犀利仁師 第15集

久々で、夕方になっても雨が降らずに済んでいますが、その分蒸し暑い(^^;)
まあ、9月初旬だから、これが普通なんでしょうけどね~。
(と言うか、梅雨時なのか、今は? と言いたくなるような天気ですもん、毎日(~_~;)

さて。

犀利仁師14

3人の言うとおり、范大同がカンニングペーパーを捨て、誰かがそれを拾って使ったとしても、それをどうやって証明するのかという柳先生に対し、自分に方法がありますと言った呉天宝、大同の水準は、言っては何だが高くないので、カンニングをしたとバレないように、わざとペーパーの字を何文字か、間違えて書いておいた――って、つまり、大同だったらその誤字に気付かず書き写してしまうと確信されているわけで……彼を熟知しているこの親友の思い遣り、果たして喜ぶべきかどうなのか…… (--;)

ともあれ、そのペーパーと回答を見比べてもらえばという宋文文に、では早速真相究明に取りかかろうという柳先生でした。

という頃、ひとり休んでいた元芳を探し、手の傷に包帯を巻いてやる路雲霏。
この傷は踏まれたもののようだが、苛めに遭っているのではないかと案じる彼女に、この学校に、自分をいじめるような大胆な奴はいないと、断固否定した元芳、雲霏の方がいじめられてたから、そんなことを考えるんだ。被害妄想だと決めつけます。このあたりは、男子のプライドですかね。
そうして逆に、当初苛めに遇っていた時、どうして頑張ってここに留まっていられたのかと、問う元芳。
対する雲霏、それを自分を変えようとする原動力にしたからと答えます。
苛められるのは、自分が柳先生や聶先生のようないい先生ではないから。反省し、簡単になれるものではないけれど、十倍、百倍、千倍努力していれば、少しずつ、少しずつ、皆にとってのいい先生になれると信じている。
同じように、心の中にそうした原動力を持ち続けていれば、必ず暗黒を突き抜けて、光明に到達できると信じているとも。
自分の選択は間違っていなかった。雲霏の言葉を聞いて、そう確信できたという元芳。
完璧な人間ではない。それでも――いや、それゆえに、前に進むことをやめようとしない雲霏へ、そういう人間だからこそ抱いた、元芳の尊敬の想い、でしょう。
(しかし、なんだかんだ言いつつも雲霏、柳先生をいい先生だと認めてはいるのね(^▽^;)

というところで話は戻り、劉学監と聶先生も交え、カンニング問題に取り組む柳先生。
まずは聶先生が、カンニングペーパーは呉天宝の文字だが、使ったのは范大同ではないと証明されましたと、大同の答案を学監に示します。
と、あちこちに朱墨を入れた答案をのぞき込み、
「わぁ。俺、こんなに間違えてました?」
声を上げる范大同。

答案
で、現物がコレ

それを、一緒にいた呉天宝、宋文文ともども追い出した学監。わずかな奨学金(宋文文は1か月の生活費って言ってましたが)が目当てで、こんな大きな過ちを犯すようなら、その犯人が将来官になったら、民を圧し、不正を行い、私利私欲をむさぼる貪官汚吏(たんかんおり)となる。全くとんでもない事だと怒りを示します。
(金銭の面に関しては吝嗇(けち)だけど、教育者としては、実にまっとうな人だったんだ(^▽^;)

それに対して聶先生も、弘文学院は本来清廉な校風だったのが、これが外部に聞こえ、男女共学になったことで、それが壊れて来たと言われたら、聖上の女子進学の政策に大きな打撃を与えることになると、懸念を示します。

二重の意味で犯人を許しておくわけには行かない。必ず突き止めるようにと厳命する学監。

それを受けた柳先生、聶先生が答案をチェックしている時に、このカンニングペーパーと同じ誤りをしているものに気付かなかったかと問い、気付かなかったとの答えに、今度は自分が調べようと申し出ます。

一方、先生たちに追い出された3人ですが――もう、宋文文が怒る、怒る。
あれだけ本を読んで勉強して(自分もあれだけ教えて)あれだけミスりまくるというのは、どういうことだ。お前の頭はどういう構造になってるんだ――とまでは言ってませんか(笑)
対する范大同、疑いが晴れたからいいじゃないかと、『誠者天之路也 誠之者人之路也』とやらかした上、『誠者天之道也 誠之者人之道也』だ莫迦と又また怒る宋文文に、莫迦はお前だ。道路と言うから、道でも路でも問題ないだろうと言ったものだから、呉天宝に大うけ。なんか、褒めてるんだかけなしてるんだか、よくわかりませんが(^▽^;)
ともあれ、間違ってても『中庸』を引いて話ができるってのは、范大同としては大きな進歩なんですよね。
で、あんな誤字だらけの答案を書いて、私のこれまでの努力は何だったんだ~と嘆く宋文文に、普段の自分の授業から考えれば、大きな進歩だと言った范大同ですが、それを示すのに『一歩踏天』と言ったもので、これには宋文文も大爆笑。
「一歩……、『一歩登天(一気に天まで上り詰める)』だ。あははは……」
まったくこの子は(^▽^;)
(また、大きくかけ離れてないあたりが、ウケる要因なのね)

疑問
という頃、答案を前に精密再チェックを行う柳先生でしたが、呉天宝作のカンニングペーパーを使った形跡のある答案は見つからず――もし、誰かが答案を入れ替えていたらと思い当り、今度は答案と生徒のノートの文字とを比較。そこで、劉瑶瑶の答案だけが、使われている墨が違うことに気付きます。
例の如くでお金に細かい学監、安価な墨をまとめ買いして、生徒に使わせてたんですね。
で、柳先生は墨の匂いで確信したようですが(あれだけの書いて間もない答案の中で、よくわかったよね)余談になりますが、良い墨と安い墨との違い、薄墨で書くとはっきりするそうです。(高校のころの書道の先生のオハナシ)

その頃、自分たちなりに調査と推理を始めた范大同たちも、カンニングペーパーの落ちた先が女子寮の庭であることと、排除法、他人法、2種類の検証から、劉瑶瑶にたどり着いてしまっておりました。

排除法
聞いた話から、不在が証明されたものを排除
他人証明法
今度は目撃者証言から

で、宋文文が、彼女は学監の娘なんだからと、断固否定するわけなんですが、また、当の劉瑶瑶が、その屋根の上での3人の話を聞いちゃうわけなんですね。

とは知らず、屋根から女子寮の庭を除きながら、3人がああだこうだと言っているところへ、通りかかったのが聶先生。証拠もないのに誰かを疑うのは感心しないと言われて慌てた3人、やあ、今夜は特に星がきれいでとか、わぁ、あの星は大きいなとか、あっ、流れ星だ、劉瑶瑶が健康でありますようにとか、わざとらしく誤魔化します。
(てことは、もしかして、流れ星を見たら願い事をと言うの、中国から来たのかな?)

一方、つい魔が差してカンニングをしてしまったものの、こんなことになって怯える劉瑶瑶。
と、そんな彼女に声をかけ、他人は騙せても自分は騙せないと言った聶先生、自分の生徒が些細な過ちから汚点をつけて学院を去り、余生をその汚点をつけたまま過ごすのは望ましくない、答案は入れ替えておいたと、彼女が書いた答案を示します。
そうして、何故そんなことをと訊く彼女の耳元に、君に機会を上げたいからだと囁くのですが――この時の表情が、日ごろの温和な聶先生とは打って変わって、いかにも胸に一物も荷物も抱えていそうで、これはひょっとして、カンニングが表ざたになるより悪いことになっちゃったんじゃないかというか、なんか、諺がありましたよね、狼の牙から逃れたら、虎の巣穴に飛び込んじゃったというような。なんか、そんな感じです(^^;)

さて、翌日。
カンニングペーパーが女子寮の庭に落ちたということから、范大同の思考、一気に突っ走っちゃったみたいですね。慕容月を呼び止めるや、途中経過を全て素っ飛ばして、君へのカンニングの疑いが晴れたと、嬉々して告げます。……誰も疑ってないんだけど(^^;)
おかげで、カンニングをしたのはあなたではありませんのと、冷ややか~に言い返された上、婚約を解消したからには、あなたと私は見も知らぬ他人に等しい間柄と――つまりはもう、金輪際モーションかけるな、近くをちょろちょろするなと、引導を渡されてしまいます。

幼馴染で許婚の間柄だったのに、宋文文が自分を信じてくれたほどにも信じてくれないのか。顔を見るのも耐えられないほど嫌われているのか。そうやってずっと見下されてきたのか。ショックを受けた范大同は、その場から駆け去ってしまい、さすがに、少し罪悪感を覚えたらしい慕容月に、物陰からそれを見ていた呉天宝、あれはもの凄く傷ついたな~と、さらに彼女の罪悪感を煽ります。

というところで場面は変わって、ムサいオジさん~~もとい、范大同の父ちゃんをはじめとする官吏さんたち。どうも色々なことが耳に入っているようで、このままでは弘文学院は駄目になってしまう。聖上に女子の入学を取り消してもらおうと、団体さんで上申書を提出します。

この、陸続と届けられる上申書を、まず目にすることになったのが、女宰相の東方婉児。
さらに、皆さん外殿で跪いておられますと女官に告げられ、慎重に考慮、検討したうえ、明日返事をすると言えと女官に告げます。が、
「敷物を持って行って、これは聖上のお心遣いと告げなさい」
これだけの要求をするからには、一晩くらい跪いていられるだろうというか、その程度のことで要求が通ると思うなよ~というか、とにかく、やんわりと、キッツイ事をやったわけですな~。
そうして予想通り、皆いなくなりました~という女官の報告を受け、一息ついた東方大人ですが、これは傲天と相談しなくては――と、早速柳先生を呼び出します。

で、話を聞いた柳先生、今度のことは、せんじ詰めれば慕容月が原因なわけですが、ここで彼女を退学させてしまうのは下策。逆に彼女をうまく利用して、聖上の女子進学政策が貫徹できるように計らいますよと請け負い、学校に戻るや、彼女を呼び出します。
そうして、今度のカンニング事件から、官吏たちが、原因は慕容月にあるとして、彼女の退学を要求していると言ったようですねぇ。
当然、そんなのは理不尽だ、悪いのはカンニングをした人間なのに、どうして自分がありもしない罪をかぶせられなければいけないのかという慕容月。
それに対して柳先生、官吏たちは聖上の女子入学政策を潰そうとしているのであって、今回は彼女がやり玉に上げられただけ。女子入学が撤廃されれば、学校を去らざるを得なくなるのは慕容月一人ではなく、あそこにいる同級生たちもだと語ります。
それを阻止するには、女子にも十分以上の実力があり、男女共学は校風を廃退させるものではないと、自身の能力でもって証明すればいい。
ただし、それには時間が足りないという慕容月に、当座の手段として、父である慕容大人に、鴻門の宴を開いてもらうようにと入れ知恵をします。
この鴻門の宴、検索かけると大概『鴻門の会(こうもんのかい)』で出てきまして、項羽の叔父さんたちが、邪魔になってきた劉邦を、宴会に事寄せて殺しちゃえと計画したけれど――と、大雑把に言うとそんな話だった感じで、なのでこの場合は、宴会に見せかけて、裏に本当の目的がありますよ~~と、そんな解釈でいいのかな?

で、それを受けた慕容月、早速実家に飛んで帰りまして、
「お父様ぁ」
お父様ぁ
と、こんな表情を去れれば、そうでなくても娘に甘い慕容大人としてはね~。
なので早速、例の酒楼で宴会を開いて、范大同の親父さんをはじめとする反対派の面々に、聖上の女子入学政策の廃止を願う陳情が出ていると聞きましたが、うちの娘は、それで政策が廃止されることとなったら、結婚の相手には、そのような(陳情を出した)家庭は厭だと申しておりましてな。皆さん方、娘とつり合った年頃の公子をお持ちと聞きますが、いかがですかなと、じわぁと圧力をかけてくれました。
(しかしホント、さすがは柳先生、使えるものは何でも使いますな(~_~;)

これで、多分皆さん、陳情を取り下げたんでしょうな。公孫大人、慕容大人は中立だと思っていたのに、まさかこの計画を潰されるとは~~とボヤきます。
これを受けた聶先生、慕容大人は、ただ娘が可愛いだけの男で、これにはおそらく裏に軍師がいる――で、カンニング騒ぎは、これ以上大きくしては、学院が閉鎖になったり、色々と差し障りが出て来るので(って、色々で片づけるなよ、ワタシ(笑)
劉瑶瑶の弱点を押さえたことで、劉学監を牽制するネタを得たということで、打ち止めにしようと提案(でいいのかな)

柳先生の方も、学監に対しては、カンニングペーパーを使用した形跡のある答案は見つからなかったと報告。
ペーパーは持ち込んだけど使わなかったんだなと、勝手に解釈、安心して喜んだ学監、何やら圧力をかけに来きたらしき公孫大人にも、そのように報告します。
つまりは柳先生、学監がそう思うように仕向けたんでしょうが、その裏で、聶先生に書道や使っている墨について訊ねるふりで――探りを入れてると言うより、言葉の刃で――まだ切り結ぶところまではいってませんねぇ。お互い、間合いを取って相手の出方を窺ってる感じです。

墨を

で、その中で、聶先生が武術が使えるのを故意に隠したこと、使っている墨が秦朝の古墨(って、聞いただけでも値段高そう)なのに、ありふれた普通の墨と誤魔化したこと、そうして思い浮かべ、検証した過去のあれこれから、聶先生こそが答案を入れ替えた張本人であり、反対派が送り込んでいた細作であると確信します。
(でも柳先生と聶先生、お互いにそれぞれの背後にいる人物までは、まだ知らないんですよね)
しかし、それにしても柳先生、制服中毒事件の時に、聶先生の靴の先についてた染料汚れなんて、よく目にとめて覚えてたな~(^▽^;)

という頃(今回、何やらこればっかですが(^▽^;)
こちらは酒楼で2人きりの飲み会をやっている路雲霏と劉二妹。

呑み会
ちょっと、華やかな絵柄が欲しかったので(^▽^;)

んで、いい加減出来合がった二妹が、私も慕容月の年ごろには、言い寄る男は山だったけど、そんなのには目もくれず、ひとりの男性に夢中だったのよね~~と、思い浮かべたサッカーの選手って、髪の毛はあるケド、雲霏父ちゃんの路不凡さんじゃないですか!

というところで、16集へ。
今回、色々と台詞が重要だったのと、冒頭の范大同たちの会話が面白かったので、非常に手間取りました(^▽^;)
(その分、終盤が手抜き(^^;)

犀利仁師 第15集


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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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