秋水長天

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犀利仁師(さいりじんし) 第2集

や~。なんか、マジで期待されてたようで、あれよと言う間に拍手が5つ。
ありがとございます。

犀利仁師2集

さて。

比武招親で大怪我をした若者、金仁彬(きん・じんひん……なんだね、日本風の読み方をすると)に、路雲霏を告訴するように勧めた柳傲天。
(で、金仁彬が口にした「威~武~」というの、日本の時代劇でいうところのお白洲が始まるときの、決まり文句みたいなものだったようですな。『七侠五義』が見られないかと、YOU TUBEの動画をあさっていたら、包青天モノで、やたら「威~武~」って言ってましたモン)

まずは、部署はどこになるのかわかりませんが、とにかく3人でお役所へやってきまして、柳傲天が金仁彬に代わって訴えを起こしたわけですが、これがもう、弁が立つとか立て板に水なんでモノじゃないですな。言葉が礫(つぶて)になって、路雲霏にガンガンぶち当たってる(^^;)
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(しかも、よく見ると言葉のツブテ、魚とかクマとか斧とかナスとか各種記号とか、実に凝ってる――というか、とにかく楽しい♪)
で、裁判官――というか、普通、こういう役目は県令がやるのかな? ――も呆気にとられ、気を呑まれた感じで、あっという間に金仁彬勝訴。

そうして、腹たてて食って掛かる路雲霏を、余裕綽々であしらう柳傲天の態度が、路雲霏ならずともさらに頭に血の昇る小面憎さなわけですが(笑)
文句があるなら自分は弘文学院にいるから、いつでもおいでと、まあ、要約するとこういうことを言った模様で。
あのヤロー、必ずこの落とし前は付けさせちゃる!
と、路雲霏、反対する父ちゃんを、娘の忘れ形見である孫には甘い祖母ちゃんを使って説き伏せ、弘文学院へ入ることとなります。
(父ちゃん、岳母には頭が上がりません(^▽^;)
それも、
「なにぃ? 弘文学院へ入るだとぉ? お前みたいな年食った女学生がどこにいる!?」
という父ちゃんに対し(雲霏は25歳)。
「と……、当然、先生よ」
って、咄嗟とはいえ、かなり苦しいですな、雲霏も(笑)

で、実はそこでのやり取りで父ちゃんが言った通り、武術は大得意ですが、学問にはとんと縁のなかった雲霏。ということで、父ちゃんと祖母ちゃんがそれぞれ大枚の金を積み、雲霏を何とか弘文学院に就職させること――表向きは、教師になるための試験を受けさせることとなります。

それにしても、雲霏父ちゃんの路不凡さん、気の強い娘に、さぞかし手を焼いてることでしょうなあ。なんせ、父娘の対立が、雲を呼び雷を招くくらいですから(^^;)
しかも祖母ちゃんが、それ以上の女傑――と思ったら中の人、楊門女将だかで佘太君(しゃ・たいくん)を演じられた女優さんだそうです。

一方、前回の比武招親から琉璃新月に絡んでの騒ぎの一切を、密かに眺めていた少女がありまして、名を慕容月(ぼよう・げつ)。范大同の婚約者でありました。
が、范大同の宋文文に対する態度から、あんな野蛮な人に一生を託すなんてとんでもないと、小月、父の慕容大人に范家との婚約解消を願い出ます。
そうして、それこそとんでもない。相手は戸部侍郎の一人息子なんだよ~という父様に対し、どうしてもだめと仰るなら出家しますと、取り出したハサミで黒髪を――切っちゃったと見せて、范大同の散髪シーンに移るあたりが、なかなか心憎いですが(笑)

で、部屋に閉じこもった慕容月、
「娘や~。宝石とあしらった櫛を誂えたんだよ~」
「剃髪する身に櫛は不要のものです」
「最新式の胡服が出来て来たんだが、着てみないかね?」
「袈裟をまとう身に、胡服など必要ありません」
「娘や。とにかく、相談しよう。相談」
流れて来る読経の声。
……………………お父様陥落。いや、なかなか(こちらも気の強い娘さんで(^▽^;)

この慕容月、長安第一の才媛とかいうことですが、これが、弘文学院の女生徒募集を知って、青雲の志を抱いて受験に挑みます。
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そうして、この婚約解消のおかげで酷い目に遭ったんが范大同。もともとが、幼馴染の許婚どうしで、すっかりその気で着々と婚礼の準備をしていたのが、いきなりの解消でショックな上(その前に、悪夢を見てもいましたが)、何をやらかした、このバカ息子!? とばかり、台所中とーちゃんに追いかけまわされ、人参を投げつけられ、挙句、
「三日間飯は食わせん!!」
で、これを知った親友の呉天宝が、なんとか食料を持ち込もうとあの手この手を試すのですが――范家の使用人、なかなか物堅いですな。
……ということで、3日間経過。
口に入って咬めるとなれば、生米にさえフラフラと引き寄せられる状態になった范大同が、呉天宝に街へ連れ出されたところで、バッタリと遭遇したのが宋文文。
(この2人も、この段階ではほとんど天敵――宋文文の方が、口が達者な分優勢というところですが)

この宋文文、訪ねて行った阿姨(おば)さんのところを素気無く追い払われ、食堂からも追い出され、もう、野草でも食べるしかないか~~というところで、弘文学院の生徒募集の告知を見て、入試試験第一位合格者には奨学金の制度があるのを知り、「太好了~!」と喜んだのもつかの間、奨学金を受けられるのは男子生徒に限る、と言うので、ガッカリして腹を立てていたところ。
(女子就学が、初回のおためしの制度とはいえ、確かにこれは不公平ですよね。学問をしている女子が、裕福な家の娘さんとは限らないんだから)

一方の范大同は、宋文文のせいで縁談が壊れたと思ってますからね、当然のことながらバトル――と言っても、この2人の場合は口争いで(^▽^;)
何やかやの末(こういうあたりが、中国語がわからないと痛い(^^;)
宋文文「お前なんかが弘文学院に入れたら、跪いて謝ってやらぁ」
范大同「おう。受けて立とうじゃないか」
ということになったようで、あとで呉天宝が、
「大丈夫か、お前。学問はさっぱりだろう」
言うのに、
「武科もある」
「なるほど」
……って、たしかに入試科目は文科と武科別れてましたけど、入学しちゃったら、授業内容は一緒で(^▽^;)

ということで、皆々うち揃い「我要進弘文学院」――弘文学院へ入るぞ~~と気炎を上げているのに、くしゃみをした柳傲天・柳先生がベッドから転がり落ちるという一幕がありまして(笑)

ともあれ今期は、名門富豪の子女が受験、入学してくる予定で、これで財政難も解消できそうと、学監の劉一守さんはほくほく。
一方、柳傲天は、教師の方の受験者名簿に路雲霏の名前を見つけてしまい、こんな反応(笑)
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 がお~

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で、思わず名簿をバタンの柳傲天。だから、自分でまいたタネですって ヾ(^▽^;)

その柳傲天、学監に何やら雑用(買い物かな?)を頼まれ、ぶつぶつ言いもって出かけたところで、西域風の装いの美女に遭遇。
(なんか、すご~くよく見知った目だな~と思ったら、中の人は白敏でした。頬のあたりが少しふっくらしましたね)
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ぶつかったはずみに彼女が落とした香袋を渡そうと、後を追いかけ、
(途中、買い物帰りで屋台を冷かしていた路雲霏にぶつかり)
追いついて、香袋を渡したのですが、この姑娘がなんと公孫毅放った刺客、墨瞳(ぼくどう)。
仕込まれた迷香(麻酔薬?)に意識を失いかけ、あわやというところで、追いかけて来た路雲霏のおかげで危機を脱します。

が……

気を失った柳傲天を支える形になった路雲霏(なんか、男女逆の構図ですが(^▽^;)
どうやらしばし、顔に見惚れちゃってましたか?
(なぜかアニメのカラスが3羽飛んで)ハタと正気のもどった路雲霏、
「こ……の、悪党!」
死んじゃえとばかり、傍らにあった水瓶にザブザブ。
ここ、思わず『侠女闖天関』の水責めのシーンを連想しちゃったんですが(^▽^;)
で、あらいけない、これじゃ本当に死んじゃうわと、そこに放り出されたり、何やら余計なことを言って、それじゃ~と逃げ出したりと、こういう呉奇隆さんって、なかなか見られないんですが、見てるとなかなか楽しいですな。
(と云うか、向うの役者さん全般、芸域が広そうですな~)

さて、そうしまして、墨瞳と柳傲天、それぞれの上司(柳傲天の場合は後見人だけど)に報告。
東方大人が送り込んだ人間だから、油断はできないという公孫毅に対し――
本当に柳傲天、油断がならないというか、優秀すぎます^^;

なんせ、武術の達人のハズが、墨瞳と路雲霏、次々2人に突き当たるなんて変だな~と思ったら、墨瞳の右手の甲に刀創の痕があるのを見て、怪しいと感じての行動で、路雲霏に関しては、怒った彼女が追いかけて来るのを見越しての行為。
しかも、香袋には迷香が仕込まれているのを承知で、油断を誘うために引っかかって見せたって(^^;)
全て計算済み、計算通りとはいえ、命知らずだなぁ……。
というか、路雲霏が彼に対してしょっちゅう口にする『無頼』という言葉、ここでは文字通りの『悪党・ならずもの』というような意味で使われてますが、柴田錬三郎先生の言われる方のね、世間がどうあれ、自分の価値観のみに従って生きるという、そちらの方の『無頼』、真の狼の気風があるように見受けられます。
(そういえば大好きだった平井和正さんの『ア○ルト・ウルフガイ シリーズ』、アダ○ト犬神明も、表面上は結構軽口の多い、こんなタイプの男でしたっけねぇ)

ともあれ、そうこうするうち日は過ぎて、訪れた試験当日。
続々と受験生の集まる中、またまたバッタリと顔を合わせ――正確には行き違いかけて、ハタ! と反応するわけだから、これはもう、天敵としか言いようがない気がしますが、兎も角顔を合わせた柳傲天と路雲霏。
で、路雲霏に逢ったらからかい倒すと決めているらしい柳傲天が、彼女の合格は不可能と断言(しかも「不、可、能♪」と、リズムまで付けた~)したことから路雲霏、合格出来たら3つの要求を聞き入れるようにと申し入れます。

というところで3集に。

犀利仁師 第2集
ちなみに、5分ごとのCMが鬱陶しい場合は、向かって右上の×をクリックすると、スキップできマス。




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Comment

?利仁師2 

はじめましていつも楽しく拝見させてもらってます呉奇隆さんのブログを探しててここを発見してました
PCがないので『?利仁師』どんなドラマかなと思ってたところ解説を始められたので毎日楽しみにしております。すみませんがこの題名なんて読みますか?教えて下さいよろしくお願いします。

さい利仁師2 

ありがとうございました。ただ漢字に変換出来ませんでした。ひらがなでごめんなさい 大陸の方でDVD発売になってるみたいです。通常版と経済版があるので購入思案中通常版ほしいですが価格が高いので・・・

のんちゃん さんへ 

1集のコメント欄にお返事を入れておいたのですが、読んでいただけてなかったようで(^^;)
ともあれ、読み方だけでも伝わって良かったです。

ちなみに、携帯で試してみましたが、さいり で入力してやると、普通に変換できますよ。
&DVDの情報、ありがとうございます。
後で調べてみよう~♪
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2014.07/08 05:56分 
  • [Edit]
  • [Res]

No title 

レビューありがとうございまーす♪
お陰様で、それじゃ見てみようと腰が上がりました。物凄くゆっくりですが少しずつ追いかけさせていただきます。

ちなみに侠女闖天関の監督さん・朱氏のコメディで、こんな呉さんを山ほど見れます。ゆえに古ファンとしては時の流れを感じてシミジミです(^^;
  • posted by T川 
  • URL 
  • 2014.07/25 11:21分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re:T川 さんへ 

こちらこそ、コメントありがとうございます。
こちらのレビューもゆっくりですので(笑)
書く方としても、気楽に楽しんで書いておりますので、同じように気楽に楽しんでいただければ幸いです。

> ちなみに侠女闖天関の監督さん・朱氏のコメディで、こんな呉さんを山ほど見れます。ゆえに古ファンとしては時の流れを感じてシミジミです(^^;

おお。そうなんですか。
なんにせよ、二枚目に『半』がくっつくことで、却ってキャラの魅力が増してる感じで、こういう役柄の方が好きかなと思いながら、楽しんでおります。
  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2014.07/26 06:12分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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