秋水長天

 遊子帰客 夢断故郷雲水之間    西風古道 回首一片秋水長天

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『天穹は遥か ―景月伝―』

八雲幇主ご推薦(笑)の鏢局漫画。
こちら→ ☆☆ で第一話が読めますので、内容をご確認の上、お気に入りましたらお買い上げのほどを(笑)
(私もここで第一話を読んで、1巻が出るのを待ってたんですよ)

で、作者さんは幇主の武侠関係のお知り合いで、あとがきを読むとご本人も金庸迷(っぽい)
鏢局の設定等では幇主もお手伝いしておられる(ほんの少しというのは謙遜でしょうな(笑)ということなので、武侠迷には安心して楽しめる作品です。
(老板娘と書いて「おかみさん」とルビが振ってあったのには、思わずニヤリ)

さて。

中原の地が数か国に分裂して争っていたころ――という設定なので、これはいつの時代というよりは、パラレル中国の架空歴史くらいに思って読んだ方がいいでしょうね。
その中の一国である舜では、隣国の唐から嫁いできた唐妃の私兵が専横を振るっておりました。

そんな中、伏虎鏢局の鏢師である暁天は、唐妃の私兵に追われる2人連れ――朱潤と、その師弟である景月――と関わりになり、2人を安全なところまで逃がすという仕事を自ら請け負います。
が、景月の隠された素性その他を知る朱潤は道半ば(どころか第一話の終わり)で仆れ、伏虎鏢局で働くこととなった景月は、鏢局の仕事、身を守る術、などを仕込まれながら、自分の素性を探して行く――ことになるんでしょうなぁ、この展開からゆくと。

1話目読んだあたりでは、この3人、この後どういうことになってゆくのかなぁと、全く見当がつかなかったんですが、考えたら、鏢局まんがなので、主人公が鏢局に入るのはお約束なんですよね。と、1巻読み終って、ものすご~く納得したんですが、同時に、それくらい推測しろよ、ワタシ、とも思った(笑)

で、1巻読んだところでは、それこそ『古剣奇譚』の1週目くらいの感じで、まだまだこれから、どっち方面へどう転がってゆくかは全く読めませ~ん、という感じなんですが、幇主がコメントで書いてくださっているように武侠モノのお約束はあちこちにちりばめられているのが嬉しいですし、キャラもなかなかね、健気な男装の美少女やら、陽気で軽そーに振舞ってるけど、かなりのバックボーンを背負ってそうな、義侠心のつよい兄ちゃんやら、いー加減なスケベ親父風でいて、実は相当に食えなさそうなオッさまやら、実は結構使い手らしい、色っぺーお姉さまやらと、先々楽しませてくれそうなメンバーが揃っていて、期待させてくれます。
(目下のお気に入りは暁天さんなんですが、この愛沙(アイシャ)お姐さんもタイプかなぁ(笑)

あと、朱潤師兄がなかなか知恵者だったんで、早々に退場というのが、ちょっと勿体なかったです(お約束の崖落ちだったら、復活の望みがあったのに(笑)

あとは、折角の鏢局漫画なので、どこかで鏢槍が登場してくれると嬉しいかな。


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Comment

 

レビューありがとうございます。私が言うのもなんですが(^^;

ドラマなどでは明代などにも鏢局が出てきたりしますが、実際の鏢局は清代から民国初期あたりにあったものです。
史実に合わせると、髪型は辮髪、服装も限られてきて、国境をまたぐような話も使えない…ということで、架空の舞台になったようです。
鏢局は大きくなるほど「官」とのしがらみが増えるので、それを嫌うため伏虎鏢局は弱小鏢局なのでしょう。(商売が下手とか鏢頭が昔なにかやらかした…とかではない…と思う、多分、きっと)

今後は鏢局の掟など実在のことも入れつつ、景月の鏢師修行になります。
  • posted by 八雲慶次郎 
  • URL 
  • 2015.08/27 21:50分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: 八雲幇主 へ 

> レビューありがとうございます。私が言うのもなんですが(^^;

いえ、いえ(友人知人の作品だったら、きっと私もお礼を言いますし(^^)
(私のレビューでは、作品の魅力を十分に伝えられておりませんが(^^ゞ

> ドラマなどでは明代などにも鏢局が出てきたりしますが、実際の鏢局は清代から民国初期あたりにあったものです。
> 史実に合わせると、髪型は辮髪、服装も限られてきて、国境をまたぐような話も使えない…ということで、架空の舞台になったようです。

史実、時代考証という”しばり”を外すと、作品世界の幅が広がりますものね。
(辮髪ばかりでは顔の書き分けがやりにくい、というのもアリでしょうか)

> 鏢局は大きくなるほど「官」とのしがらみが増えるので、それを嫌うため伏虎鏢局は弱小鏢局なのでしょう。(商売が下手とか鏢頭が昔なにかやらかした…とかではない…と思う、多分、きっと)

なるほど(笑)
どちらにしても(こらこらヾ(^▽^;)ネタには事欠かなそうな鏢局ですよね(^^♪

> 今後は鏢局の掟など実在のことも入れつつ、景月の鏢師修行になります。

サイトの方の予告では、早速トラブル通り越して大変な事件がとか?
先が楽しみです。

  • posted by rei★azumi 
  • URL 
  • 2015.08/29 07:44分 
  • [Edit]
  • [Res]

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rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

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