新白髪魔女伝 第33集~第34集

ここのところ、夜間に雨が降ったりしているようですが、日中は夏のようなさわやかな日が続いておりまして、休日ともなると、気分はまるで夏休み~~
って、6月なのになんで? と思ったら、空気とか風の具合が、扇風機だけで過ごせた子供のころに夏休みに似てるんだ。……ということは、やっぱり異常気象? (^^;)
(まあ、もうすぐ7月ですが)

さて。

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耿紹南に対し、卓一航殺害の疑いを抱く辛龍子は、耿紹南の両儀剣法習得を阻止するために剣試合を挑みますが、惨敗。
自分はそれ以上に不本意だが、武当派のためには受け入れざるを得ないという何萼華の言葉に、自分も現状を受け入ざるを得ません。
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なんか、この時期の辛龍子を見てると、思い切り同情しつつも、『力無き正義に意味無し』って、しみじみ思っちゃいます。
一番力が欲しいの、辛龍子本人でしょうけど。


が、当の萼華が、当然のことながら卓一航の面影を消すことが出来ず、結果、剣法の修練に集中できず、より、耿紹南を苛立たせることとなります。
そんな耿紹南の萼華への執着を諌める黄葉道人でしたが、これも当然、耿紹南が聞き入れるはずはなく、それならばと黄葉道人、一種の催淫薬ですかな――をを飲ませて、先に萼華の体を手に入れることを勧めます。
土壇場で、その誘惑には打ち勝った耿紹南でしたが、黄葉道人はもう一つ仕掛けをしており、それに気づかないまま、耿紹南と何萼華は一夜を共にしてしまいます。

一方、慕容冲を討つための手助けを命じられた朱雀は、協力すると偽って、王照希を昏倒させて逃亡。
命の恩人であり、彼女を間者として錦衣衛に送り込んだ当人である黄葉道人に事態を報告。もはや使い物にならなくなったと思った黄葉は彼女を処分しようとしますが、自分が死んだ場合には黄葉の計略――彼が桂王を擁立するために、王照希に瑞王を討たせたこと――が慕容冲の耳に入るようにしてあると告げ、朱雀は命を拾います。

同じころ、新たな名月峡を何萼華と鉄珊瑚が訪れ、練霓裳に天狼剣譜を差し出します。
あくまでも珊瑚を処断しようとする霓裳に対し、珊瑚が剣譜を紅花鬼母に渡したのは、自分を助けるためだと聞き、岳鳴珂とともに珊瑚を庇う鉄飛虎。
ところが、珊瑚たちの後をつけていた鉄飛龍が、再び鉄飛虎に成りすまし、剣譜を奪おうとします。が、珊瑚に見破られ、ついに霓裳に討たれてしまいます。

そうして谷の底では、空中にある竹を三本斬るという、婦人の出した課題を見事に成し遂げた卓一航でしたが、霍彩蝶が彼に、亡父の衣服を着せたことから、婦人は彩蝶が、かつて彼女が愛し、彼女を裏切った霍天都の娘であることを、一航は婦人が玉羅刹・凌慕華であることを知ってしまいます。
天はかくまで人を弄ぶかと、渇いた笑いを洩らす凌慕華に、剣を向ける卓一航。
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ですが、凌慕華を討ったところで死者は蘇らないと彩蝶に止められ、自身もまた、仇を討ったところで、失われた一切は取り戻せず、心中の恨みも消せるわけではないと、剣を投げ捨てます。

そして彩蝶は、優曇華を封じた首飾りと、飛花王逐蝶の表題の一冊を、凌慕華に差し出します。
そこの挟み込まれていた霍天都の手紙には、(重傷を負って記憶を失っていたという前提があるわけですが)彩蝶の母を娶ったのは、彼を救ってくれた恩義に報いるためであったこと。自分のできることは、慕華を走火入魔の苦から救うことであると考え、あらゆる門派の武術を研究し、つに編み出したのがこの飛花逐蝶の一篇であること、が記されておりました。
天都は自分を裏切ったわけではなかった。涙する慕華。

……と云うのが、順序は前後しておりますが、ざっくりまとめた今回のあらすじ。
で、大方の視聴者の方は推測しておられたことと思いますが、あの前輩が凌慕華で、そうして一航さん、思いがけずも両親の仇に出会ってしまいましたねぇ。

が、しかし、それにしても、取り立てて孤児の境遇を恨んで育ったようにも見えない一航さんが、師父に告げられるまでは、殺害されたことも、顔も、名前すら知らなかった親の仇討ちに固執する――と云うか、あれほど仇に対して怨みを抱くというのが、どうにも理解しがたいんですが、ひょっとして、その事実を告げられたことで霓裳との仲を引き裂かれた、その恨みも上乗せされていますかね?
この谷に来て、やれ殺せ、仇を討てと、やいのやいのと攻めたてる連中から解放されて、落ち着いて物事を考える時間もあって、自分の本心を見つめなおして、霓裳に対する想いは、より募った感じですし。

あと、ここのパート、台詞の訳され方がなんとなく軽い~~と云うか、中文版で見たのと、なんか意味が違っとりゃしませんか? と思って見直してみたら、一航さんが凌慕華を討てなかった理由が、そうしたら自分が霓裳の仇になってしまうからじゃなく、霓裳に、再び師父を喪う苦しみを受けさせるわけにはゆかないと、そういう意味だったようで、この違いは大きいですよ~。

で、彩蝶の方も、「おば様を許してくれてありがとう」じゃなく、「前輩を殺さないでくれてありがとう」でしたね、正確には。
(いや、一航さん許してないしって、思わず突っ込みましたし(^▽^;)

そうして彩蝶、一航さんに、父から聞いていましたがと、当時の凌慕華が、やはり霓裳と同様の発作を起こし、自覚のないままに殺人を重ねていたことを話し、あなたは怨みを捨てれば楽になれるけれど、前輩の罪悪感は一生消えるものではないと――ちょっと、何萼華と足して3で割ってやっても、何萼華的には丁度いいかなと思えるくらい、賢い娘です。

で、その問題の何萼華ですが……今回の場合、彼女には罪も落ち度もないんですよねぇ。
(にもかかわらず、あまり同情する気になれないのは、日ごろの彼女の言動のせいでしょう)

むしろ大師兄がねぇ、ますます憎ったらしくなってきてます。
(バカにもますます拍車がかかってきているようで、本当に、一生分の馬鹿を使い果たすのも遠くないか?(爆)
そもそも、一航さんが崖を崖から突き落としから一か月ちょっとぐらいしか立ってないんだから、その一航さんと一緒に習得した両儀剣法だったら、練習中に一航さんの面影がチラつくのも、仕方のないコトですしねぇ。
それをいい加減忘れろって無理を言って、一航さんの、萼華にとってはいわば形見になってしまった笛を取り上げて捨てた挙句、(両儀剣法の修練が出来ないから)天狼剣譜を早く手に入れろと、黄葉道人に向かってダダこねって。
これはもう、子供とかお子ちゃま通り越して、幼児かキミはって段階。
で、彼が変わったと責める萼華に、変ったわけじゃない、愛に目覚めたんだと言った時は、目の前にいたら蹴り入れてやりたかったです(って、蹴り技、習ってないですケド(^▽^;)
アンタが目覚めたのは、愛じゃなくて我欲でしょ。

で、華萼華と一夜を共にした――って、あれ、黄葉道人の仕掛けで、自制心無くしたのは耿紹南の方で、萼華の方はただ朦朧としてただけみたいですから、実質レ○プですよね
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というか、ここでの萼華の反応で、本意じゃなかったと気づきそうなものだけど、舞い上がってるんだよね~(~_~;)

それ辛龍子に責められた時には、ぬけぬけと、自分は飽くまで公明正大、あれは両者の合意だと言い放ち(まあ、本人はおめでたくも、そう信じ切ってるわけですが)あまつさえ、このことが人に知られて恥をかくのは師姐(萼華)の方だというに至っては、もう、口をひねる程度では気が済まない、喉笛を握り潰してやりたかったです。
調子づくのは本人の勝手かもしれんけど、小師弟に対してまで、すっかり悪役キャラになっとるぞ、大師兄~
番外
こ~んなに仲が良かったのに――って、ちがう、ちがう (^▽^;)

ったく、黄葉道人も、いくら命の恩人である鄭貴妃の恩に報いるためとはいえ、こんなのを皇帝に押し上げて、どうするつもりですかね。と云うか、この師弟に慕容冲が加わるわけだから、民には絶対的な不幸ですよね~。
と云うか、黄葉道人も、耿紹南を皇帝にするという宿願に取り憑かれて、他の一切が見えなくなってる感じですね。

で、実はその黄葉道人の間者だった朱雀。彼女が二重スパイだって(もう、3~4回見てるのに)すっかり忘れてましたが、なるほど、慕容冲を裏切って王照希と一緒に生きる道を選べないわけだ。練霓裳なり王照希なりに慕容冲を始末させたら、命の恩人である黄葉道人をも裏切ることになるわけですからね。
とはいえ、命を助けた娘(当時は少女だったハズ)を、恩を着せて間者として使う(しかも、こいつはもう使えなくなったとみると、始末しようとする)黄葉道人って、悪役だからとはいえ、かなりヤな奴と云うか、鬼畜な奴ですな。

ま、その鬼畜な奴に対して、しっかり防御網を張っている朱雀といのも、なかなかにしたたかですが(^▽^;)
それにしても、気絶させた王照希に対して、恨まないでねと剣を向けた時には、ヒヤリとさせられましたが、彼に対する想いは真実だったわけですな。
(けど、あんな状態でただ生き延びて、それで『生きてる』って云えるのかな?)

そうして、その朱雀、引退の条件として、珊瑚ちゃんを捕えることを、黄葉道人から命じられます。
紅花鬼母が慕容冲に対し、天狼剣法の習得には、彼女の覚えている習得方法が必須と告げたからで、おかげでDead or Alive、(生死を問わず)が、必ず生け捕りには変わりましたが……結局手放そうが手放すまいが、天狼剣譜のせいで狙われることには変わりはないわけか~(^^;)
なんというかこう、災いを呼ぶ剣譜と云うか、ニーベルングの指輪のような?
(そういえば、漸く剣譜を取り戻した霓裳も、修練をすることで、却って走火入魔がひどくなってるし(--;)

さて、その珊瑚ちゃん。
いつも、“へらっ”と笑って切り抜ける彼女ですが、先週分で岳さんの前で大泣きして、心のタガが外れちゃったか、泣きのシーンが多くなってます (T-T)ヾ(^^ )ヨシヨシ

まあ、養子だというのに紅花鬼母に愛されてる雷児を羨ましく思うのも、実の父だというのに鉄飛龍愛されたことがないと嘆くのも、あんな親でもこの世にただ一人の親と思い、本当は愛されたいと願えばこそ。
その親が、これでも実の親だから、命だけは助けてやってくれと、霓裳に頼み込んでいる自分を盾に取り、育ててやった恩は命で返せと、殺そうとさえすれば、泣きもしますよねぇ。
あの涙は、父親が悪党のままで死んじゃったことより、最後の最後まで結局本当の意味の親にななってくれなかったと、そのことに対する嘆きなわけですが。

でも、飛虎叔父さんや岳さんに慰められ、父親の遺品だからと、鉄飛龍が持っていた『毒譜』を渡され、これを研究すれば、もともと才能はあるんだから、江湖で名を成せると励まされ――しっかり立ち直って、元の珊瑚ちゃんに戻ってるあたり、さすがというか、根本的に強いですね、彼女。
(まあ、子供の方が環境への順応とか、立ち直りが早いということは……あるかな?)

んで、岳さんに、剣の才能は無いようだから、毒譜の研究に身を入れろと言われて、自分も納得同意した珊瑚ちゃんですが、毒譜の研究もするけど、やっぱり剣も教えてよと、逃げる岳さんを追いかけまわすあたりが、いつもの珊瑚ちゃんで、ホッとさせられました。

それにしても、こういうのはどうにも気になってしまうんですが……
誰も私をまともに扱ってくれない、私のことを想ってくれる人なんて、誰もいないんだ~と泣いてる珊瑚ちゃんを慰める岳さんの台詞、
「一定有关心你」
って、君を想う人はきっといる、くらいの意味でしょうが、いくら字数制限があるとはいえ「大丈夫だから」で片づけるなやヾ(--;)
(と云うか、どうせ意訳するなら、「私がいる」くらいの思い切った意訳でも良いんでない?)
17集-3

と思っていたら、心ならずも耿紹南に身を任せてしまった何萼華が、体を清めているときに呟いた、というか、思った言葉。直訳すると「卓師兄、ごめんなさい」なんだけど、言い交した仲じゃないし、なんだかな~(~_~;)
と思っていたら、
「卓師兄に合わせる顔がない」
となっておりました。うん。これは良い訳でした。

などと思ったところで、以下次週。
一航さんが地上に復帰します(36集)

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No title

いよいよ佳境に入ってきましたね!

ただ私のほうは先月からオンオフの繁忙と疲労とであれこれ余裕が無くードラマだけは追っている、という状態です。レビューももちろん!reiさんの筆が走る走る!^^ 
あまりコメントは出来ないと思いますが楽しみにしています。

で、ちょこっとだけ。

>が、しかし、それにしても、取り立てて孤児の境遇を恨んで育ったようにも見えない一航さんが、師父に告げられるまでは、殺害されたことも、顔も、名前すら知らなかった親の仇討ちに固執する――と云うか、あれほど仇に対して怨みを抱くというのが、どうにも理解しがたいんですが、ひょっとして、その事実を告げられたことで霓裳との仲を引き裂かれた、その恨みも上乗せされていますかね?

私も不思議でした。21週でしたっけ?『人生を台無しにされた』とかって、そんな今までの武当派での時間を全否定するようなこと言ったり(--;)、今回然り。でも次週見て、霓裳との仲を引き裂かれた、その恨みが憎しみに擦り替わってたんか?と思ったらreiさん、ちゃんと書いていらっしゃいましたね。

王照希なぞ、親の仇だからと王位継承者まで殺しに行くくらいですもんね。敵は討って当然、敵の弟子と結婚するなど言語道断、ありえない。名門正派武当派生粋の弟子とあらばそんな当時の価値観にがんじがらめになってて当然かも(楊過とは違いますよねー^^;)、とやっと私も思い至ったのでした。

>アンタが目覚めたのは、愛じゃなくて我欲でしょ。

大師兄の暴走ぶりは唖然とするばかりですが、ちょこっと思ったのが、大師兄は一航さんが羨ましかったとか?
一航さんは、次期掌門とまで目されていながら自分の気持ちに正直に、「邪派の魔女」を選んで武当派を捨てようとまでした。
大師兄は一番弟子としての振る舞いを期待され、自分も期待に応え、自分の感情はあまり出さず、いわゆる長男として常にいい子であろうとしてきたのでは。ところが”たが”が外れ、自分の気持ちに正直になることと感情を吐き出して押し付けることを履き違え(更に嫉妬も加わり)、単なるジコチューに成り果ててしまった… 困ったことに王位継承者として思わぬ権力まで転がり込み(あくまで「予定」だけど)、身に釣り合わないモノを振り回す様も愚かしい…
哀れやなーと思います。
なんか、壊れっぷりが「笑傲江湖」(リーヤーポン版)の林平之を彷彿とさせてきて^^; この配役はそのためだったのか??

あと軽く突っ込み(金庸ネタですが)
・霍天都 → 聞こえた音が「ホチントン」?!
・毒譜 → 1ページ目の記載は断腸草!

お後がよろしいようでー(結局長くなってしまいました^^;)


訂正です

『人生を台無しにされた』のセリフは22集でしたね。
あと、価値観にとらわれない例として「楊過」の名前を出しましたが、コトが仇討ちだったのであまり適切ではありませんでしたね…失礼いたしました。

おまけついでにもう一つ。
『恩も仇もほどほどに』という言葉をこの集見てて思い出しました。「天龍八部」に出てきたのだったと思うのですが。本当にそうだな、と(次週は更に)…。

Re:まま さんへ

> いよいよ佳境に入ってきましたね!

本当に、ここまで来るともう、目が放せない展開で、うっかり「内容確認」とDVDを見ようものなら、
ズルズルと最終話まで行ってしまいそうになります(^▽^;)

> ただ私のほうは先月からオンオフの繁忙と疲労とであれこれ余裕が無くードラマだけは追っている、という状態です。

あらら……。そんな大変な時に、コメントありがとうございます。

さて。

> 私も不思議でした。21週でしたっけ?『人生を台無しにされた』とかって、そんな今までの武当派での時間を全否定するようなこと言ったり(--;)、今回然り。でも次週見て、霓裳との仲を引き裂かれた、その恨みが憎しみに擦り替わってたんか?と思ったらreiさん、ちゃんと書いていらっしゃいましたね。

はい(笑)
やはり、ままさんも、そう思われましたか。
どうも、人の感情というのは、制約がかかったり、正常な吹き出し口を塞がれたりすると、思いもかけないところから、思いもかけない形に変わって吹き出すような?

> 王照希なぞ、親の仇だからと王位継承者まで殺しに行くくらいですもんね。敵は討って当然、敵の弟子と結婚するなど言語道断、ありえない。名門正派武当派生粋の弟子とあらばそんな当時の価値観にがんじがらめになってて当然かも(楊過とは違いますよねー^^;)、とやっと私も思い至ったのでした。

まして、親不孝と言われたら、もう、人間じゃない、くらいに言われた国だそうですしね。
自由闊達そうに思えた一航さんでも、名門正派の弟子(しかも、物心つく前から!)である一航さんでは、その枠から抜け出せなかったのも、仕方のないことだったのでしょうね。

で、そうしてみると、何かと楊過は特別だったなと思わせられます。
師父が世間の常識とはほぼ無縁の小龍女だった、というのも大きいと思いますが、
なんせ”東邪”黄薬師のお気に入りになるくらいですからね。
(ということは、黄薬師おとーさまの世間からのハズれっぷり、楊過以上ということですか!(笑)

> 大師兄の暴走ぶりは唖然とするばかりですが、ちょこっと思ったのが、大師兄は一航さんが羨ましかったとか?

そのようですね。
(そのあたりの心情は、大師兄、最終回でチラっと洩らしてたと思いますが)
ままさんの大師兄の分析、仰る通りだと思います。
加えて、(コメントくださった内容を見て、考え付いたわけですが)次期掌門の地位も、師妹の心も、自分が望んで容易に手に入らないものを持っている一航さんに対し、
「あいつは特別だ。出来が違う。自慢の師弟なんだ」
と思うことで大師兄、無意識のうちに本心を抑え込んでいたのかもしれませんね。
ところが、その自分望むものは、一航さんにとっては『邪派の魔女』より価値の低いものだった。
ということで、抑え込んでいた諸々が、こんな形となって吹き出したのかもしれませんね。

> 哀れやなーと思います。

ですねー。
まだ、優しい大師兄のままでいた方が、逆に、望んだものも手に入って来たろうし、自分自身にも良かったでしょうに。

> なんか、壊れっぷりが「笑傲江湖」(リーヤーポン版)の林平之を彷彿とさせてきて^^; この配役はそのためだったのか??

そのようですね。
林平之役、『怪演』と言われていますが、評判になったみたいですもの。
(ちなみに、次の作品は9月からで、胡歌の『新射雕英雄伝』だそうですが、そこでは大師兄、王陽克の役だそうです)

> あと軽く突っ込み(金庸ネタですが)
> ・霍天都 → 聞こえた音が「ホチントン」?!
> ・毒譜 → 1ページ目の記載は断腸草!

うふふ……(^m^)
「ホチントン」は聞き逃しましたが、断腸草には、私も思わずニヤリとしました。

それと、『訂正』で書いてくださったことについてですが、

>『人生を台無しにされた』のセリフは22集でしたね。

この手の勘違いは、私もしょっちゅうですので、お気になさらずに。
(ことに、2話連続放送ですからね~)

>あと、価値観にとらわれない例として「楊過」の名前を出しましたが、コトが仇討ちだったのであまり適切ではありませんでしたね…失礼いたしました。

いえ、いえ。
楊過も、父親の仇討と、郭靖夫妻の恩義との間で葛藤しましたから、むしろ最適な例だと思います。

>おまけついでにもう一つ。
>『恩も仇もほどほどに』という言葉をこの集見てて思い出しました。「天龍八部」に出てきたのだったと思うのですが。本当にそうだな、と(次週は更に)…。

まったくですよね!
ちなみに、ちょっとネタばらしをしますと、『犀利仁師』でも、この”そうとは知らずに、親の仇の娘に惚れて”パターンが登場します。
で、そこでの決断はどうなるか――というところまで、挫折しないで書けるといいんですが(笑)

では。大変なところ、長文のコメントありがとうございました(^^)


>耿紹南に対し、卓一航殺害の疑いを抱く辛龍子は、耿紹南の両儀剣法習得を阻止するために剣試合を挑みますが、惨敗。

末っ子ちゃんなので、大師兄に適わないのは無理もないか…と思いつつ、あんな大見得を切ったからには、もうちょっと善戦してほしかったですが…何とも後味の悪い試合でした。
辛龍子にしてみれば、それでもやらなきゃならないんだって必死だったんでしょうけれど。
痛々しいですね。

>ひょっとして、その事実を告げられ たことで霓裳との仲を引き裂かれた、その恨みも上乗せされていますかね?

されてそうですね。
そうすると、紫陽掌門のしたことって、かなりヒドイ…(_ _;)
やることなすこと、後手後手に回ってて、被害が拡大しているような。。。

>一航 さんが凌慕華を討てなかった理由が、そうしたら自分が霓裳の仇になってしまうからじゃなく、霓裳に、再び師父を喪う苦しみを受けさせるわけにはゆかない と、そういう意味だったようで、この違いは大きいですよ~。

私も、「自分が霓裳の仇になってしまう」という台詞を聞いて、「おいおい、自分のためかよ!」と思わず突っ込んじゃったんですがヾ(-_-;)
その後の「霓裳を苦しめる」という台詞を聞いて、そーかそーか、やっと霓裳の気持ちを思いやれるようになったのね、と一航さんを見直したんですけど…
師父を失う苦しみだったのですね。私は、愛する者を仇としなければならない苦しみだと解釈してました(^^;ゞ

>ちょっと、何萼華と足して3で割ってやっても、何萼華的には丁度いい かなと思えるくらい、賢い娘です。

全くです。
でも、賢いがゆえに、我を通すことができず、自分の中に全てを抑え込んでしまうっていうのも、切ないですね。

>むしろ大師兄がねぇ、ますます憎ったらしくなってきてます。

激しく同感です!!

>アンタが目覚めたのは、愛じゃなくて我欲でしょ。

そーだ、そーだ!
どの口が愛を語るか!?と口を捻ってやりたいです、全く。
いや、口を捻るぐらいじゃ足りないか(^▽^;)

>あんな親でもこの世にただ一人の親と思い、本当は愛されたいと願えばこそ。

考えてみれば、あんなどうしようもない父親の元で、愛に飢えて育ったのに、いい娘ですよねぇ、珊瑚ちゃん。
父親が反面教師だったのか…

>直訳すると「卓師兄、ごめんなさい」なんだけど、言い交した仲じゃないし、なんだかな~(~_~;)
と思っていたら、
「卓師兄に合わせる顔がない」
となっておりました。うん。これは良い訳でした。

私も、萼華と一航さんは相思の仲でもないのに、何で「ごめんなさい」なわけ?と思ってましたが(確か、ごめんなさいだか、申し訳ないだか、そんな謝罪の言葉で訳されていたセリフもあったように思います)、「合わせる顔がない」は、しっくりきますね。

Re: ふく*たま さんへ

> 末っ子ちゃんなので、大師兄に適わないのは無理もないか…と思いつつ、あんな大見得を切ったからには、もうちょっと善戦してほしかったですが…何とも後味の悪い試合でした。

しかも大師兄が、武術としてはアリなんでしょうが、結構辛辣な手を使ってましたもんね。
こちらとしては、大師兄を非難すべきなのか、辛龍子の意外な弱さに頭を抱えるべきなのかと……(^^;)
本当に、仰るように後味の悪い試合でした。

> 辛龍子にしてみれば、それでもやらなきゃならないんだって必死だったんでしょうけれど。
> 痛々しいですね。

まったくです。
賢い辛龍子なんだし、もうちょっと頭脳戦でなんとすればと、後になってから思ったわけですが、そんなゆとりすらなかったんでしょうね。

> やることなすこと、後手後手に回ってて、被害が拡大しているような。。。

ですね。
考えれば、そもそもが、武当派が中立を保たず、太子を支持すると、政治向きに関わったことから、すべてが始まった気が――とすると、それもまた掌門の判断ミスということに (--;)

> 私も、「自分が霓裳の仇になってしまう」という台詞を聞いて、「おいおい、自分のためかよ!」と思わず突っ込んじゃったんですがヾ(-_-;)

うん、うん。日本語字幕を見ると、どうしても、そうなりますよね。

> 師父を失う苦しみだったのですね。私は、愛する者を仇としなければならない苦しみだと解釈してました(^^;ゞ

訳者の方も、そちらで解釈されたんでしょう。
ただ、一航さんは以前に、師父の死を知った霓裳が嘆くところを見ていますし、やはり、親以上に大切な人を失ったという悲しみが最初に来て、それから、その原因が自分の最愛の人だという衝撃、そうして、その衝撃が過ぎてようやく、その愛する人を仇としなければならない苦しみじゃないかと思うんですね。
(しかも最後の項目は、自分の心の次第でなんとかなるんですもん)

> でも、賢いがゆえに、我を通すことができず、自分の中に全てを抑え込んでしまうっていうのも、切ないですね。

本当にねぇ。
それでも、想いが昇華できれば、意外に本人は幸せなのかも。

> いや、口を捻るぐらいじゃ足りないか(^▽^;)

はい(きっぱり!)

> 考えてみれば、あんなどうしようもない父親の元で、愛に飢えて育ったのに、いい娘ですよねぇ、珊瑚ちゃん。

ですね。もっとひねくれたり、邪悪な娘になってても不思議はなかったのに。

> 父親が反面教師だったのか…

それとも、飛虎叔父さんが良い人なので、そっちの遺伝なのかも? (^▽^;)

> 私も、萼華と一航さんは相思の仲でもないのに、何で「ごめんなさい」なわけ?と思ってましたが

やっぱり、そう思われますよね。
ただ、よくよく考えてみると、何萼華はほとんど“一航さんの妻”な気分でいた――というか、何がどうなろうと、自分は一航さんのもの、という気でいたわけで、それで「ごめんなさい」となったわけかもしれませんね。
(と思って見ると、つくづく思い込みの激しい娘だ(^^;)
プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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