秋水長天

 遊子帰客 夢断故郷雲水之間    西風古道 回首一片秋水長天

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射鵰英雄伝 <新版> 第45集~第46集

久々、ほぼ1週間PCにさわる気もしなかった――ってくらいひどい風邪をひきました。ってのが先週の日曜日(^^;)
(これが、その前の週の風邪が、治った顔をして鳴りを潜めていたのか、新たに拾ったのかは不明ですが)
なんせ、大抵は微熱くらいで収まってるのが、はっきり発熱。さらに、非常に珍しいことに喉に来まして――鼻に来なかったのがせめてもでしたな。
で、まあ、熱は2日くらいでほぼ下がったわけですが、仕事に行ってると、さすがにブログまではね~。
(と云うか、帰ってきたらとりあえず、そのまま寝てたし(^▽^;)
ということで、遅れているレビューが、さらに大幅遅れとなりました。

さて。




欧陽鋒の笑い声にハタと目覚めた黄蓉、柯鎮悪と共に神像の後ろに身を隠します。
が、欧陽鋒が邪魔になった傻姑を殺そうとするや、『誰が私を殺したか、父に知らせてください』柯鎮悪の掌に書き記し、欧陽鋒の前に。
傻姑に質問し、語らせる形で、桃花島での惨劇の真相を暴いて行きます。
江南六怪の訪れに、顔を合わせたくない黄薬師は島を離れ、真犯人はそれと入れ替わりに島を訪れた欧陽鋒と楊康。推理の根拠は残され、見逃された証拠。韓小瑩(かん・しょうえい)と南希人が書こうとした文字はそれぞれ『西』と『楊』。朱聡の手にあった玉の靴は、彼が今わの際に楊康から掏り取ったもので、おそらくは穆念慈の手元にもう片方で、一側が揃えば『比武招親』の文字が完成する。
そうして、柯鎮悪一人を生き残らせたのは、目の見えない彼に犯人を黄薬師だと誤解させ、それを広めさせるため。

語り終えた黄蓉、傻姑と、さらに気配を悟られた柯鎮悪を守るため、『九陰真経』の梵語の部分を引き換えにします。

それを肯った欧陽鋒、さらに『九陰真経』に詳しいものが手に入った以上、梅超風から一部を教わった程度の楊康はもはや不要。欧陽克を殺したことを知られていないとでも思ったかと、楊康に掌を向けますが、わが背にこれを庇ったのもまた黄蓉。
何故と云う欧陽鋒の問いに、
「こんな奴の生死などどうでもいいし、ましてや恋情などわくはずもない。それでも靖さんの宝貝弟弟(大事な弟)。命を懸けて守るまでのことよ」
か……格好いい……。
なんか、そーとー酷いことを言ってますが。
康にとっては凄い屈辱でしょうけど。なんせ、靖さんの義弟ということ以外、アンタにゃ一文の価値もないって言われてるわけですから。

で、お蓉が連れて行かれた後、傷を負わされた楊康もフラフラと廟を立ち去り――と云うところへやっと郭靖が到着。
――しますが、またもやカッチン悪師匠、感情が先走って肝心なことは後回し。この人が怒ったって後悔したって自害したって何の役にも立たん――と云うか、何やってもいいから、その前に肝心なことを話せよな~なんですが、まあ、これがカッチン悪師匠ですしね。
靖さんに説得され、傻姑を連れて桃花島へ、事情説明と救援を求めに走ります。きちんと説明できたか非常に心配(笑)

郭靖の方も、なんとしてでもお蓉を助けると走り出しますが――さすが、中国は広いなあと実感させられる設定ですねえ。1年探しても見つからないって。
(必要のない時は、まさかと思う場所で要らん人とぽこぽこ遭うのにね)

そうして(話の順番は前後しちゃってるようですが)お蓉が何処へ連れて行かれたかと云うと、どこかの洞窟。で、洪七公師匠や靖さんから話は聞いていたわけですから、教えるのは当然『九陰仮経』(李亜鵬版の『九陰ニセ経』という言い方好きでした(笑)
なんか変だぞと云う欧陽鋒に対し、お父様は洪七公師匠は、凄く快適で楽しそうに修業してたわよ。ああ、そうだ。きっと場所が悪いのね。ここは桃花島と違って暗くてじめじめして、蛇だってこんなに――と、ホントにお蓉は頭がいいというか機転が利きますな。
帰雲荘なら修業に最適と欧陽鋒を連れて行き、家人の留守も幸い、桃花島のそれを模した迷路を使って姿をくらまします。
なるほど、帰雲荘が欧陽鋒に焼き討ちをかけられたって、こういうことだったんですねぇ。
と云うか、例によってですが、ここを詳しくやるとは思いませんでした(^▽^;)

しかしご主人の陸乗風と息子さん、お留守の理由が縁談のために程家に行ってますって、なかなか細かい。
(なのに、時々ズボーッと重要なエピソードを飛ばすのは、なんでかな(?_?)

さて、そうして、なんと! 鉄槍廟を生き延びてしまった楊康ですが、
(『神鵰侠侶』に続かないんじゃないかと、かなり真剣に心配しましたって(^_^;)
どうなったかと云うと、なんと、穆姐さんに拾って帰られてた!?
そうして穆姐さん、とにかく楊康はこういう男だし、ありのまま、丸ごと愛するしかないと腹をくくった模様?
幼い時からずっと偽りの中で生かされてきて、成長してからは自分が人を騙して、今は何が真実か、自分が誰かもわからなくなったと嘆く楊康に、ただ一つ確かなのは腹の子の父親だと、まぎれもない真実を差し出します。
この子のためのいい父親であってほしい。穆姐さんの願いと言葉は、あるいは楊康を正道に引き戻せたかもしれませんが――
来ちゃうんですねえ、Qちゃんが。
怒りに燃えたQちゃん、楊康を両親の墓の前に引きずって行くや、散々に罵倒、それなら殺してくれれば自分も楽になれるという楊康に余計に腹を立て、刃にかけようとします。
と云うところへ駆けつけて来た穆姐さんが――やってくれました、素手での剣掴み。あれは――想像すると、やられた方は本当に胆が冷えるよなと思うんですが(^^;)
なんせ、剣を動かしたら、華奢な指がポロッ……怖い、こわい。

そうしてQちゃんを牽制しておいて、穆ねえさんが楊康を逃がした先には、完顔洪烈が待ち受けておりまして――洪烈おとーさんの自己申告に寄りますと、穆姐さんと話し合って、康を託してもらうことになった、ということのようです。
燕京入城のなんだかんだと、その後のあれこれで、穆姐さんの完顔洪烈に対する恩讐は、それなりに解消されたということか。康に対する“父親”としての情は真実だと認めていい気持になったのか。
なんにしても、生きてさえいてくれればいい、と云うのが、自分も死線を潜り抜けて、目の前であれだけの人が死ぬのを見た穆姐さんの、本音の本音、でしょうかね。

それにしても洪烈さん、康にはまだ守ってくれる父親が必要だ、と云うのには反対はしませんが、財力と権力っつーのはねぇ。別に必須じゃないと思いますが。
なんたって、お金も権力もない、武功だってさほどではない楊鉄心お父さんが、愛情と真心と本来の気性だけで、あれだけ康の心をとらえて、本来の好青年ぶりを引き出したわけですからねぇ。
と云うか、そうしてみると、完顔洪烈が楊鉄心に劣っていたところと云うのは、親として息子を正しい方向に導いてやらなくてはいけないという、その意識なんじゃないですかねぇ。

と云うのはさて置きまして、

こちら、黄蓉を探し続ける郭靖ですが――1年、中原を探し回っても黄蓉は見つからず――金と蒙古兵の戦いに遭遇したことからトゥルイと再会。勧められるまま、モンゴルへ帰ることになります。
さすがの靖さんも、捜し疲れたってのもあるんでしょうね。

こうして懐かしい人たちのところへ帰って来た郭靖ですが――
「君は変わらないな」というコジンへの郭靖の言葉と、それに対するコジンの、「変わりたくないもの」と云う答え。これが、この2人の間の距離の遠さ(と、その意味に気付かないコジンの幼さ)を思わせて、上手いなと思いました。

で、コジンと連れ立って家へ帰った郭靖でしたが――コジンがお蓉のことを言いつけてたんですねぇ、李萍母さんの怒る、怒る。
けど、父さんは私一筋だったのに――って、それは、お父さんには李萍母さんが運命の女性だったからでしょうが。
ともあれ、李萍母さんにいろいろ説得された郭靖、大ハーンの恩に報いるためにもと、結局はコジンとの結婚を決意。ただし、その前になんとしてでもお蓉を探す。何十年かかってもお蓉を探し、無事だったらコジンと結婚。もしお蓉が死んでいたら、誰とも結婚しない――この条件を呑むコジンってのも、本当によくよく郭靖が好きなんだ~~とは納得しますが。それにしてもなぁ……。

ともあれ、10年でも20年でも待つと約束したコジンでしたが、本来はそれほど気が長くない――と云うか、かなり積極的ですね、ここのコジンは。早く結論を出すためにと、李萍母さんと連れ立って、黄蓉を探しに出かけます。
しかも、ちゃんと絵姿を使って、と云うあたりが賢い(笑)

そうして――これが、一体何処まで行ったんでしょうねぇ。偶々聞いた中の一人が丐幇の兄弟だったことから、欧陽鋒の手下と勘違いされ、お蓉たちに捕まり――袋詰めにされて打狗棒でびしびしびし……って、ホント、これは李萍母さんとお蓉、どちらも災難と云うか、ふく*たまさんも書いておられますが、未来の嫁と姑、最悪の出会い方です。

さて。その頃の郭靖ですが、ホラズム王国が金と結んで、目下モンゴルと交戦中。ということで、先鋒将軍を命じられます。
(これって、もの凄く名誉なのでは?)

ところが、金国側には軍師役として楊康がおり、この楊康のせいでモンゴル軍は苦戦――という情報はもらっていたんですけどねぇ。聞くのと実際に動くのとはまた違うわけで――いきなり罠に嵌っての大敗北。
しかも、勝ちに奢った楊康は、郭靖を苦しめるためだと宣言。彼の命は奪おうとしません。
(これは、律義な靖さんからしてみると、殺されるより辛いゾ)

敗戦の責めを負って先鋒将軍を辞そうとして、逆に大ハーンに励まされた郭靖、今度は武穆遺書を読んで頑張ろうとしたのですが、さらにその裏を書かれて再び大敗。
悩み苦しむところへ、ひょっこりと訪ねて来たのが魯長老。
実は、お蓉の意を体してのことだったわけですが、この魯長老に武穆遺書の解説を頼んだ郭靖(つまりは、こちらはお蓉が軍師になったわけで)ようやく勝利を手にすることができます。


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| 射鵰英雄伝 新版 | 2015-03-01 | comments:0 | TOP↑















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