新白髪魔女伝 第7集

本当だったら、先週UPの予定だったんですが、
何故か書けなくて……


ともあれ――

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穆九娘(ぼく・きゅうじょう)と、玉羅刹に扮した練霓裳(れん・げいしょう)

出会った時から今日まで、ずっと妹と思ってきた。この気持ちは一生変わらない。云う卓一航(たく・いっこう)に、
「私……」
涙ぐむ何萼華(か・がくか)。
「私も卓師兄と同じよ。……疲れたから寝るね」
流石にこういうところは大人で、「妹なんてやだ!」とか、自分の気持ちを押し付けようとはしないんですな。
と云うか、こういうしおらしい態度を取られると、なんか、嫌いにはなれませんなぁ、この娘さんも(^_^;)

で――
こう答えられたからってねぇ、あの態度は、額面通りじゃないってのは、仮に郭清レベルでもわかるだろうし……。
ということで卓一航、部屋へは戻ったものの、つい、こう――無意識に練霓裳(れん・げいしょう)の鈴を弄びながら、と云うところがなんですが――考え込んでしまいます。
というところへ、窓に人影がさし――
その影を追いかける形で誘い出された先に待ち受けていたのは、岳鳴珂(がく・めいか)。
「あなたか」
「――この場で、貰い受けたいものがある」
「何を?」
「おぬしの命!」
剣を向ける岳鳴珂。
で、これが、力押しと言うか力技――いや、技ではないですな(^_^;)
兎も角、凄まじい威力で、剣を一振りするごとに盛大に水柱が立つという。
(その光景を、足元の池だか湖だかを水鏡にして、そこに映った光景で見せる。と、こう云うあたり、なかなか凝っております)
で、本来なら負けてないはずの一航ですが、霓裳を助けた時に負った傷のせいか、剣を撥ね飛ばされ、危機に陥ります。
と、そこに飛来し、岳鳴珂の剣を受け止めたのは、連霓裳。
自分は卓一航に命を救われた。一命には一命を持って報いるのが通り。たってと云うなら、自分がお前を殺すと、一航を背に庇った霓裳、取り交わした契約を忘れるなと、岳鳴珂を追い払います。
「彼とどんな取引をした? そもそも、君は誰なんだ!?」
一航の向けた疑問に、今後それについて問うことは許さないと言い捨て、背を向ける練霓裳。

彼女は一体誰なんだ? 名月峡とどんな関わりがある?
宿に戻り、考えに沈もうとする卓一航。
と、その部屋を辛龍子(しん・りょうし)が訪れ、師叔と一緒の大師兄に合流する師姐に同行すると告げます。
つまり黄葉(こうよう)道人、何萼華を野放しにしたんだ(^▽^;)

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「卓師兄、一人で動くことになっちゃいますけど、気をつけてくださいね。怪我してるし」
……いい子だなぁ。
と云うか、可愛らしい人ですよね、この辛龍子を演じている葉祖新さんという人自体が。何とも言えず愛嬌があるし(^^)

ともあれ、一夜が過ぎて夜が明けて――
2人連れだって出た何萼華と辛龍子、耿紹南達への目印の暗号を確かめに行った竹藪で、続々と現れた名月峡の女兵たちが、一点を目指して行くのを見かけます。
で――どっちかと云うと、機転の利きそうな辛龍子が後をつけて、何萼華が連絡に走った方が正解だったと思うんですけどね~。このお嬢さん、気立ては悪くはないんですが、軽率で衝動的な上にかなり自信過剰だから(--;)
卓師兄に知らせてねと言って、辛龍子が止めるのもきかず、後を付けて行ってしまいます。

大慌てで卓一航の元へ走る辛龍子。黄葉師叔に知らせろと言い、師妹の後を追う卓一航。
そうして、耿紹南とともに2人の残した目印を追う黄葉道長、卓一航と何萼華の2人なら、両儀剣法が使えるのではと云う耿紹南に、2人はまだ未熟、高手に会えばかえって危険だと、不安を口にします。
師妹、どんだけ信用がないんだヾ(--;)

と云う頃、名月峡の女兵たち――さらには谷の元老である穆九娘までが呼び出されている場所へ、密かに行き着いた何萼華、そこに現れた玉羅刹(ぎょくらせつ)・凌慕華(りょう・ぼか)が、羅刹令と云う絶対服従の令牌を出し、鉄飛龍(てつ・ひりゅう)を天の果てまで追っても誅殺するように命じ、さらに、錦衣衛副指揮使である岳鳴珂がこれに協力を誓うところを見届けます。
羅刹令
鉄家荘と名月峡に、どんな仇怨があったんだろう?
疑問に感じつつも、目的は果たしたと、内心意気揚々とその場を離れようとした何萼華でしたが、こういう場合のお約束、足元の小枝を踏み折り、発見された上、捕まってしまうわけで――みんなが寄ってたかって心配したわけだ(^_^;)

そうして、命を奪われかけたところに、間一髪、卓一航が駆け付けるわけですが――肝心の何萼華が押さえつけられて左右から剣を突きつけられてる状態ではね~。

「卓少侠は名月峡の恩人です」
一航の命は助けるように、玉羅刹――練霓裳に助言をする穆九娘(ぼく・きゅうじょう)。
ですが、一航は萼華と一緒でなければ立ち去ることはできないと言い、さらに、
「ならば、どちらか一人なら助けてやろう。どちらを殺すか、自分で選ぶがいい」
玉羅刹の言葉に、
「わたしを!」
答えたのが2人同時。これが、霓裳の妬心を煽り立てます。
でも、まあ、普通、相手を殺して自分を助けろとは、よほどじゃないと言えませんよねぇ。ましてや、その相手が、妹当然の師妹と、恋焦がれる師兄では。
それならば、2人ともに死ぬがいいと、練霓裳が刃を向けた――そこへ入って来たのが、黄葉道人。

さらに、辛龍子に続き、いつの間にやら穆九娘を人質に取った耿紹南が奥手の方から出て来て――
(穆九娘、何とか卓一航を助けようと口を出して、うるさがられて下げられていたわけなんですが)
名門正派がこんな卑劣な真似をと口惜しがる練霓裳ですが、穆九娘の命には代えられず、全員を解放します。

こうして、虎口を逃れた一同でしたが――ここで耿紹南もねぇ、早々に穆九娘を解放しておけば良かったものを、九娘に剣を突きつけたまま殿をつとめようとするものだから (--;)

「九娘を返せ!」
斬りかかって来た孟秋霞に、九娘を突き放し、剣を交える耿紹南。
そこへ
「争ってはいけない!」
九娘が割って入ろうとし、孟秋霞(もう・しゅうか)が、咄嗟に紹南の剣から身を躱し――
結果、思いもよらず、耿紹南の剣は真っ向から、九娘の腹を腹を深々と貫きます。

余りのことに、一瞬、愕然とする一同。

「追え!!」
追撃を命じ、ひとり、背後の小屋で窮状を看取る練霓裳。
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その霓裳の口から塞主・凌慕華が既に亡き人であると聞かせられた九娘、必ず『天狼剣譜』を探し出し、走火入魔の苦から逃れること、そして、決して耿紹南を討ってはならないと言い残し、
「少主。あなたの気持ち――あなたの卓少侠への想いはわかっています。耿紹南を討てば、きっと、あなたは後悔する」
最後のひと息まで、ひとり、名月峡を双肩に担うこととなった霓裳を案じながら息を引き取ります。
師父に続き、頼りにしていた九娘にまで去られ、泣き崩れる霓裳。
耿紹南たちを取り逃がして戻って来た女兵たちに、九娘の死を告げ、九娘の後継は白敏(はく・びん)とすること、そして、必ず耿紹南を討って九娘の仇を報じることを命じます。

一方、無事に逃れたものの、意図せず人ひとりの命を奪ったことに暗然とする武当派の一同でしたが、ことに、深く後悔し、嘆く耿紹南に、2人きりになった場で黄葉道人、今後、同じことが起きた場合は、自分の命を保つことを第一に考えろと命じます。
「ですが、掌門は義侠が第一と――」
驚く紹南に、江湖の争いは残忍――つまり、義侠心などを第一にしていては生き残れないと教える黄葉道人。――てことは、ひょっとして人質作戦も、このオジさんの考えたことでしたかねぇ。考えたら大師兄なんて、今のところは、生真面目が取り柄みたいな人だし(~_~;)

にしても……実はこの2人、まだ耿紹南は知らないんですが、もの凄い訳ありなんですが――耿紹南にとっては、この黄葉道人が育ての親だったってことが、人生最大の不幸だったかもしれませんなぁ。
(卓一航に取って、どうやら何萼華と耿紹南が不運をもたらす存在らしいように(~_~;)

その卓一航、穆九娘の死が、自分と練霓裳の恋にどれほどの痛手を与えたかを、まだ知らないまま、あの婦人は善良な人だったのにと、九娘の死を悼んでおりました。
そうして、何萼華が立ち聞きした情報をもとに、辛龍子とミーティング。
兎にも角にも情報が少なすぎるんで、何が何やら~なんですが、一同、名月峡と錦衣衛が手を組んだら、太子が不利になるよね~~と云うことは明らかなので、嘆息。
(なんせ、武当派に何かあったら協力しますと言ってくれた穆九娘を、その武当派の弟子である耿紹南が殺しちゃったわけですから)
ともあれ、一旦武当山へ戻って、掌門の指示を仰ごうということになったのですが……

それにしても、練霓裳と名月峡、この2者が同時に鉄飛龍を殺そうとしているのはなぜか。練霓裳と名月峡とのかかわり、岳鳴珂と交わした契約は何か。
考えあぐねた卓一航、ふらりと外へ出て、糖葫芦(たんふーる)の売り子に遇って、自分は一串でいいから、後は誰かにやってくれって、お金だけ払って行くと、その後から連霓裳が来て、その糖葫芦の一串は彼女に渡るという、そんな一幕があるんですが。
そうして、その糖葫芦が、間接的に、恋しい人から贈られたものだとは知らないまま、敵同士になってしまったことを切なく思う霓裳、屋根の上で、いつぞやの、卓一航たちを描いた人相書きに見入っていて――ふと、目を離した隙に、風がそれをさらってゆくんですが、行き着いた先が、やはり屋根の上で想いに沈む卓一航。で、その人相書きに、玉羅刹と練霓裳に間に、さらに疑念を深め、自分は武当山へは帰らない。もっと探ってみると書置きを残し、一人、宿を出て行ってしまいます。

「卓師兄、また単独行動なの!?」
翌朝、書置きを見つけ、驚きあきれる何萼華。
師兄を案じ、後を追おうとする辛龍子。
ですが、それを止めた黄葉道人、
「一航は慎重、聡明。一人でも心配はない。我らはまず、武当山へ戻って、掌門の指示を仰ぐのだ」
と、師叔にこういわれてしまっては、逆らうわけには行きませからねぇ。一同、心配しつつも師叔の後に続きます。
なんか、結局師妹と大師兄(と師叔)邪魔しに来ただけ見たい。
とうか、結末がわかって見てると、この黄葉道人のやることなすこと、裏があるように見えて、見えて(^_^;)

一方、密かに鉄家荘に忍び込んだ卓一航は、(車椅子でなければ動けなかったはずの)唖巴が、杖を突いて歩き回り、何やら伝書鳩の指令を受け取るのを目撃します。

と云う頃、とある客桟に入り、階下の客を引き取らせた岳鳴珂たち錦衣衛の面々。
――と云うところに、ひょっこり入って来たのが鉄珊瑚。
お茶を飲みかけ、強面のお兄さんたちに睨まれて、早々に出てゆきますが……
そこで鉢合わせしたのが、なんと鉄飛龍。
で、慌ててお宿へ逆戻り。一気に二階へ駆け上がります。
と、そこへ、後を追って鉄飛龍が乱入。必然的に錦衣衛と、そして岳鳴珂との手合わせと相成ります。
(いやぁ、卓は毀れるし、宙がえりはあるし、なかなか派手でした(*^▽^*)って、喜ぶなよヾ(~O~;)
 つか、鉄家荘の荘主、なかなかの高手ですな)
が、戦っている相手が錦衣衛の副指揮使、千戸大人と聞いて、逃げ出す鉄飛龍。

そして、その間に二階の一間に『天狼剣譜』を隠した珊瑚も、それを聞きつけ、鉄飛龍が出て行ったあと、
「大人~!!!!(ToT)」
訳を聞こうかという岳鳴珂にすがり付き、
「どわっ!」
「大人~(ToT)」
「いや。あの」
「大人~。助けてください、お願いです大人~(ToT)」
「おおおおお落ち着いて、離れて、兎に角訳を~~」
焦りまくらせます。
つか、兎に角しがみつく珊瑚を、何とか引きはがそうとする岳鳴珂が、すんごい笑えるんですが――
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この2人、ギャグ担当であったか(^▽^;)
(そもそも珊瑚、鉄飛龍に追いかけられて逃げ込むときも、わざわざテーブルの下を潜ってるし)

ともあれ、父親が無理やり意にそまない男に嫁がせようとしていると、口から出まかせを並べ立て、取り敢えずの居場所を確保する珊瑚(頭はいいから)。
その珊瑚を、「あんの小娘がぁ~(~_~メ)」と思いながら、外で待ち受ける鉄飛龍。
と、目の前の通りに、白敏を連れた練霓裳の姿を見て、慌てて顔を隠します。

と云うところで、8集へ。


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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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