新白髪魔女伝 第39集~第40集

今回、相当ショックを受けてる人が、あちこちにおられるんじゃないかと思いますが、
わかってて書けないってのも、きつかったですよ~ヾ(T_T)
こうなるとわかってるものだから、見てて滅茶切ないし(/_;)

20週-6

さて。

偶然から自分が何萼華と結ばれたのが、黄葉道人の使った媚薬のせいだったと知った耿紹南。
天狼剣法の発作のせいで、師弟たちを殺め、それを萼華に疑われたこと。現場に落とした鴛鴦牌が血染めのまま大殿に晒されていたこと。さらには、寝たきりのはずの白石道人の手が動くのを目撃したことから心理的に追い詰められ、ついには、一気に決着をつけようと、間者のせいにしていた鴛鴦牌の件は、本当の間者である石浩に押し付けてこれを処分、用済みとなった白石道人も抹殺の上、その罪を卓一航に被せようと画策します。

そうして武当山を逃れようとした石浩と、その石浩の口から、耿紹南が桂王であり、武当に現在に災厄をもたらした張本人であることを聞いた辛龍子を殺害。
が、辛龍子殺害の他は、すでに卓一航の想定の内。
白石道人も既に回復しており、逆に黄葉を捕えた白石道人と卓一航により追い詰められますが、黄葉が萼華を人質とし、さらには黄葉自身が盾となり命を落とすことで武当山を逃れ、慕容冲の保護下に入ります。

白石道人の支持で武当派の掌門となり、辛龍子の仇討と何萼華の奪回を誓う卓一航。

一方、練霓裳が留守にした名月峡では、水害の被災者に銀子を配りに出かけた女兵たちが錦衣衛の待ち伏せに遇い、白敏一人が鉄飛虎の犠牲でその場を逃れるという事件が起きます。

即刻捕えられた姉妹たちを救いに行かなければという白敏を、匹夫の勇ととどめた王照希。朱雀の臨終の際に聞いた、自分が瑞王を討てたのは、錦衣衛を桂王の後ろ盾としたい黄葉の計略だったということを思い出し、これを使って錦衣衛に内紛を起こさせようと考えます。
武当山から帰還した練霓裳も、他に方策を思いつくことが出来ず、これを認めますが、その錦衣衛内部では、白敏の案じたとおり、捕えた唐家璧から名月峡の新拠点を聞き出そうとした慕容冲が、脅しのために女兵たちを殺害。その首を城壁にさらした上で、残る女兵たちと命と引き換えに銀子の返還を要求。その期限が三日後に迫っておりました。

そうして公孫雷を使って錦衣衛に入り込んだ珊瑚と岳鳴珂は、そこに耿紹南を目撃。2人もまた、彼が桂王であることを知ります。

(が、それ以外に打つ手もなかったようで)
期限当日、王照希は慕容冲に対し、彼が桂王を擁護することとなったのは、黄葉道人の計略であったことを明かしますが、結果として霓裳たちを救ったのは、この場に駆け付けた卓一航。彼の武功で慕容冲たちは退却しますが、この間、救われて戦闘に参加した唐家璧が白敏を庇って命を落とします。
20週-2

ここで、漸く2人で語る機会を得た一航と霓裳でしたが、耿紹南たちの手から彼女を守るためにも、すべてに決着がつくまでは真実を明かさないと決意している一航は、現在の自分にあるのは武当派掌門としての義務だけで、その義務を果たす過程として、いずれ霓裳を殺すと宣言。激憤の余り気を喪った霓裳に、1か月後の雪山の嶺での対決の約を書き残して立ち去ります。

そうして錦衣衛内に潜入していた岳鳴珂と接触。耿紹南と慕容冲の仲を裂く方策として、太祖の錦嚢と称するものを渡します。

というのが、ざっくりまとめたあらすじですが……

最終回に向けて、どんどんと人員整理のように登場人物が消えて行く中……
ついに、健気で可愛い小師弟までが殺されてしまいました。

卓師兄が大好きで、守れなかった自分が悔しくて、帰ってきてくれたのが本当に嬉しくて、強くなって、今度こそ師兄を守るんだと、危険を冒すなという卓師兄の忠告に逆らってまで頑張った結果。
それでも長年の師兄弟の情で、今ならまだ引き返せるからと、大師兄を説得しようとした、その果ての悲劇というのが何とも……

しかも本当に、最後の最後まで健気で、卓師兄を大師兄に害されたくなくてやったことだから自分を責めるなと一航さんを気遣い、これで武当派が大師兄の手に落ちることは無くなったと安心し、その上で、師姐に罪はないから助けてやってと、萼華までを気遣い――どこまでいい子なんだ。

そうして、自分たち4人の心が通い合い、楽しかったころの思い出を口にし、

「我还记得 你第一次教练剑 就是这样的」

最初に卓師兄に剣を教えてもらった時も、こんな風だった――これ、多分推測するに、辛龍子が言った「こんな風だった」というのは、一航さんの回想シーンで、剣を教えるときに辛龍子の腕をぐい~と引っ張った、あそこのことで、こんな風に手を握ってくれたと言いたかったんでしょうが――そう言って、一航さんの腕の中で息を引き取ります。

お前を助けられなくて、武功を極めたところで何の意味がある。
卓一航号泣。
20週-5

というか一航さんも、小師弟だけは何としても無傷で守りたかっただろうなというのが、これより前に2人で話してるシーンで、卓師兄はいつも自分を庇い、守ってくれたけど、自分は師兄の負担を背負いたかったという辛龍子に、無憂無慮(むゆうむりょ)の――何かを心配し、思いわずらうことなど知らないままの小師弟でいてほしかった(と言うよりは、いてやらせたかったとするべきかも)という一航さん、
「忘れるな。これでも武当の卓一航だ。武功は使えなくなったが、頭まで役に立たなくなったわけじゃない」
冗談めかして牽制する一航さんを見てると。
そうして、お互いが、お互いを守りたいと思ったがゆえの悲劇というのが……なんともやるせない(/_;)

20週-1

ともあれ、辛龍子の葬儀で、この小師弟がどれほど自分にとって大切な存在だったかを思い返し、彼を失った悲しみを、耿紹南への報復と何萼華の奪回に向けると誓う卓一航。
武当派に彼を繋ぎとめるものが、また一つ消えたか――と思われます。

で、善人に必ずしも善果が訪れるとは限らない――この世界では、善人は却って非業の死を遂げることになる――というのが、この辛龍子だけじゃない、武術が出来ないのに、懸命に白敏を助けようとしての鉄飛虎の死であり、今度こそは名月峡を裏切るまい、自分が犠牲になっても――と決意しての唐家璧の死なわけですが、

中盤以降のすべての災いの元凶であり、これはもう、慕容冲に匹敵する悪役じゃないか。いや、むしろ腹黒い事では慕容冲の上を行くんじゃないかと思われた、黄葉道人の意外な死に方というのがねえ、感銘を受けました。
私もそうだったけど、おそらく大半の人が、まさかのこの人が、耿紹南を逃がすための犠牲になるとは、考えてもいなかったことでしょう。
というか慕容冲同様、耿紹南を帝位に押し上げることで、自分が栄華を極めようとしていると思ってた人が大半だったと思います(また悪役顔だし(^▽^;)

それが、本当に、命の恩人である鄭貴妃の恩に報いるためだけだった。ただ、その方法を、耿紹南を帝位につけることだと思い違いをし、そのためには何をしてもいいと、これまた思い違いをした――権謀術数に満ちた宮廷で生きて来た人ならではの思い違いだったのかもしれませんが。そうして、一番肝心の耿紹南を育てそこなった――というのが、はたから見てると、この人の不幸だと思えるんですが、本人は、自己犠牲の精神に陶酔しちゃって、案外幸福だったかもしれませんね。耿紹南とも決裂する前に、師父と惜しまれて命を落としたわけだし。
(白石道人が遺骸の目を閉じさせてやったのは、二十数年の師兄弟の情というものでしょうし)

それにしても大師兄、どんどんとしょーもない男に成り下がって行きますな(^^;)
媚薬に気が付いて黄葉道人の部屋に押しかけた時も、抗議の言葉が「俺の自尊心をどうしてくれる」だったし、
子弟たちを殺したのはあなたかと黄葉道人に聞かれた時も、いずれ自分が武当派の掌門になるのに、あれくらいなんだ――ああいうのが帝位についたら民が虐げられると、石浩までが言うわけだわ。
そうして、一航さんほどではないしにしても、可愛がっていただろう小師弟を手にかけてしまったことも、自分が将来帝位につけば無意味な死ではない。有意義な死になる――って、どこまで自分中心の理屈にすり替えるんだか。
というかもう、これは一航さんに成敗されるのを待つしかない、という状態ですな。

そうしてその一航さんですが――もう、守ると決めたら何でもやりますな。
でもって、さすがは武当一の策士と言われただけのことは――って、他の皆さんが頭を使わなさすぎるのか(^▽^;)

賢い辛龍子にしたって、血染めの鴛鴦牌が大殿に晒されているのを見て、説明してもらいましょうと真っ向から糾弾して、これは間者の仕業で、牌は数日前に盗まれたものだと、言い抜けされちゃってますからね。
20週-3

というか辛龍子も、どう詰めていってどう王手をかけるかとかは考えないで、こういう証拠が出た以上、糾弾すれば恐れ入ると考えたんでしょうかね。
黄葉道人ですら、庇いようがないと思ってたことだし。
対して一航さん(後から入ってゆくことで、注目を自分に集めつつ)大師兄の言葉を支持するように見せて、それでは大師兄がきっちり間者を摘発してくださいと、他の師弟たちの支持を借りる形で、大師兄を追い詰めている。
(そうじゃなくても、自分が殺したはずの相手が、そ知らぬ顔で周辺をうろついてるってのは、神経に障るだろうし)

白石道人の腕が動いたのを見られたかな~という時も、どうやら早速対策を立てた――というか、現在の一航さんの武功だったら、部屋の隅で立ち聞きしてても気付かれないだろうしな~(^▽^;)

でも、それでも(萼華がさらわれたのは、例によって萼華本人のポカとしても)辛龍子を守れなかったのは、悔しかっただろうね~。

そのせいか、霓裳を守ろうとするのは――もう、恨まれようが憎まれようが傷つけようが、自分が晴れて自由の身になって助けに行けるその日まで、とにかく生きてさえいてくれればそれでいいという、そういう懸命さを感じます。

で白石道人(この人も、一航さんの有難味がよ~くわかったことだろう(笑)から、掌門殺害の真犯人は黄葉だとわかったのに、なぜそれを公にしないと問われ、霓裳を守るため。そうなれば霓裳は必ず自分に逢いに来るが、それを耿紹南に害されないためと答えた一航さん、その後霓裳と再会した時の台詞が凄まじいです。

なんせ、武当山で耿紹南との争いを密かに引き分け、霓裳を去らせたのは、自分の手で師父の仇を討つためと答えた上、それほど恨んでいるのかとの霓裳の問いに、

恨是需要感情的
我现在对你既无爱无情
何恨之有

恨むのには感情が必要だが、現在の君に対しては、愛も情も持ってはいない。どこに恨む余地があるだろうか。
今の自分にあるのは武当派の掌門としての義務。それ以外に大切なものは無く、その義務の一環として霓裳を殺すのだと。
そうして霓裳を愛したのは、若さゆえの過ち、一刻の気に迷いだとまで言い切ります。

う~ん。ここまでしないと、前にあれほど傷つけられても一航さんを思い切れないで、生きてたと聞けば武当山までやってきちゃった霓裳ですしねえ。
耿紹南が錦衣衛に入ったことで、霓裳を助けていた謎の人物が、一航さんだとバレちゃいましたしねえ。
一航さんと霓裳、お互いがお互いにとっての弱点だと、耿紹南にも慕容冲にも読まれてしまった以上、ここまでやらないと仕方がないわけでしょうが……
(女性というものは、言い聞かせても勝手に動くというのも、萼華で大概学んだんでしょうし(--;)
それにしても、守るためとはいえ、愛してる女性をここまで傷つけなきゃならんって、切ないよね。

20週-7
また、ここまで傷つけられながらも、直接一航さんに掌を向けられない霓裳も、切ないですよね~。

という2人対して、こちらは結構幸せなカップル。
唯一の肉親だった飛虎叔父さんを亡くし、独りぼっちになっちゃったと嘆いた珊瑚ちゃんでしたが、家壁たちの奪回作戦には、すぐに立ち直りを見せて参加。
(何かあると大泣きするけど、いつまでもめそめそしていないのが、珊瑚ちゃんのいいところですね)
錦衣衛には公孫雷がいると思い出すや、即座に彼に接触。彼に頼んで岳大人ともども潜入した錦衣衛で、耿紹南を見かけるや、捕まえた隊員に毒を飲ませて正体を究明。
(でもって、捕まったやつが、珊瑚ちゃんの十分の一も根性がなくてやんの(^▽^;)

さらに、一航さんと接触した岳大人が、危険だからと珊瑚ちゃんを置いて行こうとするのに、生死を共にしたいと――これこそ告白ですな。
そうして岳大人から、すべてが片付いたら2人で江湖を引退しようとの約束を取り付けます。

というところで、次回いよいよ最終集。
2組のカップルの運命やいかに

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テーマ : テレビドラマ - ジャンル : テレビ・ラジオ

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