2014/12/04 (Thu) 射鵰英雄伝 <新版> 第23集~第24集

12月に入って、一気に寒くなりました。
で、体が縮こまるというのに、配線の方のお仕事も重なって、もう、目肩腰、がっちがち。ううっ(~_~;)💦
(昨日は久々でバ○ァリンのお世話になりました)

さて。

完顔洪烈を討つべく宿舎に忍び込んだ郭靖と黄蓉。しかし、寝台にいたのは身代わりの侍衛で、洪烈は楊康の進言で脱出した後。郭靖は置き去りにされた欧陽克と一戦交えることとなります。

現状ではまだ、欧陽克に敵わない郭靖。というところへ洪七公が現れ、郭靖を救います。
欧陽克が洪七公を侮辱していた。黄蓉の挑発に乗って、郭靖を弟子に迎えた洪七公。屋根の上に連れて行って、郭靖に何やら耳打ち。
これだけで圧倒的に強くなった郭靖――これは、残りの三掌を覚えたことにより、『降龍十八掌』、ひとつながりの套路(とうろ)になったってことですかね? んで、コックンを制することができた、と。
さらにそこに洪七公までが参戦、敗北した欧陽克は完顔洪烈の信頼を失い、西域へ戻ることになります。

というここのエピソード、原作では下半身に節操のないコックンが、良家の子女を誘拐しては辱めているという話を聞いた丐幇の弟子が、これを退治してやれと、狙われたお嬢さんの身代わりになってコックンを待ち受ける。これに郭靖と黄蓉が絡んで来て、コックンと立ち合いになったところで洪七公に助けられて――というおハナシなんですよね。
それがここでは、コックンを少し“良い人”にしてあるので、こうなった、ということですかね。

味方を裏切ることで完顔洪烈の信頼を得た上、目論み通りに欧陽克を追い出した楊康ですが、この林の中での一連のやり取りを、すべて穆念慈に目撃されており、怒りというより悲しみのあまり穆念慈、国も義兄弟も両親も、そればかりか自分自身までも裏切ってと楊康を責め立てます。
対する楊康、念慈に対する自分の想いだけは信じてほしい――ということは、他の面では郭靖に言った通り、自分で自分が信じられなくなってるんですねぇ。
だったら、郭靖たちのところへ戻るか、穆姐さん連れてこのまま逃げちゃえよ、と思うんですが(何回も言うけど、そうしたら話にならないか(^^;)

その楊康をふり捨ててて去った穆念慈、入水を図りかけますが水中には踏み込めず、想いを断ち切るように髪を切り捨てます。
それでもなお思い切れず、これ以上苦しまないために、いっそ殺してと楊康に迫る念慈――って、そんなこと言われたって殺せるわけがない。というか、康を宋の側に引き留めておく、最後の最後の細い糸が、穆姐さんなんだものねぇ。
牛家村で待っていてくれと康に説得され、再び帰路を辿る穆姐さん。
(今度は何事もなく帰れるんだろうなぁ……)

一方、宿へ戻った楊康、背信を責める黄蓉に対しては、郭靖たちの襲撃を完顔洪烈に知らせたのも、逆に郭靖を守るためだったと言い抜けますが、洪七公にはその本性を見抜かれていた模様。弟子となることを拒絶された上、今後郭靖には近づくなと命じられ、ひとり、金へと戻ります。
だからあそこで、知らなかったとはいえ丐幇の弟子を、邪険に扱ったのも拙かった――と云うか、そう言う些細な道の踏み誤りの重なりが、結果としての大きな違いになってゆくわけなんですな。

黄蓉も洪七公の弟子となり、めでたい席のはずが、康弟には去られ、洪七公もいつの間にか姿を消し、浮かない表情で酒を呷る郭靖。
その心中深くにあったのは、桃花島へ行かなくてはいけないという約束で、
「死ぬのは怖くないけれど、お蓉と母さんに会えなくなるのはいやだなあ」
正直な靖さん。
というか、こういう可愛らしい男のためなら、女は何だってするかもね(笑)
(でも、郭靖のためのお蓉の願い事で「靖さんが賢くなって」には、ちょっと笑いました。惚れてはいるけど、現実もしっかり見てるんだ(笑)

一方、可愛くない男1号――じゃないや(笑) 欧陽克は白駱山へ帰還。母に自分の出生の秘密を問い、実父は欧陽鋒であるとの答えを得ます。
と、ほぼ時を同じくして、蝦蟇功の再修業を終えた欧陽鋒が出洞。

というわけで、前回に引き続いての大物登場は、欧陽鋒とーちゃん。
これがなんと、中の人が“あの”悪通天(オティントン)=徐錦江ということだったので、ご本人の演技には、何の不安もありませんが(笑)ワタシが、顔を見た瞬間に笑い出さないかな~と心配してたんですが……意外に渋い。
これが、同じく胡歌主演の『剣仙奇侠伝1』なんかですと、こちらも悪役なんですが、どうにも悪通天のイメージが優って、顔見た瞬間に笑っちゃったんですが、4年の歳月か、それともメイクのせいですかねぇ(笑)
気がつけば、悪通天のイメージは消えて、しっかり欧陽鋒として見ていました。
が、さすがに、嫂上口説きに部屋に入ったシーンは、なんかこう、妙な感じにゾワゾワしました(~_~;)
(ついでに、『北斗の拳』並みのCG合成のあの筋肉には、思わず失笑 (^^;)

……にしても、こちらの王陽鋒は、好きだった女性が自分を待ちきれずに兄に嫁いでしまって――と云う原作とは打って変わって、武芸以外には何の興味もないと公言してはばからない男。というかこれが、同じように武芸に取りつかれた男でも、武芸大好き老人の老玩童あたりだと、欲得抜きで“武芸そのもの”を楽しんでますが、王陽鋒の場合、武芸を極めることで天下第一になるという欲がありますからねぇ、思い切り。
まぁ、人間生きてくためにはある程度の欲も必要ですが、ここまで限度を超えるとな~(--;)
で、兄の方に嫁いだのに、即日、こちらに惚れてしまったという、コックンの母ちゃんもなぁ……。
何とか気をひこうとして、ダンナに蝦蟇功を盗み出させて修練したら、内功が追いついてなかったせいで容貌を損なってしまった。というところへ欧陽鋒が訪ねて来て、やっと関心を持ってくれたかと思ったら、目的は蝦蟇功だったって。
って、そう言う男だとわかったら、そこで見限れよ~~と思うんですが、焼けのやんぱちが向う側へ突き抜けて、結果、コックンを身ごもってしまったって……事実とはいえこういう話を聞かされたコックンには、穆姐さんへの純情もあって、ちょっと好意を持っていたところだったので、思わず同情しましたが……

自分が黄薬師の一人娘である黄蓉を娶れば、もれなく『九陰真経』が付いて来るゾと、とーちゃん焚き付けて、お蓉をヨメにすべく桃花島へ向かっちゃうってのはな~。
あれですかね。郭靖への意趣晴らし。
(と思うと、コックンも意外にセコイ奴かも?)

同じころ、黄薬師との対決を決意した郭靖も、黄蓉とともに桃花島へ。
先に父と会って話してくるから、ここを動くなと置いて行かれた郭靖でしたが、聞こえて来た簫の音を黄蓉と思い、島の内部へ。そうして洞窟で、簫の音に苦しむ老人を救います。
この老人、全真教の王重陽の師弟で、老玩童こと周伯通。ある事情で黄薬師の怒りを買い、十五年、島の洞窟に幽閉されていたのですが、それには『九陰真経』が大きくかかわっていました。
――と云うあたりの話を老玩童、半ば無理やり義兄弟の契りを結ばせた郭靖に語って聞かせるわけですが、お蓉に置いて行かれた靖さん、お蓉がなかなか戻ってこないのでお腹すかせて寝ちゃってて、洞窟の中で、お蓉が持ってきてくれた料理に箸をつけようとすると、老玩童が話をしだしてさえぎられるわけですね。んで、靖さんって、小さい子供みたいなところがあるせいで可哀想になってて、お腹すかせてるんだろうに、ご飯くらい食べさせてやりなよ~と思っちゃったり。なかなか細かい演出でした(笑)

というのはともかく、老玩童の話によりますと『九陰真経』、宋の徽宗(きそう)――と云うと、郭靖楊康の命名の元になった靖康の変で、一族から廷臣から、ほぼ宮廷丸ごと金国へ拉致って行かれたあの皇帝(その頃は息子に帝位を譲っていて上皇)ですな。
その皇帝の命令で、黄裳(こう・しょう)なる人物が道家の書を編纂していて偶然編み出された――と云うか、繰り返し繰り返し読み込んでいるうちに、気がついたら、文官だったのに武術の達人になっていた――って、そんなのアリかなぁ?
というか、何も知らないうちでも多分、眉毛にツバつけてただろう話ですが、端っこだけでも武術をかじってみて、ますます無さげな気がする~~というあたりは、まあ、物語だからということで、ほどほどでスルーしておいて(笑)
(原作の方では確か、この黄さんなる人物、なにやら敵が多いので、すべての敵を倒す最強の武術をと、閉じこもって研究編纂しているうちに月日が流れ、外界へ出て来てみたら、敵がすべて死に絶えていた、とか言う話だった気がします)

この『九陰真経』、世に出た途端にすべての武芸者の垂涎の的、争いの元となりますが、二十年前の崋山論剣で王重陽の手に渡り、ここでいったん争いは終結(したのかな?)。
ですが、「手に入れたい!」という気持ちは、それで収まるものではなく、何年かの後、王重陽が死んだと聞いた欧陽鋒、その葬儀の訪れます。
そうして、それを迎え撃つべく全真七士が師父の棺の前を離れ、棺に付き添うのは老玩童だけとなった、そこへ――

というところで、23集へ。いいところで引っ張りますな(笑)


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Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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