犀利仁師 第33集

柳傲天と東方婉児、路不凡との因縁が明らかになる今集。さらにその因縁の糸、宋文文にも絡んでいて……
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(ところで、男性が女性の眉を描いてやるというのは、いいかわした仲とかなんとか、なにか特定の意味があるんでしょうか?)



柳傲天の父・柳原と、当時宮中に仕える女官であった東方婉児とは想い合う仲。母を知らずに育った傲天も婉児にはよく懐いていて、将来は3人で都を離れ、穏やかに暮らそうとの約束も出来ていました。
が、先帝の病を治すため西域から取り寄せた薬剤を宮中へ運ぶ役目を命じられた柳原が、襲撃によって薬剤を奪われ、その罪によって流罪。その時の傷がもとで落命します。
残された傲天は婉児に養われ、そうして今に至るわけですが――

二十年間探し続けた。その間お前は長安にいたのか。柳原は薬剤を奪われた罪を負い、その災いは柳氏一族にまで及んだ。なのにお前は安安穏隠と長安に暮らしていたのか。怨みの言葉を連ね、慙愧の念はないのかと云う婉児に、悔いていたからこそ身を隠していたのだと答える不凡。ですが、背後については、自分一人でやったことだと、頑として明かそうとしません。
あんなモノに義理を立てる必要はないと思うんだけど、雲霏と、あの元気なお姑さんと、あと、鏢局の従業員たちの身の安全もあるからなぁ。
(それにしてもなんていうかな、身勝手な奴らが何かやらかすと、迷惑や被害を蒙るのは、必ず、真面目に生きてる皆さんなんだからな~)

ちなみに公孫毅、このおかげでしばらく、不凡父ちゃんの行方を探させてるんだけど、さっぱりわからない、という状態になります(ざまぁ見ろ(^▽^)

さて、その頃の宋文文。(そういえば物語では、並行して物事が起こるのね。今更だけど(^^)
どうも、いつもの大同じゃないんだよなと呉天宝に言われ、范大同に逢いに行きますが、門前払い。
でも、やっぱり文文が気になる范大荘は、彼女の後を追い、物売りに因縁をつけられ、暴力を振るわれそうになった彼女を見て、思わず助けに入ります。
で、髪の毛一筋でも傷つけたら承知しないぞ、と云うあたりに本心が出ちゃってるんですがねぇ……。手を差し伸べた范大同に、宋文文、無言で背を向けてしまいます。
それでも、水辺で漸く言葉を交わす2人でしたが、自分の心を隠したまま、学院を去ることで宋文文から離れようとする大同に、結局は互いが傷つくだけの結果に終わります。
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同じ夜。
宋文文が伯母と呼んだ女性について調べさせていた聶文星は、墨瞳から受け取った報告に驚愕。
彼女の妹が、柳原を弁護する上申書を提出して追放された硬骨の役人・宋鈺(そう・ぎょく)に嫁いでおり、すでに故人となった宋鈺には文文と云う娘があった、と云うのです。
なるほど、柳傲天があれほど宋文文を庇い守ろうとしたのは、彼女が女性だと知っていたからか。納得した聶文星、自分が許可するまでは、このことは決して公孫大人に告げてはならないと墨瞳に命じます。
(で墨瞳はと云うと、彼女の真心は、主人である公孫大人より、一緒に育った聶公子に捧げられてるんだもんね~♪)

そうして、部屋で宋文文が戻るのを待ち受けた聶文星、宋鈺のことから語り始め、もし文文が彼の娘だというなら、用意した銀子を持って明朝、学院を離れるようにと告げます。長安を離れ、知る人のいないところで安全に暮らすようにと。
「すまない。私にはこれしか、君を生かす方法を思いつけない」
詫びる聶先生。
生徒を頼むという柳先生の言葉と気持ちを受け継いで、文文を守ろうとしてくれてるんだね。でも、知らないふりで見守るというだけの度量と選択肢は、まだないわけなんだ(^▽^;)
ついでに言えば、自分がやったことの結果を人がどう受け止めるか、どう思いどう感じるか、まではなかなか考えが及ばないもので――

翌朝、授業に出てこない文文を案じる生徒たちに、彼女の退学を告げる聶先生。ですが、事情を知らない生徒たちが、それに納得するはずはなく、それどころか、長安に身よりも知人もない、行き先もない彼女が学校を去るなどありえない――と、彼女を探しに校外へ飛び出します。
さらに、唯一教室に残った劉瑶瑶も、聶文星に対する非難と不信をあらわにし、もし宋文文が学校に戻らなければ、自分が知っていることを皆にすべてを話すと宣言して教室を後にします。
ここは……瑶瑶が成長したな~~と思うと同時に、聶先生が気の毒な(^▽^;)

その聶先生、宋文文が金を持たずに出ていったことを知り、柳先生の家へ。
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金を置いて行ったのはわざとでそれは彼女の人としてのプライドだろう。彼女も父親と同じように気骨があって誇り高い娘だからと言った柳先生、自分も最初は同じように、文文を学校から去らせようとしたが――と当時の状況を語ります。
彼女が学校に留まる事を許した後は、全力で彼女を守ると誓ったが、まさか、自分の方が先に学校を去ることになるとは、思いもよらなかった。述懐する柳先生に、自分が間違っていたという聶先生。それに対し、
「あんたは弘文学院の先生だ。宋文文を留めるかは、あんたに任せる」
これは――大きな信頼ですよ。

ということで聶先生、路雲霏と一緒に宋文文を探して、街を走り回ります。

その前に実は文文、柳先生の家の前まで来てたんですよね~。
それが、聶先生が来たので、そのまま隠れて姿を消しちゃったわけで――
皆で一生懸命に探してるんですけどねぇ(って、何故か全員私服)
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そうして、呉天宝から話を聞いた范大同が、これは自分が言った言葉が原因だ思ったせいですが、捜索に加わり、皆で手分けして宋文文を探すのですが、行き違いになったりで杳として進まず、ついには雨までが降ってきます。

その雨の中、行き暮れた宋文文は――
って、話がシリアスモードになったら、なんでこんなに短くて済んだんだろう?

犀利仁師 第33集



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張敞画眉

「張敞画眉」という故事があります。
前漢の宣帝に仕えた張敞は、公明正大で有能だったので重用されました。
張敞の妻は、幼い時の傷で眉の一部が欠けていたのですが、張敞は毎朝妻の眉を描いてやってから出仕していました。
張敞が重用されることを妬む輩が、夫婦仲が良いとはいえやり過ぎではないかと宣帝に告げ口するも、張敞の働きに比べたら些細な事だと相手にしませんでした。
そして「張敞画眉」は、いつしか深い夫婦の情愛をあらわす故事として伝えられていきました。
また、倚天屠龍記で趙敏が張無忌にずっと眉を描いてほしいと言ったように、「共白髪」「偕老」の意味でも使われます。

ご無沙汰です!

Reiさん!いつもお忙しい中あらすじを書いて下さいまして、本当にありがとうございます!!!!

いつも録画でまとめてなので、まずReiさんのあらすじを読んで、Reiさんのツッコミポイントを踏襲しつつ、中国語だとこんな表現なのか~と噛みしめつつ見ております。

オープニングとエンディングのネタバレも大体出ましたね♪
私どうしても柳様が脱ぐシーンと文文ちゃんが明らか日本風の女装してるのが謎だったんですが、それもようやく出てきたのですっきりしました。

予告を見るに、この第33集から最終集まで怒涛の展開みたいですね!

家族に「これあと何話録るつもり?」と聞かれる度にお茶を濁してきましたが、それもあとわずかだと思うとやっぱ寂しいですわ。

全44集もあると、本当イベントやりたい放題でしたね(笑)
最初はそれに半ば呆れたところもあったんですが、このドラマ、伏線は絶対回収してくれますし、色んなサイドからの展開や思ってもみなかったツーショットが見れたり、一つ一つのシーンが無駄に(笑)長くて、本当に丁寧に作られてるなと思います。

最近聶師範が気になってしょうがないです。
どうして仕事でも恋愛でもここまで報われんのかこの人は(笑)
韓ドラを見てるといつも三角関係の犠牲者の方にに激しく肩入れして、"何故にこんな優しい男がおるのにそこのツンデレに行く!?"と思うのですが(いや、柳様は普通に今でも鼻こすりにキャーキャー言えてしまうくらい好きなんですけどね(笑))、今回は特に哀れ過ぎやしませんか(T-T)
ここまで傲天・雲霏カップルのイチャイチャに居合わせてると、よろっと心が壊れてしまうんじゃないかと気が気じゃないです(笑)
もともと主演の二人が目当てで見始めたので、二人がくっつくのは私にとって嬉しいんですが、"これ絶対後ろで見とるわ"と思うと純粋に喜べねぇ…
逆に柳様が、二人で一緒にいるところをすかさず妨害するのは嬉々として見てたんですけどねぇ…
"いっそ思いっきり邪魔したれ"ともはや背後霊と化した聶師範に念じたりするんですが(笑)

学院の方でも何かありゃ"柳師範""柳師範"だし。
パパは全然認めてくれんし。
(Reiさんのアンチ公孫大人っぷり、激しく同意です!)

私はもう、ほっといてもどうにかなるだろうメインのバカップル×2(言っちゃった(笑))より、誰よりも聶師範に終わりよき結末をと願う今日この頃です。

でも私がっつり予習派なので、これから来るであろうシーン(ありえん川渡りだとか、パパに投げちゃうだとか)を考えると、この人まさか悲業の…なんてこともモヤモヤとしてしまって…
(Reiさん、知ってても秘密にしといて下さいね*)

兎にも角にも残り少ないエピソードをReiさんのあらすじと共に楽しもうと思います★

つまらない話を長々とすみません(汗)

これからもよろしくお願いします(*^^*)

Re: 八雲幇主 へ

ありがとうございます。
教えて下さるならきっと幇主だろうと――期待しきっててますな ヾ(^▽^;) コレ

なるほど、いい話ですね~。
それにしても、いつの時代にも、つまらんことを言って人を陥れようとするヤカラが……。

> また、倚天屠龍記で趙敏が張無忌にずっと眉を描いてほしいと言ったように、「共白髪」「偕老」の意味でも使われます。

なるほど~。
しかし、そうすると張無忌、その意味に気付けたんでしょうかね(^▽^;)

Re: cerise さんへ

> Reiさん!いつもお忙しい中あらすじを書いて下さいまして、本当にありがとうございます!!!!

こちらこそ、読んでいただいて、コメントまでいただいて、ありがとうございます。

> 私どうしても柳様が脱ぐシーンと文文ちゃんが明らか日本風の女装してるのが謎だったんですが、それもようやく出てきたのですっきりしました。

うふふ(^^)
柳先生が脱ぐところは、ホント、私も気になってました(笑)
それと、文文ちゃんの女装は、なかなかの女ぶりでしたね。(歩きにくそうでしたが(笑)

> 予告を見るに、この第33集から最終集まで怒涛の展開みたいですね!

はい。34集で少しコミカル路線に戻ったかなと思ったら、また又とんでもない事に。で。37集あたりからは、DVDを見だすと最終集まで一気に見てしまいそうになる、本当に大変な展開になっています。

> 家族に「これあと何話録るつもり?」と聞かれる度にお茶を濁してきましたが、それもあとわずかだと思うとやっぱ寂しいですわ。

でしたら、また頭からもう一度(笑)
繰り返してみると、また、新しい発見がありますよ。

> 全44集もあると、本当イベントやりたい放題でしたね(笑)
> 最初はそれに半ば呆れたところもあったんですが、このドラマ、伏線は絶対回収してくれますし、色んなサイドからの展開や思ってもみなかったツーショットが見れたり、一つ一つのシーンが無駄に(笑)長くて、本当に丁寧に作られてるなと思います。

本当におしゃる通り。
なんか、やりたいことを全部入れたかな~という感じもしますね。
それと、一見関係なく思えるエピソードが、意外なところで繋がって来たりして、そのあたり、脚本の巧みさを感じながら見ています。

> 最近聶師範が気になってしょうがないです。

はい。はい。
この人、敵側から徐々に良い人に代わってくる、いわばもうけ役ですからね。
それにしても本当に、ここまで報われないのに、どこまでいい人なんだろうというくらい、いい人で、
その分余計に痛ましいというか、可哀想になります。
(また35集以降は、思い切り聶先生に同情することに)

> ここまで傲天・雲霏カップルのイチャイチャに居合わせてると、よろっと心が壊れてしまうんじゃないかと気が気じゃないです(笑)
> もともと主演の二人が目当てで見始めたので、二人がくっつくのは私にとって嬉しいんですが、"これ絶対後ろで見とるわ"と思うと純粋に喜べねぇ…

ですねぇ。特に、あの何とも言えない眼付を見ると。

> "いっそ思いっきり邪魔したれ"ともはや背後霊と化した聶師範に念じたりするんですが(笑)

あはは……。
いっそ、そういうことができる人だったら聶先生、もっと生きやすかったでしょうにね。

> 学院の方でも何かありゃ"柳師範""柳師範"だし。
> パパは全然認めてくれんし。

そう、そう。って、もっとも、あのパパに認められるようじゃ、逆に『人間失格』でしょうが(^_^;)

> (Reiさんのアンチ公孫大人っぷり、激しく同意です!)

ありがとうございます(笑)
本当にあのお父っつあんはねぇ💢
官吏失格、父親失格、人間失格で。
普通悪役と云うのは、それなりに同情なり納得なりできる事情を持っていたり、どこか可愛げがあったりするものですが、あそこまで見事に可愛げのない、それでいて人間的には全く大物じゃない悪役ってのも珍しいです。

> でも私がっつり予習派なので、これから来るであろうシーン(ありえん川渡りだとか、パパに投げちゃうだとか)を考えると、この人まさか悲業の…なんてこともモヤモヤとしてしまって…
> (Reiさん、知ってても秘密にしといて下さいね*)

はい。了解です(^^)
>
> 兎にも角にも残り少ないエピソードをReiさんのあらすじと共に楽しもうと思います★

はい。では(遅れ気味ですが)私も頑張ってレビューを書いて行きます。

> つまらない話を長々とすみません(汗)

いえいえ。とんでもない。コメント、嬉しかったです。

> これからもよろしくお願いします(*^^*)

こちらこそ。これからもよろしくお願いします(^^)
プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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