笑傲江湖 第29話 第30話

図書館にね、『中国漢字ドリル』なんて本があって、面白そうだったんで借りてるんですが、
その中に、次の中国語の意味を書けなんて問題がありまして、中の一題が『偽君子』。
思わず『岳不羣』と書きそうになりましたよ、ワタクシ。
(多分、他にも、こういう人はいると思うケド)


さて。





呉天徳将軍サマに扮した冷狐冲、例によって酒を飲みながら、二十八舗で敵の到来を待ち受けております。
と、その二十八舗、盗賊団がやってくるという情報が入って、冷狐冲を残して、あっという間に無人になります。
(あ。田兄ぃもいたっけ)
(実はこれ、崇山派の仕掛けた罠……だったんですよね? って、誰に聞いてるの、私(笑)

という、罠の真っ只中にやってきたのが、定逸師太率いる恒山派のご一行様。
マリーセレステ号さながらに無人になった町に驚きながら、あちこち偵察して歩くうち、これもまたホラー映画さながら、ちょっと目を放した隙に、あそこで7人、こちらで7人と、弟子たちが姿を消してゆきます。
(7人ずつなのは、七星剣陣の単位で行動させてるからなんですな)

そうして、気付いたら一人になっていた定逸師太、屋根に上って、
「姿を見せろ、この卑怯者。お前なんか、東方不敗じゃなくて、東方惨敗だ!」
というところへ、カタカタ……と屋根瓦が動いて、
ずぼ……と、屋根を突き破って飛び出して、襲い掛かる黒装束。
……って書いてたら、これ、本当にホラー仕立てだったなって、今気がつきました(爆)

さらに、そこへ飛び出した黒装束は、陸柏サン。
定逸師太の味方をして ―― と見せかけて、密かに師太を殺害しようとしますが、なかなか機会がつかめない様子。
それにしても、武器の種類の豊富な中国とはいえ、鎖で編んだ手袋に熊(多分?)の爪って、すんごい武器を持ってますな。これも暗器なのかな?

その頃、将軍サマの扮装のまま、町を見て回っていた冷狐冲、偶然にも、ひとまとめにされて気を失っている尼さんたちを発見。儀琳さんを助け出します。
(ついでに、他の尼さんも助けりゃぁいいのに、なぜ儀琳さんだけ?)

で、引き続き、お間抜けな将軍サマを装ったまま定逸師太とも合流、吸星大法を使って崇山派の面々(冀北三雄とかも、混じってたかな)を追い払い、二人を、尼さんたちが捕らえれている家へと案内しますが……
一足遅く、そこはもぬけのカラ。

出家の身に似合わず気の短い定逸師太、それでも将軍サマにきちんとお礼を言うと、軽功を使って何れかへ~
で、きっちり、捕まった弟子たちに追いついてるんだから、大したものです。
しかも、馬よりもはるかに早いし(笑)

―― ということで、偶然にも二十八舗で合流した令狐冲と田兄ぃ(プラス儀琳ちゃん)が追いついたときには、定逸師太は黒装束を相手に、チャンチャンバラバラの真っ最中。
弟子たちは、例によってひとかたまりに向こうで縛られてて、
助けなきゃと馬から飛び降りた令狐冲と儀琳ちゃんですが、あっという間に儀琳ちゃんが人質に~(^_^;)
彼女に刀を突きつけて、三歩下がれという相手に、
「そうか。散歩だな」
後ろを向いて、三歩下がる(つまり、三歩接近する)令狐冲(^m^)プププ……

てなことをやってる隙に、田兄ぃの快刀が後ろから、儀琳ちゃんに突きつけられている武器に向かって飛びます。(田兄ぃ、さすが玄人!)
で、咄嗟に逃れた儀琳ちゃんも、剣を拾って一人に斬りつけ、後は縛られている姉妹弟子たちの縄をどんどん切って行き~ただの“おっとりさん”じゃなかったのね(*^_^*)

というところへ、又も出ましたのが令狐冲の吸星大法。
これには到底敵いませんと、平身低頭して逃げて行く黒装束たちですが、
魔教のものがあれほど悪辣とはという定逸師太に令狐冲、
「あれは魔教のものじゃありません。本物なら、自分たちを日月神教というはずです」
「あなたも、将軍とは思えませんが」
…………バレてやんの(^m^)
で、名は名乗れないが自分の師父は立派な人物で、江湖に君子として知られた人だと云って、去って行く令狐冲。
(そこまで師父を信じられるって、ある意味幸せ…………やっぱり不幸かな、彼の場合は)
と、見送る定逸師太に、あれは令狐冲だよと教えてしまう田兄ぃ。
……はいいんだけど、自分の好きな人の変装に、これまで気がつかなかった儀琳ちゃんって……
そういや、令狐冲も坊さん姿になった田兄ぃに「お前、誰だ?」って云ってたし……
まあ、どっかの若ぇ衆みたいに、塀の向こうから来る人を匂いだけで ―― え? それは、もういいって? (笑)

という次第で、恒山派を助けたあと、元の姿に戻った令狐冲、福建にやってきますが~
そこで偶然、岳霊珊と林平之の姿を見てしまいます。
仲睦まじげな二人の姿を見てしまい、大量のカニの殻を前に、自棄酒をあおる令狐冲。
(あれだけのカニ、実際は、誰のお腹に入ったんだろう?)
「生きてたって、何にもいいことなんかないんだよな。なのに、なぜか生き残っちまう……」
………………そんなこと思ってたのか、この子は……(@@;))))
まあ、気持ちはわかるケド。

で、店を追い出されたところで、また、『辟邪剣譜』を探しに行く林平之と、それを追いかける霊珊、さらに、その後を追う黒装束の二人を見てしまいます。

そうとも知らない林ちゃんと霊珊、あれこれと屋敷の中を探し回った果て、叶わぬときのご先祖頼み。お線香をたいて、ご先祖の画像を拝みます。と ――
おりしも、時は中秋。天井から射し込んだ月の光に照らされ、画像は天井を指差す一人の僧侶の絵姿に変貌します。
あれだ! 気付いた途端に、屋敷に侵入した何者かにとび蹴りを喰らって気絶する二人。

『辟邪剣譜』はあそこだと、一枚だけ透明になっていた屋根瓦の付近を破壊する二人の賊。
割れた瓦が落ちてきて、1~2拍置いてから、ひらひらと袈裟が舞い降りてきたからいいものの、もし、瓦に文字が書いてあるんだったらどうするのよ、と、内心で突っ込みをいれる私(笑)
(あの行動って、瓦の近くにブツが隠してあるって、知ってる人の行動ですよ、多分)

で、外へ出て、月の光で袈裟にびっしりと書かれた文字を確認しようとする二人ですが、そこへ冷狐冲が立ちはだかります。

というところ、原作ではたしか、真っ暗闇だったんですな。
で、まだ人の気配を読めない冷狐冲は苦戦して、かなりの手傷を負った末に相手を倒して、袈裟を取り戻すんですが、
この期に及んで、まだ冷狐冲がその程度の腕前では、大概視聴者に愛想をつかされる……と思ったのかどうかはわかりませんが、ここの冷狐冲は、相当強い。
一方は、手を放れて飛んできた相手の剣で絶命。もう一方も、折れて飛んだ相手の剣で負傷。(凝った設定をするもんだ)
で、あれこれの裏側の事情を話すのを拒んで、内力でその剣を自分の体を突き抜けさせて自害してしまいます。

冷狐冲、その懐から袈裟を取り出して確認しようとしますが、背後から誰かに襲われて気絶。
そうして、気がつくと目の前に師父と師娘の顔が~
問われるままに、ここに至るまでの事情を話す冷狐冲ですが、
倒した相手が、なぜ邪派のものとわかったのかと、冷たい言葉を投げる岳不羣。
しかも、わざとらしく「辟邪剣譜はどこだ?」って、よく言うよ(-“-)

その師父と師娘が部屋を出て行って、ちょっとしてから、
「大師兄、逃げて!」
飛び込んでくる岳霊珊。
いや。逃げてって、いきなり言われてもね、事情を説明してもらわなきゃ。

その事情。実は冷狐冲が倒した二人が崇山派の者で、陸柏その他が冷狐冲を引き渡せと、ここへ乗り込んできてるというものでした。
とことん、冷狐冲を悪者にしたい岳不羣、生かしてはおけないと打ち殺そうとし、未だに師父の真実の顔を知らない冷狐冲、甘んじてそれを受けようとしますが、
「冲は殺させません」
師娘が、それを阻止します。

そういうことならと陸柏たちの前へ出て行って、師父をオッサン呼ばわりして、崋山派とは無縁であることをアピールした上、陸柏たちに喧嘩を売ってみせる冷狐冲。
外へ出ろ、と先に立って行って門を開けたところへ、折りよく定逸師太と恒山派ご一行様のご来駕。

で、さすがは定逸師太。若輩で自分より一世代下の冷狐冲にでも、恩人だからときちんと礼儀正しくお礼を言われるんですよね。
この人と莫大先生の爪のアカ、まとめて煎じて、どこぞの君子面した掌門に飲ませてやったら~効き過ぎて即死すっかな?

んで、師太が岳不羣やらにご挨拶している間に、すすす……と横道へ入ろうとする冷狐冲。
逃げるか!? と、追いすがろうとする陸柏はじめ崇山派。
それに刃を向ける儀和たち、恒山派の尼僧たち。

kouzanzetugi



「いやー。話には聞いてたが、尼さん剣法、大したもんだ」
…………って、冲さん、あんた、どこに乗っかってんの?
そんな、唐獅子の上に乗っかったら、怒られるんだよ~。

という具合にコケにした陸柏たちを、さらに吸星大法を使って、さんざんに翻弄する冷狐冲ですが、
「吸星大法を身につけたのか!? 任我行を師匠に選んだのなら、他の師匠は要らぬな」
岳不羣の棘だらけの言葉に、がっくりとうなだれます。
(自分で破門にしといて、よく言うよと思うケド)
(というか、これが楊過だったら、相手が師匠だろうがナンだろうが、滔滔とそれまでの状況やら不平不満やら、喋ったでしょうに、冷狐冲ってば、いらん所では弁が立つくせに、こういう肝心なところでは……)
と、その岳不羣に向かって、令狐殿は義侠心に優れた立派な若者で、どこぞの口先だけの偽君子よりはるかに立派と、真っ当なことを仰る定逸師太。

~というところで、大きな出来事が2つ、続けて起こってしまったので、どちらが先だったか、分からなくなっちゃったんですが……記憶力、大丈夫かな、私(^▽^;)

まずひとつは、儀琳ちゃんが聖姑に攫われたこと。
もうひとつは、六猿くんを殺して『紫霞秘笈』を奪ったのが、二番弟子の労徳諾だったと分かったことです。
この労徳諾、途中入門者なので以外に年を取っている~ということだったんですが、実は左冷禅が崋山派に入れた間者だったんですね。
で、正体がバレかけ、隙を見て逃走する労徳諾。
儀琳ちゃんは自分が助けますと、定逸師太に約束して、その場を立ち去る令狐冲。

そうして、その夜。
何を思ってか再び崋山派の宿舎に忍び込んだ労徳諾、林平之が黒装束の何ものかに襲われるところを目撃します。
が、この労徳諾の気配を感じたらしい曲者、林平之に止めを刺さずに逃走。

おかげで九死に一生を得た林平之ですが、師父に曲者の顔を見たかと訊かれ、咄嗟に
「し……いえ。大師兄です」
って、そりゃぁないだろう、林ちゃん。
曲者が、絶対に口外できない(特に師父に)相手だってコトはわかるけど、いくらなんでも大師兄に罪をなすり付けるなんて。
あ~あ。云わないこっちゃない。真に受けた小師妹が、怒って馬で追いかけて行っちゃって……

というところで令狐冲、盈盈、儀琳の二人を探しに行く途中を、待ち受けていた田兄ぃに
「師匠(儀琳さんのことね)は大丈夫。むしろ、今危ないのは定逸師太の方だ」
忠告されます。

というところへ、追いついてきたのが、怒り心頭の岳霊珊。
「何故、平之を殺したの!?」
……生きてますってば(^▽^;)

で、驚く令狐冲に、
「剣を抜きなさい!」
云われるままに令狐冲が抜いたのは、かつて霊珊が渡した玉石雌雄剣の一方。
霊珊の剣を断ち切った後、俺には持っている資格がないからと、その剣を霊珊に返します。
そうして、田兄ぃと連れ立って行きかけたところへ、今度追いかけてきたのは恒山派のお弟子の~尼さんばかりなので、もう、誰が誰やら(^^ゞ
定逸師太たちが襲われて~と、救援を求めます。

大急ぎで駆けつた冷狐冲たちが見たものは、炎の中で複数の敵と切り結ぶ定逸師太。
仆れている多くの尼僧と、同じくらいの敵たち。
冷狐冲、田伯光の助けで捉えた冀北三雄に、同じ正派のものが何故こんな酷いことをと定怒りと悲しみをぶつける定逸師太。
全ては左冷禅の差し金と話してしまう冀北三雄。

その事実を岳夫妻に告げに行く定逸師太ですが、師娘はともかく、岳不羣の方はそれを信じた様子は見せません。
岳殿は冷狐殿に厳しすぎるのではありませんかと言われても、何やら、適当なことを言ってましたしね。
ところで、あの左手薬指の赤い指輪って、最初からしてましたっけ? 岳不羣。

というとところで場面は移って雨の中、奇妙な形の蓑笠をつけた~と思ったら、あの蓑は棕櫚(しゅろ)の皮なんだそうです~人物が、手に入れた『辟邪剣譜』を広げ~
この修行を行うためには、まず、自ら去勢すること ―― の一文に、かなりのショックを受けたようです。
(そりゃ、そうでしょうな。男性としてはシンコクな問題だ)

という、同じ雨の中、弟子二人を連れて通りかかった定逸師太、その何者かに襲われ、
さらに、味方を装った何ものかに声をかけられ、一瞬の隙を吐かれて、命を落としてしまいます。
かろうじて、息があるうちに駆けつけた令狐冲を、恒山派の掌門に任命して……

一度は辞退するものの、定逸師太の死に際の頼みを断りきれず、掌門を引き受けた令狐冲、
弟子たちに師太の仇は必ず討つと誓うのでしたが~
というところで、来週に続く。

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コメント

>思わず『岳不羣』と書きそうになりましたよ、ワタクシ。
しょっぱなから、いきなり笑ってしまいましたよ、ワタクシ(爆)

>お前なんか、東方不敗じゃなくて、東方惨敗だ!
コレも笑ってしまったんですよ~。
定逸師太、けっこう緊張していたのに、
よくこんな事をスパッと言えたなぁと、感心もしました(笑)

Dさんへ

>しょっぱなから、いきなり笑ってしまいましたよ、ワタクシ(爆)
わ~い。受けた、受けた♪ うれしいな (笑)

ところで定逸師太、もの硬い方かと思ってたんですが、
意外にユーモアのセンスも発達しておられたんですね。
それとも、戦闘モードに入ると悪口雑言のスイッチもONになるタイプだったんでしょうか。
いずれにしても、よくこういう事が思いつけたもので(笑)

おはよーございます。

タイトル見ずに最初の文を読んだので、
『中国漢字ドリル』の話かと思いきや、
笑傲江湖でしたか・・・ムフムフムフフフ(^m^)
>『偽君子』
問題は相方がソッコー『岳不羣』って答えました。

偽将軍様の時に出てきたのは、
やっぱり定逸師太だったんですねぇ~。
原作読んでたら、定静師太だったので、
先にドラマを見ていたので、
定静師太?こんな尼さんでてきたっけ~?
って思ってたんです。すっきりしました!

しかし、尼さん剣法のこの画像はかっこええですなぁ~。
最初見た時は、すげぇ~と思いましたよ~。
reiさんはええ画像を選びなさる!
(武侠なら、親指立てる所です。)

>大師兄に罪をなすり付けるなんて
まさに万死に値しますな!!

では、また(^-^)ノシ

無双ちゃんへ

>問題は相方がソッコー『岳不羣』って答えました。
相方さん、ナ~イスです(^^)v
ちなみに、ドリルの正解は『偽善者』。
大して意味は変わっておりませんな(笑)

師太たち、原作では3人だったんですよね。
で、一番の姉弟子が定静師太、二番目で掌門なのが定師太。
3人の中の一番の妹弟子が定逸師太。
ドラマでは、これを一人にまとめてたんですね。
なので、ドラマが先で原作が後だと、「え?」って、混乱するかもしれませんね。

>reiさんはええ画像を選びなさる!
>(武侠なら、親指立てる所です。)
ありがとうございます (^o^)
『笑傲江湖』関連のサイトを放浪して、使えそうな画像をもらってきてるんですが、
これはもう、ばっちりでした。


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