射鵰英雄伝 <新版> 第35集~第36集

こちらのレビューもいい加減に進めないと、最終話書く前に『古剣奇譚』が始まっちゃいますよね(^▽^;)

さて。

2人死ぬ。馬道長の占いの通り、黄薬師との戦いで譚処端(たん・しょたん)が、崋山論剣での勝利を狙った欧陽鋒の不意打ちから黄薬師を庇って梅超風が、それぞれ命を落とします。
さらには、郭靖を探して牛家村を訪れた江南六怪と黄薬師とが戦いになり、師父たちの危機を見かねた郭靖が、ついに隠し部屋の壁を破ります。
なかの郭清と黄蓉の様子に、瞬時にすべてを悟った黄薬師は、内功を使って郭靖を救ったうえ、黄蓉との結婚を認めます。

てことで、わかってはいましたが、コックンのキャラが変わって、エピソードが一つ変わってたせいで、私の大好きだったエピソードが割愛。
原作ではここ、お蓉と郭靖の結婚を許してやらなかったことを後悔しているおとー様、やっぱり郭靖を探してやって来た陸冠英と、以前に郭靖たちに助けられた程瑶迦(てい・ようか)と云う娘さんを結婚させてやるんですよね。
んで、結婚は親の承諾がないとと煮え切らない程瑶迦に、文句があるなら言って来い、勝負しちゃると云う、変なトコ負けん気なおとー様で ヾ(^▽^;)
「勝負も何も。私の父はただの商人です💦」
「商人がどうした。帳面付けでもなんでももってこい。負けはせんぞ」
と云うんで、おとーさま簿記も出来るんだ~と、妙な部分で尊敬モードがonになって、ファンになってしまったという(これも一種の職業病ですか(笑)
尹志平(いん・しへい)クンが歯を折られた、と云うのもナシになってますな。
(これを知ってから、神鵰原作で尹志平が登場するたびに、刺し歯のくせに~と呟いてたもんですが(笑)

と云うのはさて置き、老玩童ってのは、居てもいなくても、全く悪意がなくても、とにかく傍にとっては迷惑な存在なんだな~と云うのを、ここで納得しました。
なんせ、老玩童が言った言葉から、欧陽鋒は黄薬師おとー様の殺害を思いついちゃったんですからね。
それにしても欧陽鋒、あれだけ武芸の習得やら奥義の獲得やらに執着してるのに、不意打ちやら謀略やらで天下一になろうとする、その心理ってモノが理解できませんなぁ。
普通、強くなったらそのように、より強い相手と戦って、自分の強さを確認したいですよね。
という点では老玩童の方が健全ではあるのね。
てなことを書いていると、どんどこ話がズレて行くので、ここでもとに戻しまして……

ようやく結婚を許され、桃花島での祝言と云うところまで話は進み、幸福を噛みしめる郭靖と黄蓉でしたが、そこへ白鷲が飛んできてしまい――。
その白鷲の向かった先には、木に縛りつけられたコジンたち。郭靖の行方を知るために楊康を襲った彼女たちは逆に裘千仞によって捕えられ、宋と蒙古との同盟を破るため、狼の餌にされようとしていたのでした――って、当時の大国際都市である臨安の近くで、狼が出るものかしら? (^▽^;)

コジンが生きていたことを喜ぶ郭靖でしたが、結婚相手として彼女と黄蓉の二者択一を迫られることとなり、女性を愛することの何たるかも知らずに承諾した結婚だが、やはり約束は守らねばと、結局はコジンとの結婚を選びます。
それでも、一生黄蓉だけを愛すると誓う郭靖。

共に桃花島へ帰ろうと促す黄薬師に、自分は丐幇の幇主として岳陽の大会に出なくてはいけないと告げた黄蓉は、弟子の曲霊風の娘と判明した傻姑を連れて島へ帰る父に別れを告げ、師父たちと別れた郭靖も、しばらく黄蓉と行を共にすることとなります。

で、ここは、義理だの約束だのを優先して、誰も幸福にならない選択をしちゃった郭靖については、今更なので放置しておくとして(こちらの郭靖は、時間がたつにつれ、やっぱり自分の気持ちに嘘は付けないと、後悔し始めてますしね)
納得できないのは、目の前であれだけ靖さんに、自分の気持ちはお蓉にあって、コジンは妹でしかない。何があっても一生お蓉を愛すると言われて、それでも郭靖との結婚できることを喜んでるコジンの心理です。
あそこまで言われたら、熨斗つけてお蓉にくれてやりますよ、ふつー。
それとも、そこまで言われてもあきらめられないくらい郭靖が好きなのか、はたまた、何があってもとにかく一緒になれればいいと思うくらいにお子様なのか、何なんでしょうね。

同じころ、丐幇の弟子たちと接触した楊康は、打狗棒と共に洪七公の伝言を預かったものとして、同じく岳陽へ。

そうして完顔洪烈の一行は――。
蒙古軍の布陣を避け、険路を通って燕京に達しますが、城は蒙古軍の重包囲の中。
一丸となって中央突破を図る完顔洪烈ですが、彼に嫉妬する兄の康熙のせいで城門は開かれず、先に援軍を求めるために入城していた協彬が、主と生死を共にするために城を出たのみ。
付き従った十三名は主たちを守るために尽く仆れ、穆念慈までが槍を振るう有り様に、ついに欧陽克の蝦蟇功が炸裂。
これを見た金国皇帝がようやく城門を明け、蒙古軍は撤退。完顔洪烈たちは城内に迎え入れられます。

で、この週で一番印象的だったのが、このオリジナル部分の燕京入城。
とにかく完顔洪烈がね。本人が、楊再興(よう・さいこう)に劣ると言われて怒ったのもむべなるかな。というか、郭靖が、完顔洪烈を倒せば平和になると言ったのも納得。軍事面、ほとんどこの人ひとりで保ってるでしょ。
そうして、包惜弱を手に入れるためにやった数々の汚い謀略を除けば、彼もまたまぎれもない一個の英雄だなと感じました。(いや。惜弱を失ったことで後悔して、変わったのかもしれませんがね。この間の回で穆姐さんに、謀略は戦場だけのことにしておけ、後悔するからって言ってましたもん)

なので穆姐さんが、完顔洪烈を狙った矢を反射的に払い落としてしまったのも、なんとなく納得。
母国にとっても自分自身にとっても憎い敵ではあっても、こういう場所であんな形で、命を落とさせたくない、と感じさせるだけのものがあったんでしょうね。
それとも主人を守って、それも誇りを持って斃れていった部下たちが穆姐さんを動かしたのかな。一緒に死線を潜り抜けると、それなりの連帯感も出来ちゃいますものねぇ。
(で、あとから「なんで?」と思って、どん! と落ち込むんだ、穆姐さん(--;)

それにしても、城門を開けられないのなら、主人と一緒に死ぬために自分だけでも外へ出してくださいという協彬といい、完顔洪烈、部下というか臣下に慕われてますが、対して楊康、
戦場に出たことがなからとと云うのを割り引いても、こういう形で彼のために命を懸けてくれる人、居ないですよね~。
なんか、育ったり置かれたりの環境のせいもあるんでしょうが、友達もできないし。
穆姐さんと靖さんの場合は、例外を通り越して、もはや人外域か、と言いたいくらいですし。
(特に靖さんは。でもって、いい加減に目を覚ませとお蓉に怒られるわけなんですが)

――と、ごちゃごちゃ書き出したものの、適当な〆が思いつけないので、今回はこれまで(^^;)

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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