古剣奇譚 第13集~第14集

今回、メインになる事件は2つかなと思うんですが、それ以外の細かいエピソードの方が面白くて(^^)

さて。

百里屠蘇1



寂桐(せきとう)の薬膳のために薬草を取りに行くからと、後を百里屠蘇(ひゃくり・とそ)と風晴雪(ふう・せいせつ)に任せ、医館をあける欧陽少恭(おうよう・しょうきょう)。
その留守中に早速、晴雪は幽都の古書で見つけたという、邪気を押さえる薬湯を煎じます。
と、そこへ、お姉さんから青玉司南佩を貸し出す許可を得られず、襄鈴(しょう・れい)に怒られて戻って来た方蘭生(ほう・らんせい)がやってきて、煎じているのが仙薬だと聞き、屠蘇から取り上げて一気 ヾ(~O~;) コレ
「あ! サソリとムカデは貴重なのよ」
晴雪に言われて、吐きだします。
さすが中国でも、ムカデを煎じて飲むというのは、あまりポピュラーではないのですな。
(なんかねぇ、油に漬けておいて、傷薬だか火傷の薬だかにした、というのは聞いたことがあります。で、気が付かずにその油で、天ぷらを揚げた人がいるという話も)

という頃、玉横を使って丹薬を作り上げた李潘安(り・はんあん)の元に、再び鬼面人が訪れ、丹薬の効き目に自信が持てなければ、他の人間で実験をすればいいと――まるで悪魔のようなヤツだな(^^;)
しかも、どうも少恭のアリバイの無い時に現れるというのが……(^^;)
(これで少恭と鬼面人が無関係だったら、物凄い大笑いですケド)

少恭のために作っているこの琴には、『千年天蚕糸』が必要。千年天蚕糸を張った琴を奏でれば、その音色は少恭の心に届き、あなたを受け入れるはず、と寂桐に言われた方如心(ほう・じょしん)は、茶小乖(ちゃしょうかい)から買った情報に従い、霧霊山に住む仙人の元へ。彼が仕掛けた碁の勝負に勝ちますが、仙人は糸を渡さず、逆に如心は捕えられてしまいます。

実はこの仙人、茶小乖のさらなる調べによりますと、天界から罰を受けて霧霊山の湖に幽閉の身。しかも人を食う――ってのは、中文版の方を見たら、蛟仙となってまして、つまり本性が蛟(みずち)なんですねぇ。なるほど、水中に住んでたり人を食べたりするわけだ。

で、これについては茶小乖がもっと調べますというのを、皆まで聞かずに如心姉さんが湖へ向かっちゃったわけで、彼に責任はないわけですが。(むしろ、追加情報を入手して、大慌てで少恭に知らせに行く分、良心的)

というわけで、少恭が湖に到着したのが、如心が捕えられた、まさにその瞬間。
些細な罪で500年も湖に閉じ込められ、愛する妻は自分を探すために命を落とし、そうして自分はその妻の顔さえ忘れてしまった。つまり、如心を捕えたのは、さみしいから、自分の傍に置いておくためだという蛟仙に少恭、彼女の身柄と引き換えに、夢で亡き妻に逢えるという夢魂丹という仙薬を渡します。
が……本当に仙薬だったのかなぁ?
なんか、後から、湖の中から物凄い勢いで木が浮かび上がって来たけど(~_~;)
(どうも、少恭が何かをやると、つい、裏の裏を考えようとしてしまう。いや。キャラとしては非常に好みのタイプではあるわけなんですけどね(苦笑)

『千年天蚕糸』のことを如心に告げたことを怒る少恭に、如心が心配ならば彼女を受け入れるようにと言う寂桐。ですが、如心はあくまでも妹、寂桐と同様に家族であるという少恭、巽芳(そんほう)をよみがえらせることへの執着を手放そうとしません。

さらに、出来上がったことを奏でた少恭ですが、その曲を別れの印として、琴川を去ることを如心に告げます。
が、折も折、疫病らしき病が発生したことで、少恭は今しばらく琴川に留まることとなります。

が、病人は若い健康な男性ばかりで、近辺で狐の姿が目撃されたことから、狐に精気を吸い取られたのではないか――という話になり、屠蘇(とそ)と蘭生(らんせい)がわなを仕掛けて張り込むことに。
ところが、その罠にかかったのが、白狐の姿の襄鈴(しょう・れい)。
ですが無論彼女は犯人ではなく、むしろ事件の目撃者。黒装黒覆面の男が琴川の住民に、何やら薬を飲ませようとしていた。それがこれと、奪った薬を差し出します――って、まあ、ご都合主義は物語の王道だからなぁ(笑)
そこで少恭は、その薬を元に解毒薬を調合。屠蘇と晴雪は、少恭の依頼で聞き込みに回りますが、患者達の間につながりは見られず、茶小乖との会話から、何者かが薬の実験をしているのではないかという結論に達し、結果を見届けに来るであろう犯人を待ち受けることにし、それぞれ手分けして張り込みを開始します。
(で、晴雪の霊蝶を使って連絡を取り合うことにするですが、これが糸電話みたいで、こういうの結構好き(笑)

一方、一人おミソにされた蘭生も、単独で犯人を捕らえるつもりで外出。黒装束の一団に患者たちが拉致されるところを目撃しますが、自分も捕えられてしまいます。
……この子、自分がトラブルメーカーな上に、トラブルに巻き込まれる超能力も持ち合わせてるってコトですかねぇ(^▽^;)

とは知らない屠蘇は、阿翔が動くのを見て森へ。そこで彼を連れ戻しに来た大師兄・陵越(りょう・えつ)と遭遇。一旦方家に戻ります。
陵越

翌朝、蘭生が戻らないと心配してやってきた如心に、一同、蘭生も捕えられたと推測。強い力を持つ方宝は霊気の痕跡を残すという大師兄の言葉から、彼の協力を得て霊気を追跡、翻雲塞にたどり着きます。

――ということで、これは当然、鬼面何号だかにそそのかされて丹薬を作った李潘安(り・はんあん)が、その実験をしてる――と思ったら、当人の申告によると、その解毒薬の実験――どうなんだろうなぁ?(¬、¬)

一方、捕えた蘭生がうるさいから、いっそ殺してしまえという部下に、方姑娘の弟が殺せるかと、一旦梁成を見せた潘安ですが、屠蘇たちが山塞に迫ったことで追い詰められ、ついに丹薬を飲み、部下たちにも飲ませます。
と――潘安が飲んだ薬が違うものだったのか、それとも効果の出方が違うのか、たちまち部下たちと捕えられていた琴川の住民はゾンビ化――というか、キョンシー化。
変化しなかった部下を食い殺した上、かろうじて逃げ出した蘭生を追い、さらに大師兄に襲い掛かります。

そうして、山塞の奥に進んだ屠蘇と晴雪は、丹薬のせいで人間とも妖魔ともつかぬものに変わり果てた潘安に遭遇。
薬房に入った少恭は、鎖に繋がれてキョンシー化した人間と、さらに玉横を使っての練丹のあとを見つけます。

ということで、前回、あっさり潘安を許しちゃったけどどうなるのかと思っていたら、こういうことになりましたか。というか、玉横自体が、あまりいいモノじゃないのかなぁ。
なるほど寂桐さんが、無くなったらなくなったで放っておけというわけですな。

ところで、屠蘇が、かなり表情豊かになってきました。
ことに、晴雪に言われた薬を煎じているところの表情なんて、最初のころの、物思いに沈んでいてさえ表情筋が動かない『鉄壁の無表情』だったのが嘘のようで(笑)
(まあ、丸々無表情で薬を煎じている図というのも、それはそれで笑いを取れそうですが(^^)
大師兄の言うように口数も増えて明るくなって――というよりは、物事に素直に反応するようになったのかな。
これは、屠蘇本人も言ってるように、外に出て、色々な人と――それも、彼に好意的に対してくれる人たちに接したのが良かったみたいですね。
もっともこれ、屠蘇自身の性格の良さも、かなり大きいと思いますけど。
(これが陵端(りょう・たん)だったら、少なくとも如心さんや呉叔夫妻からは好意は持たれないでしょしうね(^▽^;)

で、晴雪との仲も多少は接近……してるのかな。してるんだろうな。
屠蘇のために邪気を押さえる薬を煎じたり、幽都の古法を試したりと、あれだけ一生懸命なんだし、そこまでされれば、普通、心は動きますわな。
(少恭みたく、一途に思い詰めてる相手がいる場合は別でしょうが)

一方蘭生は、ついに襄鈴の正体を知ってしまいます。
で、まず失神というあたりが、情けなくもあり、蘭生らしくもあるんですが(笑)
それでも、なんで妖魔なの、妖魔と人間は一緒になれないんだよぉ~(´;д;`)と言いながら、襄鈴への好意が減らないあたり、意外に根性があるというか――ああ、ひょっとして仙人にあこがれてるのと同じレベルなのかな?
蘭生と襄鈴2

あと、大師兄がね~~まさかああいう具合に登場して、そのまま、ゲームで言うところのパーティーの一員になって、事件に関わってくるとは思いませんでしたが(笑)
蘭生を守って非常にアクロバティックな戦い方を――つか、あれは蘭生の方が災難でしたな。逆立ち状態で上に持ち上げられて、ぶん回されてるわけですから(^▽^;)
とか、さすが執剣長老の一番弟子、という技というか、術も見せてくれたわけですが。
それにしても大師兄、屠蘇と話してるところを見てると、あの『鉄壁の無表情』だった師弟が、本当に可愛いんだなぁ、と思わせられて、少しほっこりしました。

というところで――あら、もう放送日だ(^▽^;)
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コメント

>まるで悪魔のようなヤツだな(^^;)

ねぇ~。
李潘安も根は善人だろうと思うのに、コンプレックスをつつかれてどうにも改心しきれないっていう・・・気の毒ではあります。

>しかも、どうも少恭のアリバイの無い時に現れるというのが……(^^;)
(これで少恭と鬼面人が無関係だったら、物凄い大笑いですケド)

そう思わせといて、実は―な展開があったら、それはそれで意表を突きますが・・・確率は低そうですよね(笑)

>(むしろ、追加情報を入手して、大慌てで少恭に知らせに行く分、良心的)

間違った情報を教えた、とあっては、百暁生の名が廃りますし・・・。

>が……本当に仙薬だったのかなぁ?

私も思いました。か~な~り疑わしいですよね。
このこともありますし、自作の毒薬っぽいですよねぇ?
  ↓
>なんか、後から、湖の中から物凄い勢いで木が浮かび上がって来たけど(~_~;)

>(どうも、少恭が何かをやると、つい、裏の裏を考えようとしてしまう。いや。キャラとしては非常に好みのタイプではあるわけなんですけどね(苦笑)

同感です。私も、どこに真意があるのか疑って観てしまってます(^▽^;)
でも、こういう一筋縄でいかないのが、観ていて楽しかったりもします。

>ところで、屠蘇が、かなり表情豊かになってきました。

私も、屠蘇クン、表情が柔らかくなったなぁ、と感じました。
で、何か可愛いなぁ、と(笑)

>もっともこれ、屠蘇自身の性格の良さも、かなり大きいと思いますけど。
(これが陵端(りょう・たん)だったら、少なくとも如心さんや呉叔夫妻からは好意は持たれないでしょしうね(^▽^;)

言えてます!(笑)

>一方蘭生は、ついに襄鈴の正体を知ってしまいます。

素性がばれるの、意外に早かったですね。
屠蘇にも正体が分かったわけで、これで、青玉司南佩を手に入れようとする必要はなくなった・・・のかな?

>とか、さすが執剣長老の一番弟子、という技というか、術も見せてくれたわけですが。

思わず、おぉ!と感嘆してしまいましたが。
直後の、蘭生の「息が上がってるよ、休んでいかない?」という台詞に、思わずコケました。誰のせいやねーん!それでも、冷静な大師兄。大師兄がふざけるとこも見てみたい気がします。

Re: ふく*たま さんへ

> 李潘安も根は善人だろうと思うのに、コンプレックスをつつかれてどうにも改心しきれないっていう・・・気の毒ではあります。

ですよね。あれだけ、子分やオバちゃんたちから慕われていましたもの。
如心さんが言ったように、善行を積んでいれば、そのままの彼を好きになってくれる優しい姑娘が現れたかもしれないのに。

> そう思わせといて、実は―な展開があったら、それはそれで意表を突きますが・・・確率は低そうですよね(笑)

で、す、ね笑い

> 間違った情報を教えた、とあっては、百暁生の名が廃りますし・・・。

あはは……。でも、確かに~。

> 私も思いました。か~な~り疑わしいですよね。
> このこともありますし、自作の毒薬っぽいですよねぇ?

あ。やっぱり。
と、思わせるあたり、

> 私も、どこに真意があるのか疑って観てしまってます(^▽^;)

と、なるわけですね~。

> でも、こういう一筋縄でいかないのが、観ていて楽しかったりもします。

同感です(^^)

> 私も、屠蘇クン、表情が柔らかくなったなぁ、と感じました。
> で、何か可愛いなぁ、と(笑)

やっぱり?
ですよね~。
私も、ちょっとした表情に、「おや、可愛い(^^♪」と(笑)
次回、晴雪に遊ばれてる感じですが、また可愛らしいところが見られます。

> 素性がばれるの、意外に早かったですね。

でしたね。

> 屠蘇にも正体が分かったわけで、これで、青玉司南佩を手に入れようとする必要はなくなった・・・のかな?

と思ったら、さにあらず。
それで又、騒ぎを引き起こすあたりが、蘭生と襄鈴なワケでして(^▽^;)

> 直後の、蘭生の「息が上がってるよ、休んでいかない?」という台詞に、思わずコケました。誰のせいやねーん!

あっはっは。ホント、誰のせいやねん、ですよね。
そういうあたりがいかにも蘭生で、それがまた憎めないあたりも(^m^)

>それでも、冷静な大師兄。大師兄がふざけるとこも見てみたい気がします。

そういわれればホント、大師兄ってば生真面目で(^▽^;)
お茶目な大師兄とか、ふざける大師兄、ホント、どこかに出てこないものですかね。

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