古剣奇譚 第47集~第48集

終わってしまいましたぁ。
と、気が抜けちゃってるところで、1週遅れでレビューを書くというのも、なかなかしんどいものがあるわけですが(笑)
というか、出来れば先に最終週のレビューをやっちゃいたい気分なんですが、
物事は一個ずつ終わらせてゆかないとね。

というわけで、ぽつりぽつりと参ります(^▽^;)

25.jpg

ずっと蘇蘇と一緒にいたい。2人で色んな街や村を見て回って人助けをするの。そうして2人とも髪が白くなったら桃花谷に住みましょう。そんな、愛する人とのささやかな幸福をも許されないのが天命というものなら、少恭ならずとも全力で抗ってみたくもなるものでしょう。
が、そんな天命を定めた何者かを恨むこともせず、百里屠蘇、愛する人たちと無辜の民を守るため、黙々と決戦に――自分の命の終焉に向かって歩き出そうとしております。

蓬莱へ
一方、玉横を使って海上に蓬莱を出現させた少恭は、必死で島を天災から守ろうとした巽芳の姿(残留思念なのか?)を目にして落涙。
家族を、供を、愛する人を、この手に取り戻す――気持ちはわかるけどね。巽芳さんをどれだけ愛したかも伝わってくるし、そうでなくても、幸せだったころを取り戻す方法と力があれば、誰だって何でもするだろうし。
でも、だからと言って、誰かを犠牲にしてまでやっていいことじゃない!💢

という頃、蘭生と襄鈴は同城に到着していましたが、千觴の行方はつかめず、船乗りの向天笑と延枚兄弟も不在。焦燥を感じる蘭生でしたが、襄鈴が刀鍛冶を頼れという屠蘇の言葉を思い出し、2人で姚親方に相談。例によって、少年少女はお家に帰りなさいと言われますが、少恭の起こす災厄から民を守らねばという蘭生の必死の意気込みが通じ、おかげで英雄帖で呼び出された千觴たちと合流することができます。
途端に延枚、
「君も妖魔? 綺麗だなぁ」
襄鈴に一目惚れしたようで、自分たちは盤古(ばんこ)のころから存在する由緒ある一族でとか、遠回しに襄鈴を口説きはじめて襄鈴を辟易させた上、蘭生の機嫌を損ねます。
なんか、緊張感ないんだよね、延枚(^▽^;)

しかし、まあ、全く脈はないんでしょうが、牛系で水妖の系統らしい延枚と、九尾狐の血を引く襄鈴で、婚姻は可能なんでしょうかね?

というのはさて置きまして、ここに千觴大哥と向天笑が加わりまして、わいのわいのとやっていたところへ、どーん! と地鳴り。
すわ! これは少恭が海上に蓬莱を出現させた予兆。すぐに災害が押し寄せるぞと、蘭生は早速姚親方の元へ。これを使えと渡された令牌で、向天笑に住民を高台に誘導させる一方、町を守るべく、千觴、襄鈴、延枚と共に法術を使って大波に挑みます。
(さすが、こういうシーンにはCG、最適。つか、それっぽくて綺麗だよなぁ)

同じ頃――というか、少しだけ時間をさかのぼるんでしょうが、晴雪と共に天墉城に戻った屠蘇は、欧陽少恭の正体と企みを掌門と紫胤に報告。決戦の覚悟を告げます。
善良そうに見えたのにと、少恭の正体を見抜けなかったことを残念がる掌門に、あれは千年の間地上をさまよって、人の世の醜悪な面を見尽くした者だから、正体を見抜けなくても仕方がないと慰める紫胤真人――って師尊、さりげに期間を数千年割り引いてませんか?(^▽^;)
後の方の掌門との会話でも、師尊が天墉城に来てからの期間が、いつの間にか2百年ほど増えとったし(^^;)

てなところに突っ込んでると、またズルズルと長くなるので、ほどほどにしておいて(^^ゞ

少恭を倒すために封印を解いてほしいと願い出た屠蘇に、そればかりは許すわけにはゆかない、万一邪気に飲み込まれたらどうすると、断固拒絶の姿勢を示す紫胤真人でしたが結局師尊、晴雪が紅玉姐と話している間に説得されたようで(^▽^;)
(しかし、どう言って説得したんだろうと不思議なんですが、あれですかね、晴雪が紅玉姐に言ってた、じわじわと邪気に浸食されて自分を失いよりは、使命を果たすことで燃え尽きたいという……)

師尊と掌門、紅玉姐の3人がかりで封印を解かれた屠蘇、邪気に呑まれそうになりますが、心を乱すなという言葉に続き

百里屠蘇!

強く名を呼ばれて我に返ります。
こういうあたり、やっぱ名前の呪力というのを強く感じますなぁ。

さて、そういたしまして――

父親を知らない自分には師尊こそが父。もう、天墉城へ戻ることはないと思うので、受けた御恩は来世で――と、屠蘇クンが影ながら別れを告げるシーンが実にいいんですが、
(また、回想シーンのちっこい屠蘇クンが可愛くて、その頭を撫でる子孫の表情が実によくて……)
師尊が姿を見せないのは、別れに感傷的になりたくないらなのよという紅玉姐に送り出され、屠蘇クンが天墉城を後にしようとした、その前に、出て行くなら自分を倒してからにしろと師尊が立ちふさがります。
――ということでの、まさかの師弟対決は、なかなか見応えがありました。
(が、焚寂剣って結構重そうだなと、改めて思った(笑)

その戦いの中で、屠蘇がしようとしたことは、かつて紫胤真人が焚寂剣から受けた邪気を吸い取ろうとすること。
それがせめてもの恩返しという屠蘇、お前は師を超えた、もう教えることは何もないという師尊のはなむけの言葉を受け、晴雪と共に天墉城を後にします。
24-1_201508262138052d3.jpg

屠蘇があれほどのものだったとは。天墉城に残れば、陵越とともに、天墉城の栄光をより高めてくれたろうにと、屠蘇の義侠心と才能を惜しむ掌門。
(やっとわかったのね。というか、手のひらを返したようなというのは、このことですかな)

屠蘇が敗れた時は、自分が東海に赴いて少恭と戦うと言った紫胤真人、3年後、掌門が陵越に座を譲った時は、自分も執剣長老から退き、後進に道を譲ると語ります。
途端、天墉城が揺らぎ、東海に起きた蓬莱の禍を伝えます。

その禍から死力を振り絞って同城を守ろうとする千觴たちでしたが、最も力の弱い蘭生が倒れ、町は大波にのまれようとすします。刹那、降り注いだ無数の剣が水を退け、陵越、芙蕖をはじめとする天墉城の弟子たちに変身。(ここは恰好良かった)
蘭生たちは救われますが、それでもいくばくか、津波の被害は出てしまっておりました。

皆でけが人の手当てをし、次の災害に備える中、必要な時にそばに居てやれなかったと蘭生に詫びた陵越、姉たちの仇討より民を助けること、彼らの安全を守ることを優先する蘭生の言葉を聞き、彼の成長を喜びます。
いや、ホント、一気に成長しましたからねぇ、蘭生。

そうして、津波の第二波に備えて海を見張っていた陵越と芙蕖は、故郷へも帰れずに零落しきった陵端と再会。
未だ反省の色もなく屠蘇を恨み続けていた陵端でしたが、すべての元凶は欧陽少恭と聞き、肇臨の仇も討てない自分の力不足を悟った瞬間、ようやく素直に陵越たちの言葉を受け入れます。
それにしても、陵端はよくよく肇臨のことを気に入っていたんだなと、そこのところ、ちょっとビックリ。肇臨の方は屠蘇クンに、二師兄には適当に頭を下げておけば、みたいなことを言ってましたもんねぇ。知ったら陵端、人間不信になりそうだな(笑)
でもって、武功を廃されたとはいえ、短期間でここまで落剝するって、やっぱ本人の不徳ですかねぇ。屠蘇クンなんて、なんだかんだ言っても、いつの間にか世話をしてくれる人が集まってきちゃいましたしね。
でもまあ、これで、ようやく陵端も真人間になれる……かな?

そうして、陵端が去るのと入れ替わるように、屠蘇と晴雪が同城へ到着。
皆が屠蘇と共に蓬莱へ行くと名乗り出ますが、少恭の動きに備え、沿岸の民を守るためにと、屠蘇は陵端と天墉城の弟子たちに同城に残ることを依頼、さらに負傷している襄鈴を残すことにします――って、襄鈴、いつ負傷した? つか、負傷したのは蘭生の方だったはずなんだけどな~。

というのはまあ、置いておいて  (/ロ゜)/箱

残されることになり、泣いて飛び出していった襄鈴を、待っていてくれる人がいるからこそ戦える。大事な“妹”には無事でいて欲しい。必ず帰ってくるからと、兄のように慰める屠蘇。さらに、陵越と芙蕖にも、必ず帰ってくるからと――屠蘇クン、ずいぶんと嘘が上手くなりましたが、それでもやっぱ、死を覚悟してる気配というのは、なんとなく感じるものなんだよねぇ。
しかも屠蘇クン、自分一人だけで少恭と対決するつもりでいるし。
24-2_20150826213807b0a.jpg
ということで、明るい面を見ようとしつつ、心配そうな2人

一方 蘭生は、亡き姉を安心させるためにも、蓬莱から生きて戻ったら孫月言と結婚すると襄鈴に告げます。
姉が背負ってくれていた諸々を、これからは自分が背負って行かねばという蘭生に、すっかり大人になってしまって、自分だけが子供のまま、蘭生に捨てられたようだと泣く襄鈴。
いつの間にか、蘭生が横にいて、僕を好きになってよとアピールするのが当たり前になってたものねぇ。
それを、大人になるのは辛いことだから、急いで大人になる必要はないと慰める蘭生。
少女が大人に変化するのは緩やかだが、少年は一瞬にして“男”になる、と、どなたかが書いておられた記憶ですが、それにしても蘭生が大人になるための通過儀礼は、あまりに過酷でしたなあ……。

でも、蘭生はやっぱり蘭生で、人間でいることは大変だから、来世は阿翔に生まれ変わる。だから、ずっと兄弟でいるんだから、兄上も屠蘇も鷹に生まれ変われ、てな勝手なことを言っております。

そうしてまた千觴大哥はと言いますと、こちらもまた一人で少恭と対決する気で、屠蘇たちを残して蓬莱へ渡ろうとしておりました。
(んで、天笑兄貴と酒を酌み交わしてるあたりが、いかにも千觴大哥なわけですね(笑)

そういえば千觴大哥、気が早くも屠蘇クンを妹夫と呼んでおりましたが(笑)
その妹夫と妹さんは肩を寄せ合って夜空を眺め――と言うシーンは決戦前夜にはお約束ですが、やっぱりグッとくるんですよね。

そうして、それぞれの想いを包み込んで夜が更けて朝が来て――

ひとり、蓬莱へ向かうべく向天笑の船に向かった屠蘇でしたが、そこには陵越・芙蕖をはじめとする天墉城の弟子たちが、彼を見送るために並んでおり、さらに、抜け駆けは許さないと、千觴と蘭生がやってきて、そうして陵越たちに別れを告げた3人、船に乗り込むのですが、そこにはすでに襄鈴と晴雪が乗り込んでおりました。
――だから、屠蘇クンも蘭生も、いい加減に女性陣の性格を把握すべき――というか、こういう女性たちが何かをやろうと決意したら、男性にはそれを阻止できないと、学ぶべきですな。

んで、中で屠蘇クンたちがお着替えをしてたのは、最後の対決シーンを先に撮っちゃってて、そのシーンに衣装を合わせたんじゃないか、なんて勘ぐるわけですが、まあ、それは置きまして(笑)
(屠蘇クンなんかは、船に乗り込んだときの衣装と髪型の方が似合ってたしね)

蓬莱とそれを取り囲む雷雲の海に到着した一同でしたが、嵐を想わせる激しい揺れに、それ以上近付くことができません。
綱を下すことも出来ず、向天笑と延枚を船に残し、一同は千觴の法術で蓬莱の地へ降りたちます。
が、それを待ち受けていた少恭は、早速何かの仕掛けを施し、一方、屠蘇たちが道を探しに行き、晴雪と2人だけになった千觴は少恭に薬を飲まされていることを告げます。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

rei★azumi

Author:rei★azumi
ヒト属ネコ科 コタツ猫亜種 読書ネコ
『神鵰侠侶』で金庸にハマった、金庸初心者。
とりあえず、金庸の小説全作品読破を目指すも、突如神鵰侠侶二次小説にハマる。
さて、この先、どうなりますことやら。

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
FC2カウンター
最近のトラックバック
月別アーカイブ
あし@

Pika_Mouse
powered by
3ET
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索