秋水長天

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新白髪魔女伝 第13集~第14集

体調悪い~とかで、ダラダラしてたら、1週遅れになっちゃいました。ヤバイ、ヤバイ(^▽^;)

さて。

13集




岳鳴珂の来訪で、15日の夜に救いがあると確信した鉄飛虎、牢を訪れた鉄飛龍を散々に脅し上げます。
亡くなった両親やら、閻魔様まで引っ張り出されて、さすがに不安になった鉄飛龍、書くなる上は、これ以上生かしておく必要はないだろうと、金独異を急かして、処刑の日を15日に繰り上げさせてしまいます。
……冥府での報いが恐ろしいなら、その冥界に仇敵を送りこんだら、余計にヤバいだろうにヾ(--;)

ともあれ、急な日程の変更に慌てたのは、救出計画を練っていた名月峡+卓一航と、満月の夜の自力脱出を待っていた岳鳴珂。

名月峡は、救出の人員が揃わないまま、卓一航の指揮で、刑場での練霓裳奪回を計画――って、刑場に馬を暴れこませ、騒ぎに乗じて霓裳を助け出す計画だったようですが、順序を逆にして、それも人員の配置だけを言われると、非常に分かりにくい。
……名月峡御お嬢さんたち、よくわかったねぇ(^▽^;)
(それか、わからなくても、取り敢えず指示通りに動いとこうと思ったかな?)

そうして当日、意を決して刑場に乗り込む卓一航。
13集-1
と、ここで刑場に引き出された練霓裳と、一瞬2人(だけ)の世界が出来上がっちゃうところ、周囲の人間がすぅ~っと消えてゆくやり方が、上手いな~と思ったんで、
(しかも、練霓裳の表情が実にいい!)
で、丁度DVDでここを見てるころに、『新笑傲江湖』が、嵩山での大会だったんですよね。
なので、冲さんと霊珊の立ち合いの場面、このくらいやれ~とか、書いちゃったわけです(^^ゞ

あと、ここで卓一航が練霓裳に囁く――と云うか、口のかたちだけで言葉を伝えるわけですが、その台詞、
「我一定会帯你走」
これ、直訳すると多分「必ず君を連れて行く」くらいなんでしょうが「必ず君を救い出す」と訳されてましたよね。
実はこの台詞、もう1回、重要な場面で使われて、で、そこは『救い出す』という役が相応しくない気がする。ので、そこの場面ではどう訳されるか、ちょっと楽しみに――って、楽しく見るような場面じゃないんですがヾ(--;)

閑話休題。

こうして、練霓裳を救い出すべく刑場に乗り込んだ卓一航たちでしたが、そのことは金独異たちも織り込み済み。この機会に名月峡も潰してしまえと、毒矢隊を用意して待ち構えております。
(しかも大人数。一瞬、PRIDEの花無缺が襲撃されたシーンを思い出してしまった(^_^;)
で、ここで、民を第一に考える生粋の武当派の弟子と、民なんざ搾取の対象としか見ていない東廠(とうしょう)の廠公との意識の違いってのが、如実に出て来るわけなんですな。
一航さん、すべてを捨てても救いたいと思う愛しい人の危機を目前にしながら、民に犠牲が出ることを恐れて、作戦開始の合図をすることが出来ません。
……岳鳴珂がいなかったら、一体どうなっていたことか(^^;)

その岳鳴珂、霓裳を救う方法をあれこれと考え抜いた末でしょう、なんと、刺客に扮して、こんな日でもほけほけと遊びに出歩いていた瑞王を襲撃しておりました。
……なんか、いざとなると、なりふり構わんっちゅうか(しかも、護衛についていて斬り倒されたの、錦衣衛だし(^^;)……しかし、考えると、こっちの方が甲斐性もんやね。

ともあれ、襲撃を受けて震え上がった瑞王、金独異、慕容冲の両方を呼び出し――おかげで処刑は一旦取りやめとなりました。
そうして、瑞王の警護に人手を割かれたおかげで、東廠の牢の警備は甘くなり、卓一航たちはそこを狙って霓裳の救出に乗り込みますが――
時は満月。発作を起こして己れを喪った練霓裳は、自身で牢を破り、東廠ばかりか名月峡の姉妹たち、通りすがりの物売りを手に掛け、さらには白敏、卓一航までを傷つけます。
(あれ!? 考えたら、ここで霓裳は正気じゃないと気付くべきだよね、一航さん)

自分が愛したのは――大恩ある師父、家族同然の兄弟弟子たちを捨てても救おうとしたのは、殺人をなんとも思わない魔女だったのか!?
愕然とし、何一つ説明も弁明もしようとしない練霓裳に、そうして、それでもなお彼女を思い切れない自分に、悩み、苦しむ卓一航。

そうして霓裳の方は――岳鳴珂の、卓一航を殺してしまうことを恐れているのかと云う問いが、一番正鵠を得てるでしょうかねぇ。
それと、やっぱり、自分の何もかもを知られて、それでもなお相手が自分を好きでいてくれる自信がない――霓裳の発作を知って背中を向けるのなら、その程度の男なんだから、その段階で切り捨てればいいわけなんだけど、そうするのと、良い男で、自分を愛してくれているんだけれど、一緒にはなれない運命だから別れたのよ~~と思うのと、気持ちとしてはかなり違うんでしょう。

それにしても、本当に霓裳が好きで、自分の気持ちに気付いてほしいと思っているのに、本当に卓一航が好きなら、きちんと説明すべきだと霓裳に言う岳鳴珂、良い漢すぎます。
(しかも、慕容冲を相手に、自分は刑場に行っていましたよと、口を拭って知らん顔をしているあたりの度胸のよさとか、かなり好き(笑)

その慕容冲ですが、事ここに至っても姿を見せない玉羅刹に奇妙なものを感じ、自ら名月峡に赴くと言い出します。
早速それを霓裳に告げ、注意を促す岳鳴珂。

と云う頃の武当派では、卓一航の悪口を言った石浩と辛龍子が大喧嘩。
昔から自分を庇ってくれたのは卓師兄だけだったと、飽くまでも卓一航を慕い、庇うことをやめない辛龍子を、掌門の紫陽真人はついに破門します。が――これはつまり、卓一航を探し出し、反省させて連れ戻せという、いわば情けの破門ですな。
(ちなみに、喧嘩は両成敗が正当だと思うんだけど、石浩はちゃんと処罰を受けたのかな?)

こうして、4大弟子の2人までが去った武当派に、名月峡に向かうという慕容冲の動きが知らせられます。
と、ここですかさず耿紹南を推薦したのが黄葉道人。陰でこっそり、次期掌門を狙えと言い聞かせるあたりが、本性見えた、と云うところですが。耿紹南本人も、紫陽掌門も気にしているように、穆九娘の件が未解決ですからね。
この隙にと手柄を焦ったというか――その結果はもう、15集で出てしまうわけですが、それにしても好かんオッサンですw。

一方、再び紅花鬼母に捕まってしまった鉄珊瑚ですが――さすがに、紅花鬼母の毒が聞いていないことは、こっそりバレたようですな(ま、ああいう薬の捨て方をすればね~(^▽^;)
14集-1
この娘も、目端が利くようで、すっぽり抜けてるところがあるから――って、そこらへんが憎めないところなんですが。
で、連れてこられたのは、多分第1集で難民救済用の黄金が運び込まれた屋敷じゃないかな?
で、そこで鬼母の目が離れた途端に珊瑚、毒薬を使って、早速逃走を図ります。
が――いきなり、彼女を探す孟秋霞朱雀と王照希にニアミス。危ない、危ない(^▽^;)

14週-2

それでも、男装と、後ろを向いていたおかげで、なんとかバレずに、その場を逃れた(と思っている)珊瑚、『天狼剣譜』を隠した宿屋に舞い戻り、隠し場所から剣譜を回収。
が、宿の外には、密かに彼女をつけて来た紅花鬼母の姿が……。

その頃、武当山を下りた辛龍子は、卓一航と合流。
で、さすがは一航さん、小師弟の破門は、自分を武当派へ戻そうとする師父の思いやりだと、ちゃんと察知、協力して錦嚢を探すこととし、一緒に名月峡へ向かいます。

一方、武当派にもぐりこませてある密偵からの知らせで、耿紹南が何萼華と共に名月峡にむったと知った慕容冲、玉羅刹への手土産にしようと、耿紹南捕縛の命令を出します。

そうとは知らず、岳鳴珂率いる錦衣衛の包囲網のど真ん中に飛び込んでしまった、耿紹南と何萼華は――と云うところで、次回に続きます。


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Comment

初めまして 

reiさん、初めまして。「まま」と申します。
神雕侠侶の二次小説をきっかけに、武侠ドラマの放送に合わせてちょこちょこお邪魔させていただいていました。
今回の白髪魔女伝はーー面白すぎます!!!もう毎週これが楽しみで仕事を乗り切っています。
この集は息もつかせぬ展開で見応えがありました。この刑場のシーンは素晴らしかった!
そして岳鳴珂と卓一航の対比も鮮やか。一航さんの苦悩もわかるけど、掌門が一航さんの性格を語るシーンで思わず吹き出してしまいました(笑)思い込み、あまりにも強すぎやん!!
金庸作品の主人公は幼少から様々な過程を経て成長していくけど、今回の一航さんはこの恋を知ることで、人間的により成長し深みを増していくのでしょうか。
体調を崩されていたとのこと。季節も落ち着きつつあるように思います。どうぞ無理なさらずに。
これからも楽しみにしています。
  • posted by まま 
  • URL 
  • 2014.04/29 14:31分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: まま さんへ 

コメントありがとうございます。
お返事が遅くなって済みません。

『新白髪魔女伝』、気に入っていただいていて、非常に嬉しいです。
(って、別にスポンサーでもなんでもないんですが(笑)
でも、本当に、放送開始前から気に入って見ていた身としては、「ね、ね。いいでしょう~」と、
思わず『どや顔』になってしまうわけです (^^ゞ

> この刑場のシーンは素晴らしかった!

本当に。いつも丁寧に作られていますが、特に、このシーンは巧かったですね。

> 掌門が一航さんの性格を語るシーンで思わず吹き出してしまいました(笑)思い込み、あまりにも強すぎやん!!

あはは……。
でも本当に。優等生に思えていた一航さんの、意外な面というか(^▽^;)
掌門も、結構手を焼いたんでしょうね。

> 金庸作品の主人公は幼少から様々な過程を経て成長していくけど、今回の一航さんはこの恋を知ることで、人間的により成長し深みを増していくのでしょうか。

はい。それに加えて、さまざまの試練やら、思いがけない人の裏切りやら~ですね。
で、中盤から、ますます目を離せなく、でも、切なくなってゆきます。

> 体調を崩されていたとのこと。季節も落ち着きつつあるように思います。どうぞ無理なさらずに。
> これからも楽しみにしています。

はい。ありがとうございます。
自分でもできるだけ楽しみながら、書いてゆけるようにしたいと思っています。
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2014.05/01 16:56分 
  • [Edit]
  • [Res]

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プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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