秋水長天

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新・笑傲江湖 第35集~第36集

先週に引き続き――と云ういい方は変でしょうが、今週も雪が降りました。
で、今回は平日だったので、途中で自転車に乗れなくて、引いて歩く場合も想定して、10分早く出発。
そうしましたら、道の方はまあ、なんとかは知れる程度だったんですが、会社へ着いてから、レインコートのジッパーが噛んじゃうという不測の事態がおきまして、タイムカードを見たらいつもの時間。
(それがなかったら、もうちょっとゆとりがあったのに~)
他にもいろいろ問題アリのレインコートだし、もう5年着てるし、買い替えてもいいかなぁ(笑)


さて。1週遅れとなってしまいました笑傲江湖ですが……

林平之

原作および李唖鵬版では、この嵩山の大会では桃谷六仙が活躍していて、玉璣子を捕えて得意技の四つ裂きにしようとしたところを、左令禅が四肢を切り落として阻止するというシーンがありました。
でも、ここでは六仙登場してないし、そのシーンは無しかと思っていたら、やってくれました、藍鳳凰(6人分を一人で、大活躍ですな(^▽^;)

美女と黄金の賄賂を贈られたから、左令禅を五岳派の掌門に推挙するのだろうと言われ、なにをと鳳凰に襲い掛かった玉璣子。で、鳳凰が意外にも高手なところを見せて、なかなか見応えがあったんですが(と云うか、こういうのを期待してるんですよね~)さらに鳳凰、玉璣子(ぎょくきし)の両掌に、得意の毒掌を使用。
「うわぁ~。毒だ~」
と慌てふためく玉璣子の両腕を、左令禅が咄嗟に斬り落とします。
……って、これには鳳凰ならずとも「非道いことをするのね」ですよね。命を助けるためと云うなら、陸柏みたく『令孤掌門』つって頭下げて、毒消しをもらってもらえばいいわけだから。

そんな左令禅を「口を封じようとしたのね!」と非難した鳳凰、新掌門には令孤冲を推挙。文句があるやつは剣で勝負よと、掌門の座を剣術の腕前で決めるよう、誘導してゆくます。
で、これには軍師がいるなと感じた冲さん、ふと後ろを見ると、尼僧姿の盈盈が……。
この時の冲さんの嬉しそうな顔ったら(^m^)
(部屋に戻ってからも、「知ってるか? ずっと逢いたかったんだ」とか言ってましたし。もう、甘々。……いいケド(笑)

そんな冲さんを岳夫妻が訪ねて来て、先ほどの五岳合併賛成発言は、決して自分が掌門になりたかったからじゃない。剣の腕からすれば、お前が掌門になってもいいと考えていると冲さんを持ち上げておいて、左令禅が掌門になることだけは、必ず阻止するようにと言い置いて帰ってゆきます。
どんな“親”でも、親には欲目がはたらく冲さんに対し、他人なだけにシビアな盈盈ちゃん、アレは似非君子だから、要注意と繰り返すんですが……
感じてるからこそ目を醒ましたくないのかもしれませんなぁ、冲さんも。

そうして翌日。
会場、李亜鵬版に比べてシンプルな――と思いましたが、実際に戦いやすいのは、こちらでしょうしね。

ここで、五岳の掌門になるには、各派の剣術に通じていなくてはと進み出た霊珊、泰山(たいざん)衡山(こうざん)の両掌門に、洞窟で見つけた各派の絶技で勝利しますが、あの莫大先生との対戦は………………カンフーハッスルですか ヾ(--;)
(でもって莫大先生も、女の子の衣服を切り裂いたら拙いじゃん ヾ(~O~;)
あと、李亜鵬版では、莫大先生が剣を引いたのに、まだ霊珊が戦いを続けて先生を傷つけ、岳不羣に叩かれたんですが、こちらではそれがわかりにくかったですね。先生の手加減は冲さんが口にしてましたが、霊珊変わった手を使いはしたけど、普通に勝ったように見えました。

で、父親に打たれて涙ぐんでいる霊珊に、自分が笑顔を取り戻してやろうと思った冲さんが、次は自分がと名乗り出るのが、原作の展開。ドラマの方は――思いを色々言葉で語らせている割には、冲さんが何を思ったかの説明はナシ(^^;)
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ともあれ、霊珊と向かい合った冲さんが繰り出し、思わず霊珊がそれに答えたのが、2人で編み出した冲霊剣法。これはなかなか綺麗――と云うか、2人の心情から盈盈ちゃんの表情も加えて、実にいい感じで見せてくれたんですが……あの冲さんのやり方じゃ、勝負を譲ったの、モロばれ。
折角のいいシーンだったんだし、『新白髪魔女伝』で出て来るシーンみたいに、2人以外の周りの人間を、一瞬全部消すか、時間経過を何とかするかと、もうひと工夫欲しかったところ。

ともあれ、霊珊に勝ちを譲るために、自ら傷を受けた冲さんに、恒山派は大慌て。
しかし……ホントに、冲さん殺すにゃ刃物はいりませんな。小師妹の涙の一滴もあれば十分で(^^;)

こうして勝者となった霊珊でしたが、左令禅には敵うはずもなく敗退。
実は、失われた嵩山派の絶技が見たいばかりに、霊珊が宣言した十三手が終わるまで手出しができなかった左令禅でしたが、陸柏はそれまでを左令禅の度量の大きさとごまかし、五岳派の掌門に相応しいと言い立てます。

そうして、だれも反対できないままに左令禅が掌門の座に付こうとした、その時になってようやく、実は一度腕を競って見たかったのだがと、言い出したのが岳不羣。……さすが似非君子。
で、双方の剣法が似ているのに驚く令孤冲たちの前で、刺繍針を使って左令禅の目を潰した岳不羣、左令禅にだけ聞こえるように、彼が労徳諾に盗ませた『辟邪剣法』の写しは、実は贋物であったと囁きます。これまで抑圧された気分で、相当にあれこれ溜まってたんでしょうが……性格悪っ!(って、何をいまさら、ですが)

こうして新生五岳派の掌門となった岳不羣、すっかりあるじの顔で、さくさくと後のことを仕切ってゆきます。一応各派の実務は各掌門の手にゆだねられることになったんだけど、なんつーか、狙ってたのがまるわかりって感じで、なんだかなぁ。

で、ここまで来ると、さすがの冲さんにの、師父の正体は見えたんでしょ。泊って行けという岳不羣に対し、恒山に戻って、傷を癒してから改めて会いに行くと伝えます。
そうかそうかと、機嫌よさげなふりをして戻ってゆく、その後姿に、
「似非君子」
冷ややかに呟く盈盈。

しかし師娘、冲さんに向かって「お大事に」って(^^;)
「你保重」ぐらいの台詞だったんでしょうが、“母親”が息子に向かって「お大事に」は、あまり言わんよねぇ。「大事になさいね」とか「養生なさい」ぐらいで。

さて。
崋山派、嵩山派と一緒は厭だ。一晩ここで止まってから下山しようという冲さんに、私たちもと賛同した尼さんたちは、その場で夜営。
岳不羣が刺繍針を使うのを見た儀玉と儀琳は、彼が定逸師太殺害の真犯人だと確信しますが、冲さんに仇討を頼むことはできない――と話し合っているところへ、やって来たのが林平之。呼び出した余滄海と青城派に対して仇討を宣言。
嵩山から戻る道すがら、宣言したように青城派の弟子たちを次々と殺害してゆきます。
これを、その都度目撃することになる冲さんたち一行。
ここが……林ちゃんがもうちょっと何とか云うキャラなら、ピカレスク浪漫風味とか何とか、もうちょっと感情移入も出来て、復讐劇に爽快と云うのもなんですが、もう少し気分よく見られたんでしょうがねぇ。
図式からいうと、悪役の共食いと云うのが比較的近いんでしょうが……私的にはあまり好物ではないようで。
(私の本名と同名の某キャラは、これが大好物だそうです(^▽^;)

さらにこれに、未だに『辟邪剣譜』を狙っている木高峯までが参入(って、いい加減、この人の存在、忘れてました~(^▽^;)
つか、結構台詞はあったけど、比較的あっさりご臨終でしたし。

で、結果として林ちゃんは、木高峯と余滄海を討って仇討本会を遂げながらも、木高峯の毒液で失明してしまうのですが――ここで際立つのが、林ちゃんの身勝手さと、盈盈ちゃんの良い女ぶりと云うか、冲さんに対する優しさ、思いやりかな。
途中、青城派の戦いで危機に陥った霊珊を、林ちゃんは助けようとせず、儀玉さんは、この恩怨に恒山派は関わらないと宣言したから動かず、冲さんは傷のせいで動けず――と云う時に、冲さんを思って助けに飛び出しますし、
霊珊の身を案じながらも、自分が出てゆくことで林ちゃんとの仲がこじれることを、そうして盈盈ちゃん自身の気持ちを思って動けない冲さんの、背中を押してまでいますものね。

それに引き換え林ちゃんは~~これは後で書きます。

ともあれ、尼さんたちを先のお寺へ返し、自分たちはこっそり、霊珊たちを見守ることにします。
それで、そのために、変装しましょと、そのあたりの家に干してあった衣服を(ちゃんとお金は置いて)失敬するのですが……
それにしても冲さん、あの、犬を黙らせた骨付き肉は、どこから持ってきたんだろう?
と云うか、庶民の、それも農家らしき家に、何故シェパード (^▽^;)
(まあ……『流星剣侠伝』でも、野良でシェパードがうろついてはいたケド)

さて、そうして変装した2人
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で、こっちの盈盈ちゃんは、俺達夫婦に見えるかなと言われても、怒ったりしないのね(笑)

廃屋で霊珊たちを見つけた冲さんと盈盈ちゃん、林ちゃんが霊珊に辟邪剣法の秘密――彼も岳不羣も剣法を身につけるために去勢していることを聞いてしまいます。
が、その前に林ちゃん、霊珊に向かって、身寄りのない自分と結婚したのは、壁邪剣譜を手に入れるためだろうって――自分の方から仕掛けて迫って籠絡して、挙句にはあんな小芝居までして結婚を迫ったくせに! ったく、そういことを言うのはこの口ですかって、ぎりーぃっと、捻り上げてやりたくなりましたよ。
でもって、霊珊を憎んでいないと言いながら、あの話のブチまけ方は――岳不羣に対する憎しみを、霊珊に肩代わりさせてるわけかなぁ。
いずれにしても、ふく*たまさんも書いておられるように、ここの霊珊は実にまともなので、なんとも不憫と云うか可哀想と云うか――で、その分、林ちゃんに対する怒りが倍加するわけね(^▽^;)

しかし、林ちゃんを殺そうとしたときに岳不羣の靴の裏にくっついてたの、紙銭かと思って、紙銭があんな風にくっつくものなのかなと思っていたら、金箔だったってことなのですね。

そうして、それを知らされて、大師兄を信じなかったことを後悔する霊珊と、それに対して――嫉妬か、林ちゃん? やっぱり、大師兄から霊珊を奪った、手練手管で自分の方を向かせた、って意識、あるんでしょうねえ。だから霊珊の気持ちを信じられないんだ。

と云うところへ、労徳諾が登場。自分は元々嵩山派の人間で、つまりは左霊禅が崋山派に潜入させたスパイであったことを明かします。
……と云うところで翌週――って、すぐ書かなきゃ(^▽^;)

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Comment

 

>で、鳳凰が意外にも高手なところを 見せて、なかなか見応えがあったんですが(と云うか、こういうのを期待してるんですよね~)

そうそう、こういう体を使ったアクションが見たいんです~(笑)

>感じてるからこそ目を醒ましたくないのかもしれませんなぁ、冲さんも。

そうでしょうね。どんな親でも親は親、他の人が悪し様に言おうとも、それが真実だとは思いたくないのが子の心情ですよね。

>霊珊変わった手を使いはしたけど、普通に勝ったように見えました。

はい、私も普通に勝ったんだと思いました。魔教の長老たちが編み出して壁画に残した剣法で、衡山派の剣法を破ったのか、と。

>で、父親に打たれて涙ぐんでいる霊珊に、自分が笑顔を取り戻してやろうと思った冲さんが、次は自分がと名乗り出るのが、原作の展開。

そうでしたか!こういうことこそ説明がほしいですねー、わかりにくい…(^^;)

>これはなかなか綺麗――と云うか、2人の心情か ら盈盈ちゃんの表情も加えて、実にいい感じで見せてくれたんですが……

こういうとこ、ホント上手ですよね。
なのに、こういうのがあるから、詰めが甘い!と(^▽^;)
     ↓
>あの冲さんのやり方じゃ、勝負を譲ったの、モロばれ。

>彼が労徳諾に盗ませた『辟邪剣 法』の写しは、実は贋物であったと囁きます。これまで抑圧された気分で、相当にあれこれ溜まってたんでしょうが……性格悪っ!(って、何をいまさら、です が)

本当にこのシーンは、岳不羣の陰湿さがもろに出てましたねー。
辟邪剣法を習得したんだからそれで十分なはずで、その上他人まで陥れる必要なんてないのに~。

>しかし師娘、冲さんに向かって「お大事に」って(^^;)

言いませんよねぇ。すごく他人行儀な感じ。

>ここで際立つのが、林ちゃんの身勝手さと、盈盈ちゃんの良い女ぶりと云うか、冲さんに対する優しさ、思いやりかな。

こういうのが本当の愛ですよねぇ。。。
と、20週の、東方姑娘の所業を見て思いました(^▽^;)

>ここの霊珊は実にまともなので、なんとも不憫と云うか可哀想と云うか――で、その分、林ちゃんに対する怒りが倍加するわけね(^▽^;)

時間が経ってからコメントしているのでアレですけど、本当にここの林ちゃんは憎たらしかったですねー\(*`∧´)/
何もかもを人のせいだと責任転嫁して、それでも男か!(もう男じゃなくなったけど)と言いたくなりました。
  • posted by ふく*たま 
  • URL 
  • 2014.02/25 15:42分 
  • [Edit]
  • [Res]

 

>そうそう、こういう体を使ったアクションが見たいんです~(笑)

CG多用が悪いとは言いませんが、見惚れてしまうのは、やっぱり、体を使ったアクションですものね~。

>はい、私も普通に勝ったんだと思いました。魔教の長老たちが編み出して壁画に残した剣法で、衡山派の剣法を破ったのか、と。

そう見えますよね~。
また冲さんも、霊珊が使った技については、そういう解説をしてましたし。
そういう面も含めて、きちんと説明をしてくれないと、原作を読んでいる人ばかりじゃないので、

>こういうことこそ説明がほしいですねー、わかりにくい…(^^;)

と、なりますよね!

>なのに、こういうのがあるから、詰めが甘い!と(^▽^;)

全くです。
(しかし、ふく*たまさんの引用の仕方、上手いですな(^^)b)

>本当にこのシーンは、岳不羣の陰湿さがもろに出てましたねー。
>辟邪剣法を習得したんだからそれで十分なはずで、その上他人まで陥れる必要なんてないのに~。

全く、似非君子なんて二つ名じゃぁ、まだまだ実態を言い表せてない、ですよねぇ。

>こういうのが本当の愛ですよねぇ。。。
>と、20週の、東方姑娘の所業を見て思いました(^▽^;)

全くです。これじゃ、東方姑娘が盈盈ちゃんに敵わなくても無理はないですね。

>何もかもを人のせいだと責任転嫁して、それでも男か!(もう男じゃなくなったけど)と言いたくなりました。

そう、そう。
それに比べて、盈盈ちゃんの態度は、なんて男前なんだ~~って、男女逆転の褒め方(笑)

  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2014.02/27 20:13分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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