新・笑傲江湖 第25集~第26集

父の入退院以来、妙にアクシデント続きっぽかった12月(仕事納め直前の4日間での、板金不良3連発、しかも最後の、最終日の3時半過ぎと云う凄さ(笑) と云うのがあったし(~_~;)も、あと数時間で終わり。
それしても、まさか大晦日にまで『笑傲江湖』のレビューを書いてることになろうとは……
(んで、年明け早々には多分『白髪魔女伝』のレビューを書いてるんだな(^▽^;)
と云うのは兎も角も……

令孤冲13-1



娘婿と日月神教の未来の教主という、任我行からしてみれば破格の地位の申し出を、あっさり断った令孤冲。彼の習得した『吸星大法』には欠陥があり、それを克服する方法を伝授されなければ死に至ると言われても、崋山派を滅ぼすのは容易いことだと言われても、意志を翻そうとはしません。
というか冲さん、軽そうに見えてもこれで気概が服を着て歩いてるような男性ですから。ましてや、こういう形の脅しって、多分、一番冲さんが嫌いな形ですよね。

それでも、盈盈が実は緑竹庵の“おば様”だったという告白には、心を動かされますが、その時には盈盈は任我行に引っ張られて行ってしまい、追いかけようとした冲さんの方は、『吸星大法』の説明を受けた時に内力を動かしていたせいで発作を起こして倒れてしまいます。……肝心の時に……(-_-;)

一人になり、宿を取った冲さん、任我行のことを師父師娘に知らせるべきだと思い立ったところで、同じ宿に泊まった傲慢、横暴な武人を見かけ、これを叩きのめして装束一式を奪い、泉州へ赴任する途中の将軍、呉天徳に成りすまし、福州を目指します――って、よく考えたら強盗だよね。やり方が痛快だったからいいけどさ(笑)
短め軽めだったけど、久々の武侠らしいアクションだったし、ちゃんと器物も損壊したし ヾ(~O~;) コレ

ところが、途中、数名の黒装束を見かけ、任我行が崋山派に向けて送り出した刺客かと後を追ったことから、定静師太に率いられた儀琳を含む恒山派の若い尼僧たちを助け、途中の街の二十八舗でも、彼女たちの面倒を見ることとなり、さらには、崇山派の罠にかかり命を落とした定静師太に頼まれ、福州の寺まで彼女たちを送り届けることとなります。

……と云うここのエピソード、師太の亡くなり方はショッキングでしたが(女性の片腕、斬り飛ばすかなあ、ドラマで(~_~;)他の部分は、李亜鵬版に比べて時間は短めだったようですが、私的には負けないくらい楽しかったです。
特に、師太に問われて名乗るのに、
「呉天徳の“呉”、呉天徳の“天”、呉天徳の“徳”」
なかなかいいセンスですな。全く説明になってないあたりとか(笑)

あと、二十八舗で、どんどん姿を消していった尼さんたちを探しに行くのに、ひとりきりになった儀琳ちゃんを、将軍から離れてはいけませんよと定静師太からくっつけられて、おびえてる儀琳ちゃんを「わん!」とか言って脅すかな~と思ったら、案の定やってくれましたもんね(笑)

粗野で磊落、でも善人だという将軍のキャラクターを、しかもちょっとわざとらしく、冲さん、上手く作ってました。

令孤冲13-2
(しかし、この人も髭が似合う――と云うか、髭があった方が男振り上がってね?)

んで、原作の方はちょっと記憶がぼけてるんですが、李亜鵬版では、ここに不可不戒和尚にされちゃった田兄ィも登場してたんですよね。
で、田兄ィのおかげで、定逸師太が呉天徳=令孤冲と知ることになったんですが、ここは田兄ィいないし、定静師太は亡くなっちゃうし、どういうことになるんだろうと思ったら、意外にうまくつないでありまして、

若い尼さんたちをお寺へ送り届けた冲さんが、やれやれと一息ついて、尼さんに出会うとロクなことがないと言った、その口調から儀琳ちゃん、実はこの人は令孤兄さんだったかと気付きます。
李亜鵬版の儀琳ちゃんが、田兄ィに指摘されるまで気づかなかったのに比べると、ここの儀琳ちゃん、まともだ(^▽^;)

それに比べ、いくら変装してるからって、正面から顔を見ても気づかなかった岳霊珊って! (~_~メ)
(まあ、林ちゃんしか目に入ってなかったわけですが。彼女には)

直後、出来の悪い息子でも我が子は見捨てられない、改心してくれるのを待っているものだと、博打好きの息子の借金のために芝を売りに行くお婆さんに出会い、自分も悔い改めれば許されるかと思った令孤冲、元の姿に戻り、師父師娘を訪ねようとします。
と、その途中、林平之と連れ立った霊珊を見かけ、二人が林家の旧宅で『辟邪剣譜』を探しているところを密かに――盗み見ですな、あれは(^_^;)

そうして、いくつもの偶然の重なりから、2人が梁の上に隠されていた風呂敷包みを見つけたところ、さらには、隠れ潜んでいた賊が2人を傷つけ、その包みを奪うところを目撃、霊珊の頼みで後を追います。
(しかし、誰も包みを解いていないのに、よく袈裟だってわかったよねぇ(爆)

が、追い詰められた2人の賊は、令孤冲に剣を突きつけられた1人を、もう一人が後ろから刺殺。驚く令孤冲を暗器で傷つけ、逃げ去ります。
包みは取り戻したものの、小師妹の傍へ戻って気を失う令孤冲。
これを救ったのは、霊珊と平之が2人で出歩くのを案じて探しに来た岳夫妻でした。
が――

破門を許すどころか、岳不羣は令孤冲を打ち殺そうとし、さらには、門弟を殺したと令孤冲を糾弾しに陸柏までが乗り込んで来て、岳不羣の怒りを煽ります。
そこへ、恒山派の若い尼僧たちが訪れ、陸柏の戦う姿に、師伯を殺害したのはあの男と気付いた儀玉が参戦、彼女を庇った令孤冲は陸柏に対して『吸星大法』を使ってしまいます。
任我行に習ったのかと問われ、肯定するしかない令孤冲。
しかしと釈明しようとする令孤冲を、何も言うなと留める岳不羣――って、この人、言葉の使い方を間違ってます。そういうのは、一切を飲み込んで赦してやるときに使う言葉でしょ! (――〆)

と云うところへ、定逸師太からの救援を求める伝書鳩が飛来。血書を見た儀玉は岳不羣に協力を求めますが、それは邪派の罠に違いないと言い捨てた岳不羣、動こうとしません。
(んで、岳掌門はお忙しいんですから云々と云うのは、大人しい儀琳ちゃんの目一杯の皮肉ですな)
負傷の身ながら、見捨てては置けないと動向を申し出る令孤冲。

と、ここで、墓穴を掘ったのが二師兄、労徳諾。
邪派と結託した妖人の令孤冲が恒山派にかかわるのを見過ごしにはできないとしゃしゃり出て、
令孤兄さんは偽に勇んで人を助ける大英雄、大丈夫。同門の危機を見過ごしにするような偽君子とは出来が違うと吐き捨てた儀玉さんに剣を向け、やり返されて転がった、その懐からばさりと『紫霞秘笈』の秘伝書が飛び出します。
こうして――労徳諾は逃げてしまいますが――陸大有・六猿くん殺害と『紫霞秘笈』を盗んだという冤罪は晴れた冲さんでしたが、今度は、見つけたはずの『辟邪剣譜』が消えており、人もあろうに岳不羣から、それを盗んだという濡れ衣を着せられてしまいます。
(ここと云い、あとの方と云い、冲さん庇って剣を振るう儀玉さんが、やたら格好良かったデス(≧▽≦)

儀玉

しかもその夜、岳不羣に殺されかけた林平之が、その張本人に犯人はと問われ、大師兄ですと答えてしまったこと、さらには、左冷禅が間者として送り込んでいた労徳諾を、死んだものと見せかけるために、夜回りの男を殺した上で顔を切り刻んだ、その死体を見てしまったせいで岳霊珊、令孤冲は林ちゃんを殺そうとした上に、労徳諾まで殺した極悪人と思い込み、恒山派の一行が宿にしている小屋へ乗り込みます。
(毎度のことながら、よく居場所が分かったこと(^_^;)

自分がそんなことをするわけがない。信じられないのかと云う令孤冲。
令孤師兄は、ずっと自分たちと一緒にいたと、冷静にアリバイを示す儀玉。
令孤兄さんは、あなたを想っているのだから、そんなことをするはずがないと情に訴える儀琳。
その一切に耳を貸さない、自分を想っているからこそ平之を害したのだろうとまで云う霊珊。

その霊珊に背を向けたまま、恒山派の霊薬を渡してやってくれと儀琳に頼む令孤冲。東方不敗に心を移したとはいえ、まだ胸の内で思い続けていた、その大切な小師妹に疑われ、背を向けられた、冲さんの絶望感の重く伝わるシーンでした。

一方、密かに様子を伺っていた労徳諾のおかげで、危うく岳不羣に殺されるのを免れた林平之でしたが、いずれこのままでは師父の殺されると怯え――自分を守れるのは師姐である霊珊だけだと、危険な崖に咲いている花を取って贈ったりと、より一層霊珊に取り入ります。
どうも、この子はな~。
と言うか、李亜鵬版の林ちゃんについては、特に何も思わなかった――と云うか、ときどき(いや、むしろ頻繁に)レビューに記載するをのを忘れるくらいだったんですが、こっちの林ちゃんはね~。なんちゅうか……やることに可愛げがないわけなんですな。
まあ、冲さんみたいに、正も邪もない、自分が良いと思った道を驀進しろ、とは言いませんけどね。(ああいう生き方は、天に愛されてないと、多分自滅するから)

そうして、その、天に愛されてるんだけど自覚のない冲さん。
尼さん集団引き連れてお寺を訪れ、今度はすんでのところで定逸師太の危機に間に合います。
そして、剣を振るって眼前の黒装束の覆面をはぎ取ってみれば、なんとそれは陸柏ドン。
定静師伯を殺害したのもこの男と、殺してしまいましょうと主張する儀玉さん。
(この人、尼さんなんだけど、意外に過激――って、考えたら定逸師太の弟子だった(^_^;)

それを押さえながら、五岳剣派を合併したいのなら、手順を踏んで相談し、話合えばいいものをと、嵩山派の卑劣さに怒りを示した定逸師太、以後の断交を宣言します。
これは――冲さんというジョーカーがいたせいもあるけど、嵩山派、下手打ったよねぇ。
ホント、もう少し時間をかけて穏やかにやればよかったものを……。

と云う頃、手塩にかけた一番弟子に冤罪を押し付け、まんまと『辟邪剣譜』を手に入れた岳不羣でしたが、二度目の林ちゃん殺害は、寸でのところで娘がやってきてしまって失敗。
さらには、問題の『辟邪剣譜』には、修業は去勢してからという一文があり、さすがに、まだ決断できないでおりました。
しかし……そこまでして強くなりたいですかねぇ。
林ちゃんみたいに、『仇討!』の一念に凝り固まってればまだしも(~_~;)

そうしてここで話は戻って、冲さんプラス恒山派の御一行様。
で、雨が降る中、冲さん一人で何してるのかと思ったら、皆さん船で移動中で、尼さんばかりなので、礼節を重んじた冲さん、ひとりで艫(とも)の方で寝起きしてたんですね。
んで、噂通りの与太者かと思っていたら、意外に君子だったと冲さんを見直した定逸師太。
弟子たちの言葉や、冲さん本人の態度から、邪派と交わったと言われるが、本人が邪派になったとは限らない(と言った師太、劉正風のことを思い出してたに違いない)。あの言動は、並みの正派の者より、ずっと公明正大だと、冲さんに好意を抱いた様子です。
(気性は激しいけど、その分真っ直ぐで公正な人だから)

で、その冲さん。艫で寝起きしていたおかげで、船に乗り組んでいた2人が、尼さんたちを害そうと話し合っているのを耳にします。
そうして捕まえて、騒ぎを耳にして起き出してきたらしい定逸師太の言うとおり、何者の指図か問い質そうとしてみれば……
なんとこの2人、霊鷲寺に捕えられているという聖姑を助け出そうとしており、西に向かっている尼さんたちの一行を、霊鷲寺へ向かっているものと思い、排除しようとしたと語ります。
では、その聖姑とは、東方白か任盈盈か――と、冲さんが思ったところで、今年最後の『笑傲江湖』は終了。

次は1週抜けるから、10日になるんですね。
(翌日は太極拳の練習日だ (^^)♪

それでは皆さん、良いお年を~ (^.^)/~~~

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>というか冲さん、軽そうに見えてもこれで気概が服を着て歩いてるような男性ですから。

そうそう、そこが冲さんの魅力なんですものね。

>……肝心の時に……(-_-;)

冲さん、いつもそんな感じのような…(^^;)

>「呉天徳の“呉”、呉天徳の“天”、呉天徳の“徳”」
なかなかいいセンスですな。全く説明になってないあたりとか(笑)

ここは私も笑いました。全然説明になっとらんがな!と。でも、それがらしくて。面白かったですね。一人で将軍サイコーとかやってたときも、何やってんだ?と思いましたが、振り切れてて楽しかったです。

>(しかし、この人も髭が似合う――と云うか、髭があった方が男振り上がってね?)

同感~!!(笑)

>李亜鵬版の儀琳ちゃんが、田兄ィに指摘されるまで気づかなかったのに比べると、ここの儀琳ちゃん、まともだ(^▽^;)

確かに!
でも、私は気づくの遅いぞ!と思っちゃいました。変装してても気づけよ、と(笑)

>(しかし、誰も包みを解いていないのに、よく袈裟だってわかったよねぇ(爆)

そうそう。しかも、あれが辟邪剣譜だってことも。お経かもしれないのにねぇ。

>人もあろうに岳不羣から、それを盗んだという濡れ衣を着せられてしまいます。

全く、何ていう師父でしょうね(-“- )
こういう人が師父になる資格はないはずですが、どこをどう間違って師父になれたんでしょうね。。。

>東方不敗に心を移したとはいえ、まだ胸の内で思い続けていた、その大切な小師妹に疑われ、背を向けられた、冲さんの絶望感の重く伝わるシーンでした。

本当に、冲さんが気の毒で仕方がないシーンでした。

>なんちゅうか……やることに可愛げがないわけなんですな。

ですねぇ。
同情されてもおかしくない状況だというのに、全然同情する気にならないっていう…(李亜鵬版での林ちゃんもそうでしたが)。

>殺してしまいましょうと主張する儀玉さん。
(この人、尼さんなんだけど、意外に過激――って、考えたら定逸師太の弟子だった(^_^;)

確かに、尼さんなのに「殺してしまいましょう」ってスゴイこと言ってますね(^▽^;)

>しかし……そこまでして強くなりたいですかねぇ。

「葵花宝典」を取り戻すだかなんだか、始祖様たちに誓ってましたが、今の段階では「葵花宝典」と「辟邪剣譜」の関係はわかってませんものね。
というより、そんなことそっちのけで、やはり江湖一になりたいんでしょうねぇ。
力が強くたって、人間が出来てなきゃ誰もついていかないのに。


>(翌日は太極拳の練習日だ (^^)♪

初練習は、いかがでしたか~?

Re:ふく*たま さんへ

> 冲さん、いつもそんな感じのような…(^^;)

ですね~。
可哀想な冲さん。

> 一人で将軍サイコーとかやってたときも、何やってんだ?と思いましたが、振り切れてて楽しかったです。

冲さん大丈夫か? 悪乗りしすぎじゃないか? とも思いましたけど、本当に楽しかったですね(^^)

> でも、私は気づくの遅いぞ!と思っちゃいました。変装してても気づけよ、と(笑)

あはは……。
でも確かにね~。恋い焦がれてる人ですもんね~。

> そうそう。しかも、あれが辟邪剣譜だってことも。お経かもしれないのにねぇ。

確かに! (笑)

> 全く、何ていう師父でしょうね(-“- )
> こういう人が師父になる資格はないはずですが、どこをどう間違って師父になれたんでしょうね。。。

よくよく、人材が払拭してたんでしょうね。……としか考えられないです。
(そういえば崋山派、それも気功派、師叔とか師伯とか、出てきませんしね)

> 本当に、冲さんが気の毒で仕方がないシーンでした。

はい。
で、冲さんにとってはあまり慰めにはなっていないでしょうけど、庇ってくれる尼さんたちがいて、まだよかったなとも。

> 同情されてもおかしくない状況だというのに、全然同情する気にならないっていう…(李亜鵬版での林ちゃんもそうでしたが)。

本当に。考えれば、可哀想な身の上なのに……。
これはやっぱり、性格の悪さ……と云うより、打算的なところが良くないんでしょうね。
(で、見るたびに、この人が楊過をやるなんて厭だ、と(笑)

> というより、そんなことそっちのけで、やはり江湖一になりたいんでしょうねぇ。
> 力が強くたって、人間が出来てなきゃ誰もついていかないのに。

そう、そう。
たしか27集では、師父が崋山派を発展させろと言ったからと言っていましたが、
こんな形では、仮に発展したって、亡くなった師父は喜ばないと思いますが、
そんなこともわからなくなってるんでしょうねぇ。

> 初練習は、いかがでしたか~?

楽しかったです♪
で、記事にしてますが、とっても嬉しいコトも(*^▽^*)
プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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