秋水長天

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犀利仁師 第19集

宋文文に対する学友たちの気遣いは、まだ続きます。

大丈夫?



孫大山は、文文が倒れたのは栄養不良だから、自分の食事を上げようと言い、豚足と鶏の足を入れた籠を持ってやって来た小山は、
「父さんは頭が良くないから、ブタの頭を」
(というところで妙な顔をしつつ頷く孫大山に、思わずクスリ(^m^)
「兄ちゃんは足を悪くしたから、豚足と鶏の足を食べなきゃ」
んで、さては学食の食材を取り込んでたな~。学監に言いつけるぞ~。と、小山をからかった金仁彬が、いつも余分に食べる分を取っておいてやってるのを忘れたかと逆襲される一幕があって――

こんな学友たちに感動した宋文文、柳先生に、もう一度ここで学ぶ機会をくれるようにと頼みに行きます。
この学院に入って、笑顔と希望と尊厳を持つことができた。言う宋文文に、このまま学院に留まることは、学友たちを騙し続けることになるし、女性の身で男子生徒と同じ行動をとることは辛くはないかと、むしろいたわりを見せます。
が、それに対する宋文文の答えは、学友たちとの関係は性別や容姿ではなく真心が重要なのだから、それは構わない。そうして自ら、女性であること露見した場合には即刻退学することに加え、女子でも男子生徒同様ことができると証明するため、サッカー大会で勝利して見せる。それが出来なかった場合は退学すると言い切ります。

宋文文の想いを受け入れ、反対派に対して弱点を抱えることを承知で、彼女が学院に留まる事を許し、全力で守ることを約束する柳傲天。
(で、頭をポンと叩くところが、いかにも先生という感じで、好き(笑)

ところが、この終盤の部分を、彼女を案じて様子を見に来た范大同が効いてしまったから、さあ大変。
彼女(范大同に取っては『彼』だけど)を退学させないため、懸命に特訓を施すのですが――これがまた、事件を呼ぶのですよね(^▽^;)
彼女一人を裏山での特訓に連れ出そうとする范大同。
そこへ来合せた柳傲天、宋文文が女性であることが露見しないよう、まだ彼女の体調が十分でないこと、大同には医学の心得がないことを口実に、自分も特訓に付き添います。
そうして、特訓が過度なものにならないようにと気を配るのですが――文文の方が必死だから、頑張っちゃうのね。

しかし、1日や2日の特訓で効果があるのかな~とも思うんですが、体力筋力付けるんじゃなくて、体の正しい使い方とか力の方向の向け方、目の配り方なんかだったら、感のいい子だったら、短時間で身につくかも、ですね。

ともあれ、2人の特訓を見守っていた柳傲天、宋文文の体力が限界になった上、雨まで降ってきたことから、范大同を説得(と言うか、厳重注意ですな)ともに洞窟に避難。
宋文文は体力が限界だし、雨のせいで道が崩れて塞がっているしと、2人を洞窟に残し、助けを求めに下山します。

で、残った2人は、洞窟の中であれこれ会話。
范大同は宋文文のことを、凶悪で、口が悪くて、性格が悪くて、変わり者で片意地で頑固で――と、散々なことを言ってますが、かなり気に入ってるようですね(笑)
そうしてその会話の中、実はお前の秘密を聞いちゃったんだ――と、もしかして女であることがバレたのかと、宋文文をドキッとさせますが……
(こういうあたりが上手いですよね(笑)
実は聞いたのは、サッカーの試合で勝てなければ退学するというくだり。
ホッとした文文、どうしてそんな約束をと訊く大同に、自分は奨学生だから文武双全でなくてはいけないからとごまかし、
「お前なー!!」
……なりますわな、そりゃ。
自分の去就を賭けるとなれば、どんな深刻な事情があるかと思いますもん、普通。
(実際、裏には深刻な事情があったわけだし?)

一方、劉瑶瑶から応援団長の地位の奪回をもくろむ呉天宝。彼女をブランコに乗せ、甘い言葉を並べた上、一緒に幸福を味わおう、とブランコを押し――
それはもう、思い切りよく押した結果……

幸福の結末
こう、なりました(^▽^;)
(未必の故意、というのか、これは?(~_~;)

しかも、助けを呼んで来るからとか言って、そそくさと立ち去るし ヾ(~O~;)

それでもまあ、そのまま放置しておいたわけではないらしく、医務室へ運び込まれ、聶先生の診察を受ける瑶瑶ですが――後の方を見ると、むち打ちか何かになったようで、数日の安静を言い渡されます。
そうして、柳先生の診察を――と言い出したところで、3人が裏山へ行っていることを聞いた聶先生、
「大変だ。裏山は雨のせいで地滑りが起きて、道が塞がっている」

ということで、呉天宝と聶文星、さらには他の男子生徒たちに路雲霏もが加わって、裏山へ3人の捜索に繰り出すのですから、話は上手いコトできてますよね。

それというのも、2人を洞窟に残して助けを求めに下山した柳先生、途中で足を滑らせ、蔦に絡まって、崖の途中で宙吊りになってしまっていたのでした。
こうなると、武芸の達人でも、どうしようもないんですね~。
危機

で、捜しに来た金仁彬が、偶々その崖のところで足を滑らせかけたおかげで、誰かがいると気付いた上に、柳先生の方も声を上げて、それで全員、無事に救出されたわけなのでした。

もっとも、そのせいで、医務室に放置されることになった劉瑶瑶は、そこはかとなく哀れではありました(^▽^;)
(――って、なんていうか、このお嬢さんも結構いじられキャラというか、勘違いで無理な背伸びをしてるあたりがコミカルで、『他人の不幸は蜜の味』的なキャラになってますな)

ともあれ、こうして無事に裏山から救出された3人ですが、ここで又一波乱。
宋文文のためにと、聶文星が長安随一の神医を招いて、嫌がる彼女の脈を取らせます。
と、当然、
「これは女子(おなご)の脈じゃ」
ということに相成ります。

が、ここで柳傲天が繰り出した起死回生の技というのが、衝立の陰から腕だけを出した人物を、脈を取ることで神医に性別を当てさせること。
で、感のいい方はここを読んだだけで察しがお付きでしょうが、脈を診て神医が女性と判断した相手は宋文文、男性と判断したのは路雲霏でした。
ありゃ!
この結果、なんか学監に大受けしてたようで(#^^#)

宋文文は体が虚弱な上、風雨に当たってさらに弱っていたので、女性のような弱い脈。路雲霏は幼少から武芸に励んでいたので、男性のような強い脈だったのだろうと言われ、そう言うこともあるものかと、自分の見識の狭さを恥じ、あっさり引き下がる神医。
――というのは、決してこのお医者さんがヤブというわけではなく、むしろ、長年医者をやっていると、自分の常識を覆す症例も出て来ると、心得ていたからかもしれませんね。
というのも、母が肋間神経痛で鍼灸院にかかったことがあるんですが、普通なら右に出るはずの症状が左に出てたんだったか、その逆だったかな~~で、二十何年患者さんを診て来たけど、こういうのは初めてだと、鍼灸院の先生、驚いてみえましたもの。
(ウチの母、内臓が左右逆についてるとか、そう言う特殊な人じゃなかったんですけどねぇ)

ともあれ、奇策を繰り出して宋文文を危機から救った柳傲天ですが、
「どうして私の脈が男のものだとわかったのよ」
路雲霏に訊かれ、本当は、崖から助け上げられた時に偶然手首を握って、その時の脈動で気づいたわけですが――って、あれだけの接触でよくわかったなぁ(^▽^;)
「そりゃぁもう、前からも後ろからも、男の匂いがプンプン」
と言って誤魔化したようですな、わかる字面を追うと ヾ(^▽^;)おいおい

で、怒った雲霏を「あ。聶先生」と言って誤魔化して逃げ出す柳傲天と、「は~い」とか、聶文星に手を振っておいて、「殺ス」という感じで柳傲天を追いかけて行く路雲霏が楽しいです。

あと、神医って虚名だよな~みたいなことを言った范大同が、自分が脈を診てやるよと宋文文の手を取って、
「うわぁ! 精力絶大。絶対男だ!!」
とか言いうあたりも笑わせてくれます。
(というかこのあたりは、雰囲気だけで何を言ってるか察しがつきますしね~)

という一夜が過ぎて翌日。
何やらお盆に乗せた食器を運んでゆこうとしている路雲霏を呼び止めた柳傲天が、
「それ、鶏スープ? 魚スープ?」
「この路雲霏を見くびらないで。天山雪蓮(てんざんせつれん)よ」
「天山雪蓮~!? (@@!)」
と、柳傲天と一緒に目をむいたところで、以下次号(笑)

犀利仁師 第19集

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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