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射鵰英雄伝 <新版> 第21集~第22集

まだ11月だというのに、スーパーでは早々としめ飾りやお正月のお餅が!
そんなに、あれこれ急かせなさんなって ヾ(~O~;)

さて。

穆念慈22-2

自分が父に執り成すからとその場を預かろうとする黄蓉の言葉も、穏便に場を引き分けるためにと黄蓉が仕組んだ勝負の結果をも蹴飛ばし、夫の仇討に執着する梅超風。
んで、ふっと、作品的に言っても、靖さんの仇討は奨励されているようなのに、梅姐さんのは否定されてる風なのは不公平なんじゃないか――てなことを、チラっと思ったりもしたんですが、このあたりは主人公と脇役の差(爆)
というのを差し引いても、当時の郭靖ってば六歳だしねえ。しかも現代だとしたら、成人ったとしても過剰防衛か過失致死で、おそらくは執行猶予。ましてや児童となれば、これはもう、お咎めもおかまいも無しでしょう。
対して段天徳とか完顔洪烈は、これはもう、明らかに裁かれるべき犯罪ですからねぇ。
てなことを考えてるから、余計に筆が進まないのよね(--;) 

約束破りな梅超風に怒った師匠たちを制し、なおも一人で梅超風に対する郭靖ですが、その義と情も通じず、毒傷を負わされます。
靖の仇と、一斉に討ってかかる江南六怪。
この時に梅超風、朱聡によって毒消しとともに、郭靖の匕首と『九陰真経』を掏り取られます。が、これ、『九陰真経』が陳玄風の皮に記されているというのを、梅超風以外の誰も知らないから、あとの話がややこしくなるわけですな(^▽^;)
掏られたとは気づかないまでも、『九陰真経』の紛失に気付き、仇討も恨みも反故にするから返せと迫る梅超風。
当然、そんなものは知らぬと突っぱねる江南六怪。
(おそらく皆さん、『九陰真経』は書物だと思ってるんでしょう)

さらに楊康が、桃花島の武芸は北丐(ほっかい)の掌法に劣るのかと言ったことから、ついに黄薬師が降臨。
花一輪に込めた内功で、楊康をブッ飛ばした上に、花吹雪をまとって、おとー様、無茶苦茶派手な登場です (^▽^;)
で、中の人は『雪山飛狐』の胡一刀さんこと黄秋生さん。
この人の黄薬師ってどうなんだろうなぁと思ってましたが、梁家仁な洪七公師匠と軽口が叩き合える間柄っていうと、このくらいの格の人じゃないとだめなんでしょうね。
んで、ちょっと瀟洒さが減って、ちょっと厳めしすぎるかなとも思ったんですが、これが、お蓉を見る目が優しくてね。こういう厳めしい人が、愛娘にはメロメロの甘々になってるのかと思いながら見ると、これはなかなか楽しかったです。

さて。
屋根の上からすべてを見ていた黄薬師、陸上風に対しては(お蓉の執り成しもあり)桃花島を追われても弟子としての本分を守った殊勝さを認め、息子への武芸の伝授を許した上、折った足を直すための腿法の一冊を与えます。
そうして梅超風に対しては、附骨針を打ち込んだうえ、
1、 紛失した『九陰真経』の下巻を探し出し、桃花島に持参すること。
 その間に、『九陰真経』の内容を見たものがあれば、これを全員抹殺すること。
2、とばっちりで破門された桃花島の弟子たちのうち、陸乗風以外の者とその遺族を探し出し、『帰雲荘』に連れてくること。
3、 上記の2つの用件を果たした後、『九陰真経』で身につけた武芸を捨てること。
の3つの条件を1年以内に果せれば、針を抜いてやると告げますが、勝手に弟子とした楊康に対しては、『九陰真経』の一部である九陰白骨爪を伝授されたとの理由で、
「そ奴を殺せ」
ちょ…… ヾ(~O~;)
いくらおとー様とはいえ、理不尽な!

というのを立ち聞いていた郭靖、そうはさせるかと部屋に『降龍十八掌』をブチ込んだ上、楊康を連れて逃走。溧陽(りくよう)で落ち合おうと先に船で逃がします。
(うん。よくやった。つか、靖さんにしては気の利いた真似だよね)

後を追ってきた黄薬師が、梅超風から郭靖が陳玄風を殺したと聞き、弟子の仇と郭靖を害そうとするのに、
「お父様が靖さんを殺すのなら、私が死んでやる!」
怒った、黄蓉が湖へドボン。
これを見た郭靖も、お蓉を助けたら、一か月後に桃花島へ死を賜りに行きますと宣言し、お蓉の後を追って湖へドボン。
んで、水中で良くああいう打ち合わせができたと思いますが、一旦は別行動取って溧陽で逢いましょうと左右に別れます。

そうして郭靖が陸へ戻ると、黄薬師おとー様と梅姐さんは立ち去った後。
で、郭靖と江南六怪も『帰雲荘』を後にするんですが、桃花島へは行くなという師匠たちに対し、一旦口にした以上、約束を破っては相手がお蓉の父親だから、お蓉に顔向けができない。それに、弟子を殺めたのは事実だから責任を取らなくては――と、こういうのを愚直(いい意味で)というんでしょうな。そんな郭靖に、何のかんのと言ってもやっぱり弟子が可愛い師父たち、付き合ってやることにし――それも、一番気難しくて面倒くさい性格のカッチン悪師匠が言い出しっぺなんで、ちょっとビックリしつつ、ほのぼのしましたが(笑)
これに大感激した郭靖の、願わくば師匠たちがよく食べ、よく眠り、一生が平平安安で云々という言葉に照れくさくなっちゃった師匠たち、桃花島へ行ったら、生きて戻れる保証はない。ならば、それまでは人生を楽しもうと言って、思い思いの方向に散ってゆきます。
ここ、じわっと感動した良いシーンなんですが、これが――柯鎮悪(か・ちんあく)師匠以外の師匠たちとの、今生の別れになるんだったかしらね。
(あと、寡黙な第四師匠の南希人(なん・きじん)の「小心 楊康(楊康に気をつけろ)」というのが、後の方の例の展開を知ってると、なかなか深くて印象的です)

という頃、いつの間にやら情報を手に入れてたんですな、穆姐さんとコックンも、楊康探して溧陽へ。
そうしてその楊康は、無事に溧陽へ到着し、郭家楊家の仇である段天徳に呼び出しをかけておりましたが、わずかの間に楊康、ずいぶんと荒んだ雰囲気になりましたな(~_~;)
漢人として、楊再興の子孫としての自分の立ち位置を自覚した時の好青年ぶりが印象的だっただけに、この落差は大きい。
で、これ以降、ちょくちょくと“いやぁ~な”表情というか貌(かお)を見せることになるんですが、このあたり、やっぱ、演じてる人が上手いんしょうな。

というのはさて置き、この楊康と段天徳のいる宿へ、コックンと穆姐さんがやってきまして、ここは貸し切りだからと門前払いを喰らうという、なかなか上手いすれ違い劇がありまして(これ、穆姐さんがもめ事を嫌って止めずに、コックンが無理に押しとおっていら、また違う展開になったんでしょうに)、

楊康、段天徳を呼び出しはしたものの、郭・楊両家の仇と思っているからでしょう、嫌っているのははっきり態度に出るわけで。そんな楊康になおもおもねりながら段天徳、完顔洪烈が楊康を疑って見張りをつけていること、自分はに楊康が楊鉄心の息子だと予測がついていることなどを告げ、大切なのは国でも血筋でもなく、自分自身に対する忠誠心だと、心に毒を吹き込みます。

一方、別の宿に収まったコックンと穆姐さん。で、ここで穆姐さん、自分と母は父に捨てられ、自分は愛情というものを知らずに育った。群がる女性はあまたいるが、愛したことも愛されたこともないというコックンに、飽くまで自分自身のことではありますが、愛するということを語ります。で、愛情面でも、コックンに手厳しいことを言ってたかな、確か。
その前にコックン、自分が男だったら戦場に立つのにという穆姐さんを、巾幗英雄(きんかくえいゆう)――女性の英雄と言っていたので、そんな会話をしてたらコックン、穆姐さんに惚れてまうで~と思っていたら案の定。翌朝、穆姐さんが寝ているうちにコックン、このままではあなたを愛してしまうからと、置手紙をして立ち去っておりました。
コックン、意外に純情。
(でも、こういう場合はもう、手遅れなんだよな~)

一方、楊康の元へは、ようやく郭靖が合流。
捕えてあった段天徳を殺して両家の恨みを晴らしますが――楊康のあれは、これ以上段天徳の言葉を聞きたくなくて口を塞いだ、という感じで、見事本懐という感じがなくて、すっきりしませんねぇ。
で、郭靖に「大哥(兄さん)」と抱き付いて、自分は宋人で忠臣の子孫だよなと確認したり、毎度毎度、これが最悪だと思うと、次にはそれより酷い現実を体験することになると語る楊康ってのは、あれは、相当に気が弱ってましたな~。
まあ、これまでに楊康の身に起こったことをつらつら考えてみたら――って、考えただけで、すっかり書き並べる気が失せるくらい、ひどい目に遭ってますものねぇ。
というか、なんだかんだ言ってもいい出会いの多い郭靖に比べると、楊康って非常に運が悪い。

それで中盤の後半あたりだったか、楊康自身も、なんで天は郭靖にばかり贔屓しするんだ~~てなことを叫ぶシーンがありましたが、さすがにそれは、見ていて思わず、
「人柄の差」ボソッ
(実際、郭靖みたく『いい人』が向う側へ突き抜けちゃってると、天でも地でも、コイツは面倒を見てやらなきゃって気にさせられるでしょうしね~)

対して、楊康の方は、自身がいい出会いになりそうなのを蹴飛ばしちゃったりしてるんですもんね(^^;)
新射鵰22-1
こんな風に

というのはさて置き、しばし行動を共にする郭靖と楊康ですが、洪七公との約束を守り、頑として『降龍十八掌』の伝授を拒む郭靖に、
「兄弟というなら、武芸の伝授くらいしてくれるものだ」
楊康の不満は募り、さらに、自分一人で完顔洪烈を討つつもりか、入手した完顔洪烈が溧陽に来るという情報を隠そうとします。

そんな2人に、何者かが事前に宿を手配し、郭靖の好物の料理を用意しておくという不可解な出来事が続き、郭靖はそれを陸乗風の好意だと思い込みますが、楊康に指摘されてようやく黄蓉の仕業と気付き、黄蓉と再会。
……いつものこととはいえ、靖さんニブすぎ ヾ(--;)
というか、いくら郭靖とはいえ、溧陽で再会する約束ができてるんだったら、お蓉だって気づけよな~ ヾ(^▽^;)

そうして楊康もまた黄蓉の手配で穆念慈と再会しますが、自分も行動を供にしたいという念慈を、一本気な彼女には自分と同じ行動はできないと楊康が説得。
(でも、念慈に言うほど辛かったら、郭靖が言うように、金に戻らなきゃいいのに――って、それで話にならんか(^^;)
その言葉を受け、念慈は一人、楊康を待つべく牛家村へ。
(で、楊康に渡された荷物の中に新しい靴が入っていて、中敷の下に銀票らしきものが入れてあったのには、思わずニヤリ。郭靖では間違ってもこういう真似は出来んよね(笑)
途中、丐幇の弟子たちと出会ったことから、弟子たちを率いて完顔洪烈を討とうとアジを飛ばしている洪七公と再会します。
洪七公師匠って、こういうことをする人だったんだ。
というかこれ、他のエピソードと入れ替えてあります。
(それについてはネタばらしになるから次回(^^)

ところで七公が穆姐さんを覚えてたポイント、字幕の方では靴が云々となってて、新しい靴を履いてるのになんで? と思ったんですが、中文版を見直したら、どうも、足のことを言ってたようです。
しかし、天下無双って、七公も失礼な(^▽^;)

さて。

七日後に到着のはずの完顔洪烈が、すでに溧陽に来ていた。
洪烈の腹心である協彬(きょう・ひん)を見かけたことで不審を感じた楊康は、宿舎に忍び込んでそれを知ると同時に、洪烈に様々な入れ知恵(主に康に関すること)をする欧陽克を邪魔なものに感じ、これを取り除く決意をします。

一方、これまた楊康の態度に不審なものを感じて尾行していた黄蓉も、完顔洪烈の到着を知り、一芝居打った上で薬で楊康を眠らせ、郭靖と2人で完顔洪烈を討ちに行こうとします。が、楊康の方もこれを出し抜いて完顔洪烈と接触。刺客が来ることを知らせ、宿から逃がそうと――
というところで次回へ。

ああ~。3週遅れが習慣にならなきゃいいケド……(^_^;)
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コメント

黄薬師の黄秋生や欧陽鋒の徐錦江は、さすがに存在感が違いますね。どの作品でも主役を食ってしまいそうなのが難点ですが(^^;
黄秋生と徐錦江は同年代で、洪七公の梁家仁は一回り上になります。
黄秋生が映画「風雲ストームライダーズ」で剣聖をやっていた時が35歳でした。徐錦江もちょい役で出ていました。
二人とも年取らない、というか老成していたというか老け顔というか(^^;
日本の江湖でも人気で、先日の大幇会でチャンネルNECOの武侠ドラマ総選挙で公開されていなかった11位以下も発表した時に、作品の画像も映したのですが、雪山飛狐で胡一刀の黄秋生が出ると会場が沸きました。(もっとも歓声が上がったのは、連城訣で血刀老祖の計春華でしたがw計春華も同年代です。)

やはり武侠は、イケメンだけでは成り立たないと改めて思います。

Re: 八雲幇主へ

> 黄薬師の黄秋生や欧陽鋒の徐錦江は、さすがに存在感が違いますね。

ですね!

>どの作品でも主役を食ってしまいそうなのが難点ですが(^^;

ですね×2(笑)
そうでなくても射鵰は、五絶の、特に東邪、西毒、北丐の存在感が大きいのに(^^;)

> 黄秋生が映画「風雲ストームライダーズ」で剣聖をやっていた時が35歳でした。

なんと! (@@!)

> 二人とも年取らない、というか老成していたというか老け顔というか(^^;

まったくです。
でも、おかげで、近年の映像を見ても「老けた!」とか思わなくて済むわけで?(笑)

> 日本の江湖でも人気で、先日の大幇会でチャンネルNECOの武侠ドラマ総選挙で公開されていなかった11位以下も発表した時に、作品の画像も映したのですが、雪山飛狐で胡一刀の黄秋生が出ると会場が沸きました。

おお! それは納得。

>(もっとも歓声が上がったのは、連城訣で血刀老祖の計春華でしたがw計春華も同年代です。)

さらに納得。人気ありますものね、春華アニキ。
(熱烈なファンを約一名知っているせいで、余計にそう思うのかもしれませんが(笑)

> やはり武侠は、イケメンだけでは成り立たないと改めて思います。

同感です。
味のあるジイ様、バア様、容貌怪異――魁偉なおっ様も必須ですよね。

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