶って、岳不羣に崋山派の奥義を伝授してもらおうという野心が――って、仇討の念に凝り固まってるとはいえ、厭な奴だな ^^;
で、六猿くんに責められた直後、雪の中を思過崖にのぼり、帰れなくなって、両親の不在をいいことに、令孤冲(れいこ・ちゅう)のところに一晩泊ってしまった――
(冲さんは、大事な小師妹が風邪をひかないように、ちゃんとお布団をかけて寝かせといてくれたんですが)
そのせいもあって、霊珊が病に倒れたのを奇禍、自分の望みを叶えるために邪魔なのは令孤冲。必ず排除してくれると、2人の仲を引き裂きにかかります。

まずは、病の心細さ、大師兄に下山してお見舞いに来るように言ってと霊珊に頼まれた六猿くんに、崋山派は弟子が多い、師父が帰られたときに、誰の口から耳に入らないとも限らない。大師兄のためにならないから、下山はさせない方が良いと、忠義面をして忠告。
(で、根っから気のいい六猿くん、忠告してる相手が林ちゃんだというのに、ころっと引っ掛かって、霊珊が来られない理由を、実は仮病を使って云々と誤魔化しちゃうんだものなぁ)

大師兄が来るまで薬は飲まないと駄々をこねる霊珊に、口づけの形で強引に薬を飲ませた上(ここの態度がまた、名家の御曹司な雰囲気なのが、いかにも嫌味で(^_^;)
霊珊の気持ちが自分に向いたなと思った途端、今度は徹底して避ける方針を取る――という……。
こんなテクが使えるという事は、実は林ちゃん、この若さだけど、相当に遊んでないかい?
というか、ここまで頭が切れるんだったら、ちょっと顔を変えて青城派にもぐりこんで、中から引っ掻き回すということも出来そうなんだけど、それをやったら別の話になっちゃいますから(^▽^;)

で、これまたころりと引っ掛かった霊珊、何かと平之を心にかけ、ついには、本心では平之を愛していたと告白――愛してたって、あ…愛かなぁ? (~_~;)
好きだった、好きです、程度なら、納得がゆくんだけど、愛ねぇ。
ま、いいでしょう。

それにしても、ここの林ちゃんは、見れば見るほど憎ったらしくて、これが次の『神鵰侠侶』では楊過をやる(というか、すでにやっている)のかぁと思うと。
なんかヤだ。
(と思わせる分、演技が上手いってことでしょうね(笑)

という頃、自分の誕生祝に各派の掌門を招いた左冷禅(さ・れいぜん)五岳剣派合併の話を持ち出しますが――ワタクシ、話の方はそっちのけで、お膳の上に目が行っちゃいました(^^ゞ
食器とか料理とか、豪華にしてますよねぇ。酒器とか銀みたいだったし。
製作費、かなりでてるかな(笑)( ヾ(~O~;) おいおい)

それにしても、盈盈ちゃんの役をやっても違和感ないだろうな~の師娘の若さには、大分慣れてきましたが、天門道長の若さには、どうにも違和感が(~_~;)
というか、ここまで皆さん若いとねぇ、この席には不参加という設定ですが、せめて莫大先生くらいは、う~~~んとお年を召した方で、押さえになっていてほしい気がします。
(と、わがまま(笑)

その莫大先生の行動については、気にする必要はないが、あの偽君子の岳不羣は気になると、腹心の陸柏(りく・はく)に話す左冷禅。
……はいいけど、私、このドラマでの陸柏ドンの顔、覚えられるかなぁ?
なんか、印象薄くないですか?
(人の顔を覚えるのって、苦手な方だし(^▽^;)

と云うのは一応置いておいて、

こういうことがあって、師父と師娘が帰った崋山では、引き続き、林ちゃんの「仇討のために、がっつり霊珊の心を自分のモノにするぞ」作戦が進行中。
と云うよりは、斜面を転がり始めた雪玉みたいなもので、止められない上に、悪い方へと、どんどん大きくなってゆきます。

で、その始まりは碧水剣。
いざ……
林ちゃんの武芸上達のためにと演武と稽古相手を繰り返していたおかげで、霊珊の玉女十九式の剣法はすっかり上達。
で、ご褒美頂戴と師娘にねだって、もらったのがこの碧水剣だったのですが、自慢をしに思過崖へ上がり、冲さんに稽古相手を頼んだ――までは良かったんですが、つい、辟邪剣法が出てしまい、小師妹と林師弟は、そこまで親しくなっていたのかとショックを受けた冲さん、こちらもつい、剣を撥ね飛ばしてしまい、これがまた運悪く、崖下へ落ちてしまうという。
(あるのよ、人生には。とことん運と間の悪い時って(-_-;)

(しかし、その崖っぷちで蝶々が舞ってたように見えましたが、冬……だよねぇ、季節?)

大師兄は酷い! と、怒って帰ってしまう霊珊。
俺は2人に嫉妬したのか――と、落ち込む令孤冲。
見かねた六猿くんが執り成そうとしますが、事態は逆に悪化。
で、六猿くん、今度は林ちゃんに嫌がらせ。食卓に着こうとする林ちゃんの椅子を蹴飛ばしたり、取ろうとしたお肉を目の前で攫って、
「悪い、悪い。人のものを欲しがっちゃ、いけないよなぁ。人のものを欲しがっちゃ・・・・・・・・・・・
あてこすりを言います。

が、その程度にめげる林ちゃんじゃぁありません。
逆に、兄弟子たちの洗濯物を全部引き受けた上、嫌がらせを我慢し、こうして兄弟子たちとの関係を良くしようと努めているのも、師姐のためですと、霊珊の前ではいい子になって見せ――ホント、策士だよねぇ。

で、引っ掛かった霊珊は、冲さんが六猿くんたちをけしかけて、林ちゃんに嫌がらせをさせているのだと思い込み、思過崖へ文句を言いに行き、自分には覚えのないことで小師妹に嫌われた冲さんは、六猿くんをしかりつけ、自分は大師兄を思ってやったのにと、六猿くんは不満を抱き――凄ぇ悪循環(-_-;)

しかも冲さん、下山がバレて師父に罰せられてもいいから小師妹に釈明をと思過崖を下り、その小師妹と林ちゃんが抱き合ってるのを目撃しちゃうんだものなぁ。

で、憤激と傷心の余り、思過崖へ戻って剣を振り回すうち、岩壁をブチ抜いてしまい、
「?」
と入って行った、そこで目撃したのは――

あ~れは、正味吃驚した(@@;)
つか、なんでここに人間が――と、原作前作知ってる人なら、誰しも思いますよねぇ。
そうしたら、魔教の十長老の死体で、「はぁ?」と思う間に、見る見る崩れて骨になっちゃったわけですが……
あれって、密閉保存されてて、冲さんが壁に穴を開けたせいで、外気に触れたから崩れた、というわけではないですよねぇ。
少なくとも、自分たちを罠にかけて、この洞窟に閉じ込めた五岳剣派への恨みに凝り固まって、各派の絶技を破る方法を編み出して壁に刻む、それまで生きていられるだけの空気の循環はあったわけですから。
という事は、この、自分たちの編み出した技が、人目に触れるまでは――と、凝り固まった怨念のなせる業でしょうか。
……怖いなぁ(^▽^;)

で、この壁に刻まれた技を見た冲さんの衝撃が、こちらではほとんど表情と台詞だけで表現されてて、それが却って衝撃の強さが伝わってきて、これはよかったです。
というか、表情以上に声の方の緊迫感が凄い――と思って見てたんですが、後から気づいたら、声、吹き替えでした(^▽^;)

ともあれ、こんなとんでもないものを見ちゃった冲さん、これでは何のために武芸を学ぶんだと、ショックを通り越して自暴自棄。食事も喉を通らず、六猿くんの諌めや小師妹の慰めも耳に入らず心に届かずの半病人。
で、酒だけ呑んで荒れたりもしてるんで、六猿くんに、そんな大師兄は嫌いですと泣かれたりしてます。
(本当に六猿くん、大師兄が大好きなんだなぁ)
大師兄食べて
で、さすがにこの、六猿くんの言葉は胸に堪えたようで、何とか立ち直りを見せたところに、師父、師娘の訪問を受けます。
そうして、師娘の優しい諌めを受けた上、半月後には剣を試しにもう一度上がってくるから、それまで、しっかり修練をしておくようにと師父に告げられた令孤冲、これはもしや、自分がここまで落ち込んでいると聞いた師父と師娘が、小師妹を娶せようと考えてくれたのではないかと思い、修行に励む決意をしますが、
その師父は、とっくに冲さん見捨てて、もともとは辟邪剣譜が目的なんですが、霊珊と林ちゃんを娶せてもいいなんて言ってますからねぇ、もう、冲さん気の毒すぎ。
というか、そもそもが、帰る早々に思過崖へ放り上げられたのも、霊珊と林ちゃんを接近させようという、岳不羣の策略っぽかったですもんね。
(大体、冲さんが下界にいたら、林ちゃんの面倒は、彼が見ることになっただろうし)

……と云うあれやこれやのおかげで、小師妹の心変わりについては、すんなり納得できて、林ちゃんの後の変貌も、この段階から予感させられていて良かったんですが、実のところは2話の大半に渡って、この三角関係と云うか恋愛方面の話だったんで、大概に飽きてきちゃって ヾ(~O~;) こら、こら。
そろそろ田兄ィでも出てこないかなと思ってたんですが、
(って、田兄ィはスパイスか箸休めか(笑)

ここで漸く、東方不敗(とうほう・ふはい)が登場。
早くも、部下に捜査を命じたお守りの持ち主が、儀琳ちゃんであることが判明します。
(日月神教の情報収集と云うか、捜査能力もハンパないな(笑)

そこで早速、従兄と名乗って、面会に出かける東方不敗。
で、目出度く姉妹の再会となったわけですが、恒山派の弟子たちに出家の認識が薄そうな理由、ここで納得。
尼さんと云うより、ミッションスクールかなにかの寮に入ってる女学生のような扱いなんだよねぇ。面会日とかあって、家族がご馳走やら持って逢いに来るんだもの。
これは、髪を伸ばしている間は、法名があっても在家の弟子という事なんでしょうかねぇ?
(なんせ、紅は付けてるわ、イヤリングはしてるわ(^▽^;)

というところで、次週に続きます。


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コメント

こんにちは。

霊珊を娶って、岳不羣に崋山派の奥義を伝授してもらおうという野心が・・・
が気になって、これからの展開が楽しみというか
待ち遠しいです。どうなってしまうのでしょう。

それと・・・
『神鵰侠侶』では楊過をやる(というか、すでにやっている)のかぁと思うと。
全然知らなかったです。何だか
残念です。前の小龍女役のリウ・イーフェイさんの印象が強かったので
他の人なんて考えられない・・・。

みどり さんへ

ようこそ(^^)

林ちゃんの野心については、かなり話が引っ張られますが、
その前に、冲さんの運命が急変。
と言っても、今のところ、話の進捗はゆっくり目。
気は急くでしょうが、長い目で見てやってください。

> 前の小龍女役のリウ・イーフェイさんの印象が強かったので
> 他の人なんて考えられない・・・。

同感です。
イーフェイちゃんの小龍女は、原作から抜け出してきたようでしたものね。
同時に、私の楊過像のほとんども、暁明によって形作られてしまっているので、
他の人の楊過と云うのも、なかなか受け入れがたいです^^;

>というか、李亜鵬版の、于爺の風太師叔を見てなかったら、そんなに悪くないんじゃないかと思えます。

さすがに、風先輩は老人でしたね。この霍建華版では唯一の爺サマでしょうか?(笑)
しかし、こうやって見ると、李亜鵬版のキャストは本当に、見事にハマってましたねぇ。

>仇討の念に凝り固まってるとはいえ、厭な奴だな ^^;

全くです。
この度は林ちゃんが憎たらしくてなりませんでした。

>こんなテクが使えるという事は、実は林ちゃん、この若さだけど、相当に遊んでないかい?

そうそう。見た目誠実そうで、あんなに駆け引き上手だなんて、始末悪いなー、と。

>それにしても、ここの林ちゃんは、見れば見るほど憎ったらしくて、これが次の『神鵰侠侶』では楊過をやる(というか、すでにやっている)のかぁと思うと。
なんかヤだ。

私も、この役者さんでは、ちょっと優男すぎる気がします。

>つか、なんでここに人間が――と、原作前作知ってる人なら、誰しも思いますよねぇ。

思いましたー(笑)
五嶽剣派が仕掛けたのは、一体どんな罠だったんだ、と(^▽^;)

>実のところは2話の大半に渡って、この三角関係と云うか恋愛方面の話だったんで、大概に飽きてきちゃって ヾ(~O~;) こら、こら。

わかります!私も食傷気味でした。。。(_ _;)

>(日月神教の情報収集と云うか、捜査能力もハンパないな(笑)

すごいですよね~!黒木崖と恒山って近所なのかしら?

>尼さんと云うより、ミッションスクールかなにかの寮に入ってる女学生のような扱いなんだよねぇ。面会日とかあって、家族がご馳走やら持って逢いに来るんだもの。

私も、そこは寄宿舎か!?と突っ込んでしまいました。
家族の面会日って…出家とちゃうやん!

ふく*たま さんへ

> さすがに、風先輩は老人でしたね。この霍建華版では唯一の爺サマでしょうか?(笑)

どうやら、唯一所爺サマっぽいですね。
気功派と剣術派の争いと云う崋山派の歴史とか、岳不羣の師叔という年代の関係で、
この役だけは老人を持ってこないわけには行かなかったんでしょうね。

> しかし、こうやって見ると、李亜鵬版のキャストは本当に、見事にハマってましたねぇ。

ですよねぇ。
初見だったという事もあるんでしょうが、原作と比較して違和感のある人物がいなかった。
これは、今にして思うと凄いことでしたね。

> この度は林ちゃんが憎たらしくてなりませんでした。

やっぱり。

> そうそう。見た目誠実そうで、あんなに駆け引き上手だなんて、始末悪いなー、と。

ですよねー。としか、もう、言いようがなくなってきてますが。
本当にもう、なんて奴なんだと(~_~メ)

> 私も、この役者さんでは、ちょっと優男すぎる気がします。

お互い、暁明楊過が刷り込まれてますしねぇ(笑)
それも手伝って、
林ちゃん役=ヤな奴、を横によけても、
神鵰侠時代が、暁明と同等の風格が出せてるか、危ぶまれますよね。

> 思いましたー(笑)
> 五嶽剣派が仕掛けたのは、一体どんな罠だったんだ、と(^▽^;)

本当にねぇ。
洞窟に閉じ込めたうえで、何か特殊な毒でも使ったかな。
(でもって、例によって欧陽峯とーちゃん謹製、と)
>
> わかります!私も食傷気味でした。。。(_ _;)

私だけじゃなかったんだ。
良かった――って、ちがう~(^▽^;)

> すごいですよね~!黒木崖と恒山って近所なのかしら?

このコメントを見て、思わず地図を調べそうになりました。
載ってないし(笑)

> 私も、そこは寄宿舎か!?と突っ込んでしまいました。
> 家族の面会日って…出家とちゃうやん!

拝読しました~。
出家と云うのは確か、俗世との縁を断ち切るはずですよね。
んで、考えたら、あんなふうに面会に来られる立場の親だったら、
子供を、それも娘を、お寺に入れたりしませんよね!

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